2016年 05月 16日
千鳥饅頭の思い出
東京・巣鴨にある老舗和菓子屋 千鳥屋総本家が作っている
こういうお饅頭です
白あんが入っています
この千鳥屋総本家は私の母 泰子の実家のすぐ近くにありました
そこで、母方の祖母が折りに触れて我が家に送ってきていたのです。
ですから、この千鳥饅頭は私の幼少期 常に我が家にあったのです。
これにはわけがありました
私の父が私の母の実家に「娘さんを下さい」というお願いに行ったとき
祖母は父に、「我が家のすぐ近くにあるお饅頭屋さんのお饅頭ですよ」と
このお饅頭を出したそうです
すると父は一個食べるなり「なんて美味しいんでしょう!さすが巣鴨!さすがこちらのお宅は
良いものをご存じ!」と喜んで褒めちぎったそうです
それ以来祖母は「敬二さんが好きだから」と何かにつけて我が家にこの千鳥饅頭を
送ってきたというわけなのです。
でも・・・私が覚えている限り自宅でこのお饅頭を父が食べている姿は記憶にありません。
まあその理由は、父が結婚した年齢よりも20年近く年長になった私にはよくわかります。
父は私と似てお調子者ですからね。
得てして「よいしょ!」と太鼓をたたき過ぎる時があります
私も今日 地方でご老人相手のロケをしていて、ビックリするほど太鼓をたたいていましたからねぇ・・。
父と子は似てくるものです。
なぜそんなことを思い出したのか?
実はこの千鳥屋総本家が不渡りを出したそうで
今日のヤフーニュースに載っていました
大人になってから確かに私も食べていないなぁ・・・。
こんなことならもう一回ぐらい食べておけばよかったなぁと思っている所です。
by AWAchampion
| 2016-05-16 23:36
| 懐かしいもの
|
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