「モテキ」見ました

かなり評判が良かった映画「モテキ」をようやく見ました。

私は深夜ドラマの「モテキ」を見ていないので、ドラマとの連結とかはちょっとわかりません。
単純に初見での感想を書きます。

公開が終わりそうな映画だから ネタバレしてもいいよね?

でも、これから見るつもりの人は、逃げてくださいね。





さて、まず第一印象は
同世代のテレビマン 大根監督カッコイイなぁ・・・。ということでした。

いや、面白かったですよ。ホントに。
それに私の世代の人がやりたい事を実現している、「道楽が嵩じて映画になってしまいました」
という感じがとても良かったです。

ボクはテレビマンが作る映画って、こういう事なんだろうなぁ・・と思ってみてました。
テレビ演出をする際、ドラマであろうが、バラエティであろうが、ドキュメンタリーであろうが
子供番組であろうが、まず叩き込まれるのは
「画の間を埋めろ」ということです。

特に日本では テロップやSE などの情報量を 画面いっぱいに詰め込む事で
誰にでもわかるように盛り上げる事を求められます。
それが進化して、今ではそこに作家性が一番反映するともいえます。

逆に映画は 引きの美しい絵に詩的な表現を込めて、より大きな隠喩にするために
抑制した語り口を積み重ねて行くようなことが求められます。

映画「モテキ」は、映画としてはとても変化球な表現方法で、過剰表現ですが、
テレビマンが自分の作家性を出すには、変にアングルにこったりするのではなくて
こういう テロップ処理やナレーション、CGみたいなことだろうと思いました。

そして実際 彼の作家性は十分に そういう表現の中に現れていたと思います。

ですから テレビマンがテレビの手法で面白い映画を撮ったという意味で
とてもカッコイイなぁと思いました。


キャラ造形は、もともと漫画がベースですので
漫画っぽいです。特に長澤まさみは ものすごく魅力的で
僕もその可愛らしさにクラクラ来ましたが、
冷静に考えると、あんな子いませんよ!(笑)

あれこそ ここで語られる童貞サブカルの妄想です!

大根監督も「実際の女性はこっちなんだよ」という造形として 仲里依沙と麻生久美子を
出しています。
まあ、でも・・・長澤まさみに持っていかれますよねぇ。
だって可愛いもの。

あとperfumeが出てくるところは笑いました。
ウッディ・アレンの「世界中がアイラブユー」みたいだなぁと思いつつ
あの、超魅力的な 殺人兵器みたいな 長澤まさみの10秒後に出てきた
のっちもかしゆかもあーちゃんも、ちゃんとピカピカしていたのに感心しました。


おしゃれサブカルの話ですよ。これは。
私が好きなプロレス由来のサブカルは もっと泥臭いですが
でもとても楽しめましたよ。

在日ファンクがいきなり出てきたのも笑ったし
瀧さんが、いかにもの役で出てきたのも笑いました。


ももクロちゃんの事を出すときに
あの名演 tokyo idol festival 2010 のパフォーマンスを出してきたのは
唸りました。

ただ、できればアイドルから 
アイドリング!!!の「モテ期のうた」を出して欲しかったですねぇ。
どう考えても ぴったんこの曲だと思うんですけどねぇ・・・。


私はこの映画を池袋のレイトショーで見て
初めから最後まで ゲラゲラ笑いながらも

身の丈に合わない女性を好きになって、自分の小ささに悔しくなったり、
一旦別れてから、寂しくなって 駆け出して告白したりしたなぁ・・と甘酸っぱくなりましたが、
見終わったあと 結構な数のカップルが
「あれって、どういうことなんだろう?わからなかった」みたいな事を
話していたのも ちょっとショックを受けました。

リアルに充実している人生を送っている人は
もしかして 結構この描写がわからないことが多いのか?と思うと
かなりのショックでもありますね。
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by AWAchampion | 2011-11-12 00:01 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)