2013年 01月 12日
宝塚好きの方が作っている劇団
「実は弊社のOLさんが、宝塚風の劇団に入っているのだが、
その公演があるから、倫太郎くん一緒に見に行かないか?」と
お誘いを受けました。
そこで池袋のとあるホールに見に行きました。
劇団の名前は 劇団クラーナ・ジュネスさん
ポスターを見ると お芝居とレビューの二本立てで
しかもレビューのところに バ~ンと
「ロマンチック・レビュー」と書いてあるではありませんか!
え?ロマンチック・レビューっすか?
ちなみにロマンチック・レビューとは 宝塚歌劇団で
私の父 岡田敬二が提唱する レビューの路線のことであります。
長男の私が知らないロマンチック・レビューがあったとは?
ぬぬぬ・・・?
しかもレビューのタイトルが「アムール・ローズ」ですよ。
おやおや?「Amour それは」と「Rose Garden」という作品が
父にありますよ・・。
もしかして岡田敬二ファンなのでは?
というわけで見てみました。
いやぁ・・びっくりですよ
ちゃんとお芝居を80分 レビューを45分と
本家 宝塚歌劇の本公演の90%ぐらいの分量の公演をやるんですよ。
しかも衣装とかもちゃんと 男性が宝塚風のドレス燕尾服みたいなものを
着ていたり、女性も いかにも宝塚の娘役が着そうなドレスを着ていたり・・。
さらにお芝居で言うと、ちょっとした 宝塚風の変なギャグとかあるじゃないですか?
ああいうのも完コピ。
セットこそありませんでしたが、なんかバウホールの公演を見ているような
気分になりました。
もちろん演者の技量は、そりゃタカラジェンヌと比べるのは野暮ですが
「出来るところは 確実に宝塚クオリティに近づけよう」という意図は
強く感じましたし、思っているよりもずっと良く出来ていました。
レビューの方も
まあ、そりゃ言えば色々ありますが、構成としては
「ああなるほど、このへんでいつも黒燕尾の羽山先生風の踊りがあるよねぇ・・。」みたいな
事も完コピ。
子供の娘役さんが「私は初恋の魔法使い~♪」なんて歌って、
膝から曲げて両足ジャンプしながら踊るところなんか 爆笑しました。
ありますよねえ・・・中盤あたりにそういうネタって。
宝塚ファンであればあるほど、なんか楽しめる感じでした。
出てらっしゃる方も 微妙に団長さんが汝鳥伶さんに似てたりとか、
なんかそう言う感じで とても面白かったです。
それから タイトルの割には 特別ロマンチック・レビューっぽくはなく
むしろ阿古先生とかを思い出しながら見ていました。
by AWAchampion
| 2013-01-12 15:46
| 映画・演劇など
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