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先日早速話題の映画「アウトレイジ最終章」見てきましたよ!
若干ネタバレするので 見てない方は逃げて逃げて!



さあ、良いでしょうか?
アウトレイジは北野武監督が初めて手がけたシリーズ物の映画で
今回は3作目

第一作は2010年 関東の一大暴力団 山王会の中の権力闘争を描いた
作品で、そのバイオレンス描写が話題と成り、
第二作の2012年「アウトレイジ・ビヨンド」は山王会の権力闘争が
関西の花菱会を巻き込み、謀略が謀略を生むリチャード三世みたいな話になりました

そして第三作は前作から5年の時を経て 花菱会と、韓国フィクサー張との闘いという
事になりました

このアウトレイジシリーズは シリーズと言いながら明確な色分けがあります
第一作目はバイオレンス描写のアップデート 現代日本の最新の暴力表現を追求した作品で
かなりスプラッタな表現も含まれています
第二作目は「言葉の暴力表現」に力点を置き、その中で1作目より遙かに練られた脚本で
じりじりと人間関係に潜む暴力を描き出しました

そして第三作
これは 冒頭の画を見た瞬間に「あ!」と誰もが気がつく仕掛けがあります。
そう、北野映画の最高傑作1994年の「SONATINE」そっくりなのです。

「ソナチネ」は、抗争に疲れたヤクザが沖縄で部下達とまったりとした時間を過ごしながら
死に時を求めていくという、乾いた暴力表現と厭世表現が素晴らしい90年代の傑作です。

つまりこの作品はビートたけし演ずる大友の最後の死に場所探しの映画なのです。
もちろんストーリーとしては 花菱会と張グループとの抗争が描かれるのですが
ビヨンドよりもまったりと、そして緩やかに描かれます。
全ては大友の暴力によって解決するという構図が 明らかに他の2作とは違います
ビヨンドは 結構途中まで大友は目立ちませんでしたからね・・・。

最終章というだけあって、老いたギャングスターが人生の最後の時を探す・・・と言う面で
ゴッドファーザーpart3にも似た風合いがあると思いました

この作品も非常に良い作品だと思いましたが
残念ながら 主要な出演者が皆70歳を超えてしまい すこし肉体表現の激しさに欠けるところは
否めません。
その意味で アウトレイジシリーズはやはり ビヨンドが最高傑作だったんじゃないか?と
思いました。





by AWAchampion | 2017-10-12 05:15 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

実は今、とある番組のロケでニューヨークにいます

来るときJAL便を利用したのですが
その飛行機の中で、映画を見ようと色々探っていたら
ワールド映画のコーナーで「Winter in Tokyo」という文字が
どうやら インドネシア映画で 英語字幕が付いているようです

そこで興味をそそられて見てみました

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見始めて いきなり「Winter in TOKYO」のタイトルが乗っている駅の表示が「長岡」と書いてあり
不安な出だし・・・

見てみるとこれが中々の珍品でした

出演者は基本 インドネシアの役者さんなんですが
名前が KEIKOとかKAZUTO みたいな日本風
しかも まず会話の最初は 片言の日本語で「メッチャ寒いねぇ~ 元気~ 」みたいな
感じで始まり その後はずっとインドネシア語
つまり 会話の最初と最後の2ワードぐらいだけ日本語で後は 急に流暢なインドネシア語に
なるのです

で、設定もどうやら日本人設定

内容も、矛盾だらけの 一時期はやった携帯小説みたいなものが延々続きます
(私よりも徹底的に詳しく書いてらっしゃるサイトがあるので
 ご紹介します)
いやぁ・・・とにかく珍しい物を見ました

しかし女の子は可愛いですから
是非JALの国際線をお使いの皆さんは見てみて下さい
日本未公開だそうですが、これは是非日本でDVD化して欲しいです!(笑)
まさにつっこみどころ満載!






by AWAchampion | 2017-09-30 11:33 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

ダンケルク見ました

さて 非常に話題になっている映画「ダンケルク」見てきました
ネタバレしますので まだ見てない人は逃げて下さいね!






さあ、いいですか?
クリストファー・ノーラン監督の最新作は
第二次大戦の緒戦で ドイツ軍がフランスに侵攻
イギリス軍とフランス軍が海沿いのダンケルクに追い詰められて
そこから脱出させる・・・という作戦の映画化でした

映画はいきなり 若い二等兵の元に空からビラが配られたビラが舞ってる
所から始まります。
そのビラには英語で「君たちは包囲されている。投降しなさい」と書かれていて
それだけが状況説明
その他は とにかくダンケルク海岸から逃げ出そうとする兵隊達の描写が
非常にリアルに描かれます
海岸から脱走しようとする兵士達。その中でイギリス軍の二等兵と
物を言わぬ兵士(フランス軍)との友情
対岸のイギリスから 民間の小舟が兵士を救出しようとダンケルクに向かう途中で
難破した船から救った兵士が船の中で錯乱するようす。
ドーバー海峡上空で 英国空軍スピットファイアとドイツ空軍メッサシュミットの闘いと
英国空軍パイロットの孤独。
などが 結構時系列をガンガン無視して 昼夜関係無く奔放にカットバックされる構成で
正直初めはとまどいます

もちろん全て もの凄く簡単なストーリーなので 混乱するほどではありませんが
感情移入という面では中々しにくい映画かも知れません

この映画はそういう「1兵士への感情移入」とか「敵にも事情と大義名分があったのだ」みたいな
従来の戦争映画では無く
ただただ、ひたすら戦場体験型の恐怖映像が続きます
その意味では 結構ゾンビ映画とかに近いかも知れないです

音響や映像、ディティールの素晴らしさなど
映画のクオリティはもの凄く高いですが、皆さんの思っている戦争映画の感情はわき上がりません
むしろ ノリとしては竜巻映画とかに近いかと思いました

ここでふと、同じフランスの海岸で繰り広げられる「史上最大の作戦」を思い出しました
あの映画は遙かにエンタメを意識して作られていますが
とにかく戦後20年ぐらいしか経っておらず、役者もスタッフもみんな戦争体験者であるという
異常なディティールのリアルさがあり、正直ダンケルクよりもリアルに見えました

不思議な物ですね。テクノロジーだけが映画を前に動かすわけじゃ無いんですよね




by AWAchampion | 2017-09-30 10:59 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

話題になっていた映画「ベイビー・ドライバー」をようやく見ましたよ!
終わる前に見られて良かった!

さあ盛大にネタバレしますよ!
見ようと思ってる人はさっさと逃げてぇ!




良いでしょうか?
この映画は イギリス出身の監督エドガー・ライトが満を持して
アメリカで撮った映画だそうです。

抜群のテクニックを持つ若き天才ドライバー ベイビーが主人公。
彼は子供の時に交通事故で両親を亡くし、自身もその影響で耳鳴りが止まらないので
常にiPODで音楽を聴いています。
音楽に没頭していると、ドライビングテクニックにもいっそう磨きがかかり、
アトランタを荒らし回る犯罪組織の一味として何度も伝説を築いてきた若きカリスマ犯罪者。

しかし彼はある日、素敵なウエイトレスに恋をしてしまい
彼女を守るために、望まないミッションに身を投じるのだが・・・・

というお話です。

まあ話はある程度どうだって良いですよ!
カーアクションをミュージカルみたいに撮ってる イカレタ野郎ですよ!
特に登場シークエンスの、真っ赤なスバルインプレッサを
ブンブンぶん回しながらアトランタを荒らし回る様子はかっこいい!
素晴らしいですよ。
また、スバルってぇのが、分かってるねぇ・・・感が高いです。
スバルはなんてったってラリーの王様ですから。
それにかの中島飛行機の正統後継会社ですからね。真っ赤なインプレッサは現代のゼロ戦ですよ!
くぅ~泣かせる!

さらに、その後彼の生活を一発で描く長い町中の移動シーンがあるんですけど
それがまたかっこいい
センスありまくり!
さらにウエートレスと初めてコインランドリーでデートする所も 
ドラム式乾燥機をレコードのターンテーブルに見立てた演出で クソかっこいい!

いやエラい!
エラいぜ!
これだけやりたいことをやり遂げるボンクラ映画監督は久々ですよ!

ぶっちゃけ、前半1時間 スゲぇ傑作!
後半1時間 人物造形だとかストーリーが甘いから 失速!

でも良いんです!
好きな事を好きなだけやる。それが一番です!

しかも主人公は191センチのバレーダンサー
ヒロインはなんと ケネス・ブラナーのところ、つまり
RSC(ロイヤルシェークスピアカンパニー)の秘蔵っ子

なかなかアメリカ人には選べないキャスティングも また良し!
おすすめですよ!


by AWAchampion | 2017-09-11 01:09 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

先週の土曜日 ちょうど 新宿武蔵野館で
前評判が高く、今年のカンヌや アカデミー外国語賞でも話題となった
ドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」の封切り日だったので
見てきました

まだ公開から日が浅いですが ネタバレしますよ
見るつもりのかたは逃げて下さいね

ちなみに予告編


さて 内容ですが 公式HPによると
悪ふざけが大好きな父・ヴィンフリートとコンサルタント会社で働く娘・イネス。
性格も正反対なふたりの関係はあまり上手くいっていない。
たまに会っても、イネスは仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。
そんな娘を心配したヴィンフリートは、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くルーマニアの首都ブカレストへ。
父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも何とか数日間を一緒に過ごし、
父はドイツに帰って行った。ホッとしたのも束の間、彼女のもとに、
<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れる。
職場、レストラン、パーティー会場──神出鬼没のトニ・エルドマンの行動に
イネスのイライラもつのる。しかし、ふたりが衝突すればするほど、ふたりの仲は縮まっていく…。

という作品なのですが、
一言言わせてもらいます

長い!

長すぎるよ!


いや オフビートな作品で 何も無い間を作って テンポの悪さを
関係性の悪さや、居心地の悪さにして、それが後半 ドンドン縮まっていくという
演出手法なのはわかります

でもね、このネタで 2時間40分超えはキツいぜ!
2時間で良いでしょ?
いや、ウッディ・アレンなら100分で作るね

絶賛の声が結構多いのですが 私は この居心地の悪さを作り出す編集に
まんまと乗ってしまったのか?とにかく見ていて不快なテンポが耐えられませんでした

それは色々あって
後半 汚い親父が トニ・エルドマンに変装して ビジネスマンの娘の行く先々に
現われるのが コントとしては面白いのですがリアリティに欠けるという
そもそもの点で乗れなかったり
なんか、何カ所か出てくる セックスジョークが メチャクチャ下品というか
生々しくて (なんと女性監督だそうです)
ちょっと生理的に無理だったりしました

それから 最も大きな違和感は
父が心配している 娘の その心配の内容が
「忙しすぎてストレスを感じている 現状」なのか?
「第三世界の人の犠牲の元に成り立っている 彼女の仕事」なのか?
ちょっとブレているという点です

野心的な作品であるとは思いましたが
脚本が 良いとは思えませんでしたし
私は正直 ★を付けるなら 5点満点中2つですかね?


by AWAchampion | 2017-06-29 04:57 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

先週の土曜日に映画を見てきました

「何にしようかな?」と思っていたら
新宿で 朝10時から なんとフランソワ・トリュフォーの「突然。炎のごとく」やってるじゃ
ないですか?

ということで行ってきました

イヤ久しぶり
多分20年ぶりぐらいに見ました
そうそう「ジュール・エ・ジム」っていう原題でしたね

内容は フランス人のジムと、オーストリア人のジュールが親友になり
何処に行くにも一緒という生活をしていたら
ある日そこに自由奔放な女 カトリーヌが現われ
二人の男に愛されながら 振り子のように行ったりきたりする という
映画です

それをラウル・クタールが いかにもヌーヴェルバーグっぽい
自由奔放にぶん回すカメラワークをして
それを トリュフォーがさらに ズームも何も関係無く 自由にぶった切り
編集する・・・
とにかく ストーリーも映像も 自由奔放な作品でした

最近の映画は 良い意味で映画言語をがちがちに守る作品が多く
ここまで 自由でメチャクチャな作品はあまり見られません
でも やっぱり映像の作り手としては こう言う作品に
刺激を受けることも多いのです

久々に ヌーヴェルヴァーグにどっぷりつかった
2時間でした

by AWAchampion | 2017-06-29 04:43 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

いやはや 初めて行ってしまいました
笑いの殿堂 大阪・ナンバ千日前にある
ナンバグランド花月
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私、関西出身で 千日前も何度かロケに行っているのですが
花月劇場に入ったことがありませんでした
で、行って見ましたよ

入り口を入るとすぐに おおおお!
茂造さんですよ!
今 一番人気の座長さん
辻本茂雄さんの メインキャラクターです
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そして今関西で 人気爆発中の アキさん
「いいよぉ~」でお馴染みですね
次期座長の呼び声も高いです
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で、行って見ました

もちろん 吉本新喜劇がお目当てで この日は特にダントツ一番人気の辻本座長回ですよ
テンション上がりますね!

吉本新喜劇には 現在5人の座長さんがいて(つい先日6人目として 酒井藍さんが就任することが
発表されましたね)
座長システムというのは いわゆるトップスターでありつつ演出にも関わるという
どちらかというと 旅芸人や大衆演劇の劇団にあるスタイルのようです

で、それぞれ特徴があり 古い順で言うと
内場座長:一番オーソドックスな吉本新喜劇 
辻本座長:舞台上の大仕掛けと、アドリブ無茶ぶりのアナーキーな新喜劇
      →のように見えるが実は台本がしっかりある
     ストーリーは違っても ほぼ毎回展開は一緒だが、爆発的な人気がある
     茂造・アキ・森田展義・島田珠代など 強烈キャラ祭りの要素が強い
小籔座長:新喜劇の変革者 キャラと言うよりも凝った台本を作里笑いを起こすタイプ
     しかし最近は多忙により 過去の傑作キャラクター ブラジル3兄弟・オタクなどを
     多用する
川畑座長:つっこみ型の座長。小籔座長と共に 台本の完成度によって笑いを起こそうというタイプで
     積極的に若手座員を登用してる
     プログラムピクチャーで変わった台本を作ると 当たり外れが出てくるが
     その振り幅が最も大きい
すっちー座長:すちこという強烈キャラクターと乳首ドリルという 定番ギャグを生み出した
       辻本座長に次ぐキャラ派の人気座長

で、私は「とりあえず 今一番ホットな座長を見なきゃ」と言うことで
辻本回を選択しました
この日の演目は 「3年B組 茂造先生」(6月17日に放送になりました)
いやはや堪能しました
一番の収穫は 辻本回の3番手格 森田展義さんが 毎回振られて「滑る」ことがお約束のアドリブが
本当にアドリブで、そしてテレビ収録以外の日は 本当にめちゃめちゃ滑ってるという事を
確認できたことですね
アドリブと良いながら、振られる展開は毎回おなじなので アドリブ風の台本を書いているのか?
と疑っていたのですが 本当にツルッツルに滑っていたので あれはご本人が考えているのでしょう

とても堪能した一日でした

そして表に出ると・・・
そう 千日前の不思議建物の一つ
味園が!
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味園って何って?
それはこれだ!!!

私が学生だった1980年代には バンバン流れていたこのCM
まさに謎!
それがそのままあるという奇跡!
どうやら グランドキャバレーもあったそうですが
去年無くなったそうで惜しかったです・・・

こうして怪しい千日前の夜は更けていくのでありました





by AWAchampion | 2017-06-21 01:00 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

最近見た映画シリーズも7本目ですが これは『トレインスポッティング2』です
私はフリーランスですからいろんな制作会社さんで仕事をするのですが
『スゴ~イデスネ視察団』に関しては ご縁があってノンプロダクションさんで仕事をすることが多いです
そこで チーフディレクターの杉浦さんが ある日「倫太郞さん、俺、トレインスポッティング2楽しみすぎて
今日トレインスポッティングをTSUTAYAで借りて来ちゃいました」と話しかけてきたことがあり
これは見ないとなあ・・・ ということで見てきました



前作トレインスポッティングは1996年制作 日本には1997年に入ってきています
私は封切り当時 ギリギリ イギリス留学中でロンドンで見ています
当時私は スコットランドで16mm映画「Champion's Choice」の撮影準備中だったこともあり
エジンバラやらグラスゴーに足繁く通っていたので
とてもリアルに見たのを覚えています

私はイワン・マクレガーと同い年ということもあり
見ていて『20年をどう過ごして、40代半ばになって どう言う心境に陥ったか』
を凄く共感してしまいました

人は誰しも「こんなはずじゃなかった」感とか
「まだまだ終わってないぜ!でかい仕事しようぜ」感ってあると思うんです
なんか ジムに行くけど身体が動かない様子とか 色々身につまされました

内容は俊英 ダニー・ボイル監督の美意識が全面に出た
スタイリッシュかつダウナーなビジュアルの中に
クズな登場人物のクズっぷりが楽しい映画だと思うのです

でもその中に 人生のしわを感じましたよ


ただ一つだけ

前回のトレインスポッティングで 当時は気にならなかったんですけど
奪った金が8000ポンドで それを4人で山分けしなかったと みんなが怒ってるのですが
最大レートでも 8000ポンドって 190万円ほどです
これ 4人で分けたら50万円いかないんですよね?これで人生変わらないっすよ
また、今回は 10万ポンドのヤマですが、これも2400万円
う~ん、まあ東欧なら人生が変わる額ですが、それほどデカい金じゃないのに
殺し合いするところが またリアルというか何というか・・・。

by AWAchampion | 2017-06-17 02:38 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

最近見た映画シリーズ その6は 実写版『美女と野獣』です

ディズニーが制作したアニメ版『美女と野獣』の忠実な実写版ですね

これに関しては う~~ん?
正直 あまり良い映画とは思えませんでした

アニメ版は本当に現代ディズニーアニメでも1番の素晴しい作品だと思います
ミュージカルとして本当に良く出来ていて、
それでいてジャン・コクトーが作った実写版「美女と野獣」のテイストも少し
生かしつつ
美しくて楽しい 新たなクラシック作品だと思ったのを覚えています

そしてその舞台化版 ミュージカル『美女と野獣』は私は劇団四季版で
見ています
これも良く出来ていると思いました
特に アニメ版でも今回の実写版でもクライマックスの一つとして描かれている
夕食のシーンは 舞台で見るとびっくりしますよ!

で、今回ですが
確かにストーリーやら人物造形など アニメに忠実に作ってはいるのですが
なんか 時代設定をロココ期のフランスの田舎の ビザールで下品な雰囲気に
しているのが 全体のトーンを崩していると思いました
レ・ミゼラブルでいう テナルディエの酒場がずっと続くみたいな感じなんです
もっと おとぎ話の王子様とお姫様で良くないですか?

さらに言うと、多分ポリティカリーコレクトネスを重視しすぎているんでしょう
歌姫が黒人だったり、宮中の出演者もいろんな人種がいて
さらにゲイカルチャーにも配慮しているので
なんだか ものすごくカリフォルニア感が強い作品でした

なんでああいうビジュアルイメージにしちゃったんでしょう?
もともとの ジャン・コクトー版は極めて耽美的な映画です
アニメ版だって 美しい作品ですよ
それなのにねぇ

宝塚歌劇団の「うたかたの恋」みたいな
笑っちゃうぐらいの耽美的な作品にすれば良かったのに
「ラ・カージュ・オ・ホール」みたいになってました
う~~ん? これは失敗だと思いますよ



by AWAchampion | 2017-06-17 02:15 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

最近見た映画シリーズ まだまだ続きます
『暇なの?』 いえ違います
勉強しているんです


で、3Dアニメーションの『SING』見ました
吹き替え版だったのですが 子供達がマイウェーとかを聞いて喜んでいる姿に
じんと来ましたよ

「ズートピア」ほど 大人向けの寓話というわけではなく
正面から アメリカの昔からある エンターテインメントを
リスペクトも込めて真正面から子供に分かるようにしたという
作品で
音楽のチョイスがとてもご機嫌でしたよ

ただし、本編終わりで 特別映像として
山寺宏一さんとかスキマスイッチの人が 劇中の歌を歌ったコンサートが
流れましたが、あれ・・・いる?
一緒に歌おう的な煽りがしてありましたが
今まで ネズミとして聴いていた歌を いきなり山寺さんが歌うと
パーティ終わった感というか、映画の余韻ぶっつぶし感があって
私はあまり心地よくなかったです


by AWAchampion | 2017-06-17 02:00 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)