「クレイジーホース・イン・パリ」を見ました

今日、渋谷の東急文化村「ル・シネマ」で
ドキュメンタリー映画 「クレイジーホース・イン・パリ」を見ました。
これは、1951年開業の フランスのレビューシアター
(ヌードがある方のレビューです)「クレイジーホース」の
バックステージをベテランドキュメンタリスト フレデリック・ワイズマン監督が
描いた作品です。

レビューといえば、日本を代表するレビュー作家の息子としては
これは見なくては・・・と見に行きました。

イメージとしては 極彩色に彩られたステージで 華やかに踊る
鍛え上げられたダンサーたちのパフォーマンスを堪能できると
思っていたのですが、
映画は想像以上にバックステージ寄りでした。

「クレイジーホース」の演出家さんが 女性の美しいボディラインを表現する
照明やセット、衣装など考え出すのに苦悩し、
「創作は一日ではできないんだよ!」と愚痴をこぼすのですが、
映画の中では その舞台シーンで お尻・足・顔といった踊り子さんの
パーツの撮影がことのほか多く、せっかく演出家さんがひねり出した
アイデアがよくわからない 編集となっていました。

う~ん?

私は基本ドキュメンタリストではないので、畑違いではありますが
受け取る側としては、バックステージ物は、
オンステージが美しく撮れていていればいるほど、その舞台裏の
描写が生きてくると思うんです。

しかしオンステージを、演出家の意図とは違い、女体そのものに
ガッツリフォーカスしてしまうというのは、ちょっと違う気がしました。

極彩色の映画化と思っていたのですが、思いのほか肌色の
映画でした。

しかし女体にフォーカスするなら、日本のテレビの感覚だと
バックステージで描くのは ダンサーたちの節制や、
世界で最も美しいボディラインを保つための努力というところを
描くことになるでしょう。

そうでなくてクリエイター側の葛藤を描くなら
やはり 舞台は引きで撮影しないといけないんじゃないの?と
思いました。
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by AWAchampion | 2012-07-16 17:14 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)