「アナと雪の女王」を見ました

今非常に話題になっている 「アナと雪の女王」を見てきました。
ネタバレしますよ!さぁにげてぇぇ!





いいですか?
いいですね?

はい、「アナと雪の女王」の吹き替え3D版を見ました。
まず良いところから言うと、ビジュアルイメージの素晴らしさには
圧倒されました。
技術的にもすでに3Dアニメーションは、全く実写と遜色ないところまで
来ていますね。
水の表現の凄さには圧倒されました。変な話実写でプールを使って撮るよりも
本物らしい表現になっていて、仰天しました。

アートワークスのいちいち素晴らしく、気の利いた感じがしました。
この辺はさすがディズニーです。
更に吹き替え版の神田沙耶香さんが素晴らしい。彼女は元々
良いミュージカル女優ですが、彼女の起用は大成功でしょう。

ただ・・・・

正直脚本はどうでしょう?色々省略しすぎなんじゃないかと思いました。
多分ですが原作は
『王位を守るために人を信じず、父のいう事だけを信じて心を閉ざす姉』と
『人が大好きで、コミュニケーションが上手い妹』がいて、
心を閉ざした姉が、雪の力で自分の城を作って籠ってしまったがゆえに、
人心は荒廃し、文字通り雪が全てを包み込んでしまった。
その閉ざされた心を開放するのは、妹の愛、人のぬくもりだけだ・・・って
話なんじゃないか?と思います。

だからこそ、姉は雪山に自分の城を作るところで
初めて「ありのままの自分でいて、自由でいられるの」と歌い上げるわけです。
だったら、アナが来た時のエルサの対応とかはもっと
「あたし、ようやく自分が自分らしく生きられるの。あんな人の目を気にするお城なんてまっぴら!
あたし人間嫌い!雪は裏切らないわ!」的な事を言っちゃたりするような気がします。

そしたらその心を溶かすのは、アナ、クリストフと、トロールたちだったりするんじゃないか?と
思いました。特にトロールは、エルサが心を閉ざす時に立ち会っているわけで
良く知ってるわけですよ。トロールの長老だって覚えているでしょう?

今の感じだとアナにクライシスがかけられますが、それはちょっと意味不明な感じがしました
本来変えなければならないのはエルサの心です
原作がどうなっているのか分かりませんが 本来は 一人きりで過ごしているエルサの
心が凍ってしまう・・・・ってな話なのでは?と思いましたが?

ビジュアルイメージとしてはなんとなくつながっていますが
台本としては色々雑な感じがしました。
雰囲気としては、もしこの映画を基にミュージカルが作られるとして、その場合すでに
ストーリーの詳細を全世界が知ってるから、かなり省略した・・・的な脚本です。
もう少しこまやかに描かないと、超一流の映画とは言えないと思います。

色々ミュージカルの構造としては、悪くないですが感情が繋がっていないのは
やはり気になります。
伊集院光さんが「毒にも薬にもならない映画」と言ったそうですが、そこまで酷いとは
思いませんが、やはり脚本に穴が結構いっぱい空いてるだけに、子供の方が混乱するのでは?
と言う気がしました。
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by AWAchampion | 2014-05-02 00:51 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)