映画「きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲」を見ました

先日 「きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲」を見てきました。

まあさすがにこの映画は 私がネタバレして怒る方は
このブログを読んでらっしゃらないでしょ?ということで、そのまま行きます。

平日の11時の回にお台場で見たんですけど、
場内は3~6歳のキッズでいっぱい!
私自身 「きかんしゃトーマス」シリーズのdvdをいくつも作っていますから
いわばユーザーさんと一緒に見るような形でした。

ストーリーは
トーマスの舞台 ソドー島でのお話。
ソドー島では客車を引いたり 大切な荷物を運ぶのはいつも蒸気機関車で、
ディーゼル機関車は石を運んだり石灰を運んだりと つらい仕事ばかり
させられています。

蒸気機関車はディーゼル機関車のことを「油っぽくって臭い」
ディーゼル機関車は蒸気機関車のことを「ススだらけで汚い」
と思っていて 対立構造があります。

蒸気機関車たちは、ぴかぴかの「ソドー整備工場」が作られましたが
ディーゼル機関車たちの「ディーゼル整備工場」はおんぼろです。

そんな時、島に新しい消防列車がやってきました。
トーマスが 消防列車を島の隅から隅まで案内する役を与えられ、
四六時中一緒にいます。
でも親友パーシーは トーマスが自分じゃなくて 新しい消防列車ばかりを
相手にするので「自分はもう特別な友達じゃないんだ」と拗ねてしまいます。

そこへ ディーゼル機関車たちが パーシーに近づき、
「ディーゼルはパーシーの友達だよ」といいます。

しかしそれは ディーゼル機関車の親玉 大きなピンチーの ディーゼル10の
罠だったのです・・・・・。


というお話でした。

75分の中編だったのですが、子供たちは 後半30分 もう立ち尽くして
パーシーがどうなるのか、はらはらドキドキとした顔で見ていました。
いやぁ・・・かわいい。そういう子供を見ているのが幸せですねぇ。

私は 「きかんしゃトーマスDVDシリーズ」を作るのに 少なくとも
トーマスの声が比嘉久美子さんになってからのシリーズは全部見てますけど
そこで トーマスに貫かれている 重要な思想があります。

それは 「個を捨てても、島の役に立ちたい」という 滅私奉公の心なのです。

「All for one, One for all」という言葉を生み出した イギリスならではのストーリーですよね?
機関車たちがいろいろ やりたいことがあったりエゴがあっても
最後は 「トップハム・ハット卿にとって 役に立ちたい」という動機が一番なのですから。

これはトーマスの対象年齢が 大体3~6歳ですけれど
その世代に教えるにはかなり早いテーマといえます。
普通はこの時期には 「自分の頭で考える(Independent thinking)」を教えることが
多いです。
しかしその段階の子供に 社会の中での自分を教えるということは いかにイギリスが
日本と同じ 「世間」で動いている国か?ということを 教えてくれます

その意味でとてもトーマスは興味深い子供番組といえます。

皆さんが思っているよりも ずっとずっと説話的で、大人が見るといろいろ気が付き
それはそれで面白い作品だと思いますよ。
ぜひご覧ください。
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by AWAchampion | 2012-06-02 08:17 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)