カテゴリ:映画・演劇など( 122 )

佐村河内守氏の、ゴーストライター問題を取り上げた
森達也監督のドキュメンタリー映画「FAKE」を見てきました
公開3日目で、まだ公開していない地方もあり、ネタバレ厳禁の映画なので
極力ネタバレしないように書きますが、それでもある程度の情報は
このブログを読むと漏れてしまいます
ご覧になる可能性のある方は是非立ち去ってください。

一応一枚写真を挟んでおきます
a0054076_23475481.jpg
いいですか?
ネタばれちゃいますよ?






はい、
全体的な感想ですが、私はてっきりこの映画は、「FAKE」というぐらいなので
ペテン師と言われた佐村河内氏の疑惑の数々は、実はよくよく話を聞くと
それぞれ理由があったんだ。メディアスクラムって怖いね・・・。という
話なんだと思ってワクワクしてみてました。

が、実はそうではなく、この映画は失意のどん底にある守氏と、それをささえる妻・香さんの
愛の物語でしたね。

森監督はとにかく佐村河内さんに対して「日本の誰が疑惑の目で見ても、俺は公正な目で見る」
と宣言し「信じる」という言葉をキーワードでもってきていますが
それ自体が実は相当、取材対象者と伴走した姿勢なんだな。と思いました

ドキュメンタリーとしてはむしろ沢木耕太郎「一瞬の夏」のように
完全に取材対象者と一体になって、取材対象者に新しい一歩を踏み出させるスタイルの
映画でした。

ただ、そういう映画で、正直観ていて、私の思い込みと違う映画だなぁという
座りの悪さを感じていた中で、後半出てくるアメリカ人の雑誌記者が
非常に正しい突っ込みを繰り出して、佐村河内さんがたじたじになるところが
本当にすっきりしました

Q 「どうやって自分のイメージを新垣に伝えたのか?」
Q 「伝えたイメージをもとに新垣が書いてきた音を、どうやってチェックしたのか?」
Q 「指示書には概念的なことは書いてあるけど、音楽的なことが全く書いていない。
   音階はどうやって伝えたのか?」
Q 「新垣氏が作曲している証拠は山のようにあるが、あなたは鍵盤を人前で弾くことすら
   しないじゃないか?今目の前で鍵盤で弾いてみてほしい」

その通りだ!!!!

それが1時間50分の映画の 1時間35分のところで出てくるのが
正直ストレスではありました。

まあその結果、さらに森さんの一押しでああいう風になるわけで
オチとしては良い落としどころだったと思いますが、
結局この映画は メディアスクラム被害者とその妻の愛情物語だったというわけです。
思っていたのとは違いましたが 楽しく見ました

(ちょっとネタバレが過ぎたので 一部削りました)

凄く元も子もないことを言ってしまえば
私は映画を見ながらずっと、「手話より早く反応しないかな?」とか
やっぱり佐村河内氏の設定の粗を探してしまいます。それは森さんほど
佐村河内さんを信用できてないからなんだと思います。
(もちろん森さんも『あなたを信用してます』というのは方便でしょうけど)

森さんの映画でのたくらみは、佐村河内さんにたいする不信感を取り払ってみたら
別のものが見えるよという事だったのでしょう。
いろんな小ネタで笑いながら、彼に感情移入できるようにという構造になっていて
実際小ネタは笑えました。
でもねぇ・・・ぶっちゃけ佐村河内さんの設定ってそれ自体がメチャメチャ面白いので
まだまだいじりたいわけですよ。
例えばあの指示書を誇らしげに佐村河内さんは「私の作曲の証拠」と言いますけど
あれを新垣さんじゃなくて別の作曲できる人が見たら、どんな曲になるのか?とかね?
「ここもっといじればいいのに」というウズウズした思いが
アメリカ人記者のところまであるので、私はあまり良い観客じゃなかったかもしれませんね。

あと・・・・映画の中盤で
共同テレビ・第二制作部のMプロデューサーとFプロデューサーという
私は良く知っているお二人が、非常に悪役で出て来ます
これは驚いた!
見ていて座席から落っこちるかと思うぐらい笑いました。

でもよくよく考えてみるとあれだけの知り合いが悪者で出てるという事は
あの役をわたしがやっていてもおかしくなかったという事です。
まあ・・・・他の人がご覧になるのとはちょっと違った感想だというのも
分かっていただけるのではないでしょうか?
笑った後冷や汗が流れてきましたからね(笑)


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
この映画の波紋はまだまだ広がっているようで
私がこの記事を書いてから ずいぶんたちますが
いまだに このページを訪れてくださる方が多いようです

で、私の最近のお仕事から
WOWOW 「Who I AM」5分トレーラーを
貼っておきます。興味のある方はぜひご覧下さい





















by AWAchampion | 2016-06-07 00:01 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(1)

考えてみれば40代半ばの私たちの世代にとって
スターウォーズは初めて見た映画という人も多いぐらいの思い入れのある映画です

私自身は初めて見た映画は宮崎駿の東映アニメ時代の作品
『パンダコパンダ』ですが、スターウォーズは7歳の時に見ました

アメリカでは1977年公開のこの映画
1年たって日本では1978年に公開になりました
私は当時7歳
当然映画館で見てます
というのも、当時はDVDはおろか家庭用ビデオがまだ普及していないころで
家で映画を見るというのは テレビ放送しかなかったんです
つまり映画は映画館で見るものでした

今でも ミレニアム・ファルコンの砲台で敵を討つ
ルークや、デススターの溝に飛び込んでいくときの
シュノーケルカメラの高揚感
そしてダース・ベイダーと オビ・ワン・ケノービの
対決と 切られる直前 悲しい目でルークを見るオビ・ワンが
鮮明に脳裏に焼き付いています

そして「帝国の逆襲」 これは1980年公開
これも素晴らしかった
雪の惑星での戦いや レイアとハン・ソロの恋物語
そして明かされるダースベイダーとルークの関係
最後ハン・ソロは冷凍されてJAVA・ザ・ハットに売り飛ばされるわ
ルークは腕を切り落とされるわ
バッドエンドでした
「うわぁ・・・これからあと3年ぐらい待つのかよぉ」と劇場で
うなだれたのを覚えています

「ジェダイの逆襲」これもよかった
ただこのころになると レイア姫が可愛くなくなってきていたのが
あれでしたが・・・
そしてハン・ソロことハリソン・フォードは当時世界一の俳優で
マーク・ハミルとの差が・・・
でも素晴らしい大団円でした

それから16年後・・・
いわゆるエピソード1 が公開
これは アナキン・スカイウォーカーの子供のころの作品で
まあ序奏という感じでしたね

エピソード2は
クイーン・アミダラことナタリーポートマンの美しさが光る佳作でしたが
ジャー・ジャー・ピングスがうっとうしかったのを覚えています(笑)

そしてエピソード3
これは名作でした
旧3部作と新3部作の間にあるギャップを
すべて埋めて それでいて期待より上の位置にもっていく・・・
これはルーカスが自己資金で作った作品と言われていますが
そうであるべきでしたし素晴らしかったと思います
皆さんそうだと思いますが
最後 惑星タトゥイーンの砂漠に沈む二つの夕陽を見て
私も号泣しました

今回のエピソード7の何がイイって
その世界中の40代・50代が心をわしづかみにされたであろう
ルーク・スカイウォーカーが出てくるってことですよ!
っつうかマーク・ハミルですよ!
たまらん!
これはたまらん!

おっさんなら絶対見るべし!

フォースのともにあらんことを!
May the Force be with you!


by AWAchampion | 2015-12-19 08:31 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

見ました見ました見ました!
公開初日の今日
スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒を見ましたよ!

きょう当日だから何を書いてもネタバレになります

だから詳しくは書きません

だけど一言だけ・・・


安心してください


ちゃんと僕らの愛したスターウォーズが帰ってきました



a0054076_01450073.jpg


私は 字幕2D版で見ることをお勧めします
過去の作品、特に旧三部作 ルーク・スカイウォーカーやレイア姫
ハン・ソロが活躍していた映画との地続き感を味わうなら
絶対2Dにすべきです!


by AWAchampion | 2015-12-19 01:45 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

さてさて久しぶりに映画を見ましたよ!
まず一昨日に「007スペクター」を見ました
今回の「007」は彼の所属MI6の危機みたいな話で
結構いろいろ入り組んでいたり
ボンドのトラウマ的な事が描かれてるので
「あれれれ?爽快感が足りないぞ?」と思っていました

私はジェームス・ボンドはロジャー・ムーア世代なので
どちらかというとダニエル・クレイグ、ディモシー・ダルトンのシリアスで
暗いスパイよりも
明るくてエロ紳士な感じの方が好きなので、世の中の評判ほどは
グッときませんでした


で、今日の本題は「コードネームはU.N.C.L.E」ですよ!
これは今イギリスで最も勢いのある監督 ガイ・リッチーが
イギリスやイタリアで撮ったスパイ映画で
もともとは昔のテレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」が原作です



時は冷戦時代の1960年代
ベルリンが東西に分裂されていた頃、アメリカCIAのエージェント
ナポレオン・ソロが東ベルリンに潜入した
目当ては東ドイツで車の修理工をする美女 ギャビーを西ベルリンに連れ出す
事だった
彼女は特殊な核爆弾の制作者の博士の娘だった
ソロを追って KGBのエージェントも動き出す
さて!東ベルリンでのカーチェイスの行方は・・・

みたいなところから始まり
そのCIAとKGBのエーススパイ同士が手を組んで
さらに国際的な野望と戦うという作品です

いやぁ・・・・良かった!
とにかく話が分かりやすい!
そしてガイ・リッチーがオープニングタイトルから
スタイリッシュ極まりない演出をしていて素晴らしいです

さらに60年代のお話ですが
ファンションがクール!
音楽がセクシー!
出てくる男性も女性もカッコいい!

そして話もどんでん返しがあって切れ味最高!

本当にボンド映画が忘れている事が全て入っている作品でした

それに、カッコよさで言うと
昔のイタリア映画「黄金の七人」を思い出しました



これは音楽やファッションが最高にお洒落な映画で
90年代 小西康陽やフリッパーズギターが
そのビジュアルイメージの基にした作品です

この映画はメチャメチャカッコいいのですが
アクションシーンのキレがあんまりよくありません

しかし!そのお洒落な部分だけ持ってきて
最高にキレッキレのアクションシーンを持ってきて
さらに市川崑監督みたいなビジュアル感覚をぶち込んだ
傑作スパイ映画ですよ!
私鬼推し!
公開は間もなく終わっちゃいますが
是非見て下さい!


by AWAchampion | 2015-12-10 01:02 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

原節子さん亡くなる 

原節子さんが9月に肺炎で亡くなったことが明かされたそうです


日本映画史上 最も有名な女優の一人で
小津安二郎監督の死後 ひっそりと鎌倉の奥地に引きこもり
50年以上もその姿を人目にさらさないままでした

小津監督の映画では原節子さんは 多くの作品で
ヒロインを演じました。
そして確か『晩春』『麦秋』『東京物語』などの作品で
紀子という同じ名前で出て来ていたので、彼の作品世界が
何となく彼女でつながるような気がしたものです。

私が早稲田大学映画研究会に入って
本格的に映画の勉強を始めたのが1990年
その頃は少し前にヴィム・ヴェンダースの『東京画』という映画が
公開されたり、当時ブイブイ言わせていた
ジム・ジャームッシュや、アキ・カウリスマキが「小津さんを尊敬している」と
言っていた事もあり、世界的な小津ブームの最中でした。
ですから私にとって原節子さんは
とりわけ思い出が深いです。

私は1971年の生まれですから
彼女が身を隠した後の生まれた世代です
でも、一度ニアミス?したことがあります

15年近く前 まだディレクターデビューして
間もない頃、『東京ウォーキングマップ』というTBSの
作品で立川志らくさんが小津さんの痕跡をたどって
鎌倉を歩くという作品を作ったことがあります

その際に小町通りの近くの乾物屋さんで
そこのオジサンが「俺は小僧の頃 小津さんの家から原節子さんの家に
お使いを頼まれたことがある」という人でした

聞くとなにやら書類を届けたそうです

まさに間接的にですが、鎌倉の文化人コミュニティの
空気に触れた瞬間でした。

日本映画最大の名花のご冥福をお祈りいたします






by AWAchampion | 2015-11-25 23:30 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

スゴイですね!

自分が生まれた日の全米一位だった映画を知ることが出来る
サイトがあるそうです


このサイトで生年月日を入力して
find #1movieをクリックすると 
映画のタイトルと、その映画の予告編が見られるという
優れものです!

で、私 岡田倫太郎の生年月日は
1971年2月2日でございます・・・

入力してみました・・・

すると出てきたのは

「Love Story」(邦題『ある愛の詩』)でした。

なるほど!確かにその辺の映画でしたよ
この映画はとにかくフランシス・レイの主題歌が超有名!
純喫茶に行けば必ず流れてる曲ですね!







by AWAchampion | 2015-09-24 17:50 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

マッドマックス4の評判が何だか良いので
見てきましたよ!
例によってネタバレが嫌な方は即逃げて!
ひゃっは~!(マッドマックスを見た直後 雑魚キャラになり切って)

a0054076_14064455.jpg

いいですか?
まあ、マッドマックス4は2以来の 核戦争後の世界という
『北斗の拳』の元ネタの正統的な続編です。

私は3D・吹き替えで見たのですが
これは失敗かも?でした。
普通の作品なら 多分この手のアクション映画は3Dで
それこそシートがぶるぶる震えるぐらいのギミックがついた
映画館で見たほうが良いんでしょうけど
この映画は絶対2D向きだと思いました

というのは、この映画の良い所は
「あえてほとんどのアクションをリアルにやった」という所です
しかし3Dにする過程で 動画をレイヤー化しているので
そのリアル感が薄れてしまっています。
これなら逆にCGで作ったほうがリアルに見えたのでは?と思いました

つまりこの映画は伝統的な2Dの映画をスペクタクルに見せる手法で
撮られているのです
『アラビアのロレンス』『駅馬車』『ワイルドバンチ』『隠し砦の三悪人』
などのような 映画は3Dで見るより 2Dの巨大スクリーンで見たほうが
生の迫力があります。

「うはぁ!ホントにやってるよ!オーストラリア人バカだなぁ!」と
見るのが正解の映画です。
是非2D・字幕版で見てください!


映画自体は、まあ私は「そんな言うほど傑作ではないけど、ポップコーンが進む映画だ」
という感想です。
一番は緩急が、ちと足りないという点ですかね?
「ワイルドバンチ」などのペキンパー西部劇とかの、メキシコ人村での交流とかが
バイオレンスシーンのスパイスになるんですけど
ちょっとそういうのが足りないかも?でしたね



by AWAchampion | 2015-07-05 14:18 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

ツイッターで映画ベスト10botというのがあり
毎日誰かの映画ベスト10が流れてきます

という事で私も 絵コンテ描きという苦手な作業の合間に
私的オールタイム 映画ベスト10を書きます。
そして敢えて 資料を見ずに書きます(笑)

1)生きる  黒澤明
2)雨に唄えば ジーンケリー&スタンリードーネン
3)アニー・ホール  ウッディ・アレン
4)Badlands  テレンス・マリック
5)晩春    小津安二郎
6)さびしんぼう  大林宣彦
7)暗殺の森  ベルナルド・ベルトリッチ
8)踊るオペラの夜  マルクス兄弟
9)恋する惑星  ウォン・カーウェイ
10)新宿泥棒日記  大島渚


ちょっと日本映画が多目ですね
監督さんがかぶらないようにというルールは決めてみました。

1位の『生きる』は不動かも知れないです。これは仕方ない
黒澤明監督は他にも彼の30本の内 20本ぐらいベスト10に入れたいです(笑)
2位の『雨に唄えば』も超良い作品ですよねぇ。ジーン・ケリーと黒澤さんって
同い年なんですよ!16歳のデビー・レイノルズも可愛いですよねぇ。
ジーン・ケリーは他にも色々良いのがあります。普通はオスカーを取った
『巴里のアメリカ人』でしょうけど『ブリガ―ドーン』なんてのも良いですよ。

3位の『アニー・ホール』はウッディ・アレン教の私的には最高傑作ですね。
ウッディ・アレンは『マンハッタン』と迷う所ですよね。ただ私はロリコンの気はないので
ダイアン・キートンの方がスキかな?

他はどれも超有名な作品ばかりですが
4位のBadlandsは日本未公開映画で
後に『シン・レッド・ライン』を作った テレンス・マリックのデビュー作として
名高い名作です。これは日系カメラマンの最高峰 タク・フジモトさんのデビューとしても
知られていますね。

5位の『晩春』は小津さんの傑作。最後のシーンの凄味は私が語るまでもありません。
6位の『さびしんぼう』は、15歳の時に見た時あまりに映画が良すぎて
その日の記憶がありません(笑)
尾道三部作&新三部作の『ふたり』4本はどれも好きにならざるを得ない作品です。
7位の『暗殺の森』は最近忘れられた作品ですが、ペルトリッチの中では
最高だと思います。特にダンスホールのシーンヤバい!

8位の『踊るオペラの夜』はドリフの元ネタというべき マルクス兄弟の
最高傑作です。志村けんの鏡コントはこの映画でチコとハーポがやってますね。
ひげダンスのビジュアルは グルーチョですよね。
私的にはこのMGM移籍直前のワーナー時代の傑作
『Duck Soup』(吾輩はカモである)も超好きです。

9位に来ました!王家衛!
私たちの世代の映画を志した青年はみんな20歳前後でこの映画に
ガツンとやられました。
これは90年代のヌーベル・バーグですよ。
実際、私はこの映画を95年のロンドンで見たのですが
当時 ゴダールとウォン・カーウェイを一緒に特集上映するのが
現地では流行っていました

10位は私がこよなく愛する大島渚から一作。
『絞死刑』『日本春歌考』『戦場のメリークリスマス』と激しく迷ったのですが、
よりハッピーなこちらで!

このほかにも 『ウエスト・サイド・ストーリー』やら
『オズの魔法使い』やら 色々あるんですけどね…
アステアも入ってないですね。
『バンドワゴン』かな?入れるとしたら。『TOPHAT』でも良いですね。

そうか!チャップリンの『独裁者』は入れるべきですかね?
もちろん『スターウォーズ』(エピソード4と言われている第一作)なんかも入れたいですね
うわぁ~ 難しいもんですね。
ジュディ・ガーランドの少女時代も入れたいなぁ。『若草の頃』(Meet me in St Luis)が一番かわいいかな?
『真夜中のカウボーイ』も是非入れたいし…
『テルマ&ルイーズ』という素晴らしい作品も入れたいです。

『卒業』もいいっすねぇ・・・
日本映画で言えば『桜の園』もどこかに入れたいです。
その後主演の中島ひろ子さんとはお友達になりましたから、ご本人の前で
つみきみほさんと中島さんの記念写真のシーンはマネしましたよ!

『卒業』はニューヨーク大学の裏手 グリニッジ・ヴィレッジの映画館で
見た時はガツンと来ましたねぇ。ご当地映画というのはあるものです。
そうそう、私はアル・パチーノも好きで、そりゃ『ゴッドファーザー』も
入れたいですけど実は『カリートの道』も大好きなんですよねぇ。

あ?『ロッキー』は?
ヒッチコックも入っていませんね?
日本映画でも川嶋雄三『しとやかな獣』だのの増村保造『巨人と玩具』だの
入れたいですねぇ。増村監督は『くちづけ』でもいいかな?
あれ?『猿の惑星』は?あれも入れなきゃデスネ。
『ゾンビ』も入れたいなぁ。ショッピングモールのやつね!

うわ!『エデンの東』を忘れてた!
3日前まで 第5位ぐらいにいたのに!

おや?西部劇を丸ごと忘れていますね?
『リオ・ブラボー』を忘れるなんて!
ペキンパーの傑作 血のオペラこと『ワイルドバンチ』も入れたいですね。

うわぁあ まだまだあります。こりゃ10位って言うのは無理かも!

by AWAchampion | 2015-06-29 21:21 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

いやはや、最近…というか昨年の9月ぐらいからかなり忙しかったので
映画などを中々見られなかったのですが
アカデミー賞受賞作『バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡』を
見てきましたよ
例によって盛大にネタバレしますので
見ていない方はさっさと逃げてください!!!









いいですか?
いいんですね?
この作品は『バベル』でアカデミー賞を取った メキシコ人監督
アレハンドロ・イニャリトゥ監督の作品で
マイケル・キートン エドワード・ノートンらが出演する
ブラックコメディです

マイケル・キートンは20年前『バードマン』というヒーロー映画で
ハリウッドで活躍した中年俳優リーガン
彼は『バードマン3』以降長いスランプに入り 代表作もないまま
中年になり、離婚して娘はドラック更生施設に送られるという
生活をしていたが、一念発起 金をかき集めてニューヨークの
ブロードウェイの一流劇場で、レイモンド・カーヴァーの原作で芝居を打つことになった

脚本・演出・主演を務める彼だが、どうしても相手役が気に入らない
と…ある日相手役が怪我をして、代役でやって来たのが
ニューヨークでも名優との評判のエドワード・ノートン扮するマイク
しかしマイクは舞台の上では名優だが、バックステージではクソ野郎だった・・

さらに資金繰り、浮気相手の圧力、娘サムがマイクとくっついてしまうなど
多くのプレッシャーを受けながら プレビュー公演が始まるも問題山積
本公演前夜、酒場で会ったニューヨークタイムスの名物批評家からは
「今までで最も酷い批評を載せてやる」と言われ、
酔いながら町をさまよったリーガンは… という内容でした

これが全編 ステディカムのワンカメショーで、
しかもシームレス(編集点が分からないようになっている)ということで
物凄いリアルなライブ感の中で行われるのです

撮影方式としては古くはヒッチコックの『ロープ』が有名ですね
演劇的空間を映画で作るためには、ドン引きではなく実はこういう形の方が良いという
見本のような作品でした

で、まず良い所から言うととにかく脚本の中でリーガンのパートは素晴らしかったですね
ひとりの落ちぶれた俳優の、苦悩をバカバカしい会話の中で描き出すのは非常にうまく
行っていました
また撮影方法も なかなか刺激的でした。
完全に成功しているか?これがこの脚本を生かす100点の撮影方法なのか?と言われると
それは違うと思いますけど、でもこういう試みはやった方が良いですし、
この手の地味な題材に刺激を与えることは必要だと思いました

編集方法というか、全体的にドラムが流れていて
それと合わせている方法もカッコいいですね。実際ニューヨークを旅すると
ああいう不思議なジャズっぽい音楽ってよく流れているんですよね

過去の映画で言うと 『ALL THAT JAZZ』(カンヌ・パルムドール受賞作)とか
『こわれゆく女』(ジョン・カサベテスの代表作)
などを思い出しました。手持ちカメラで演劇の主役の苦悩を追うという点では
『こわれゆく女』が一番近いのかもしれませんね?
あと、脚本的な事を言えば『M★A★S★H』(ロバート・アルトマン監督)なんかも
思い出しましたよ。ああいうブラックコメディですよね?

悪い所で言えば、やはり撮影方法の未整理さを取り上げずにはいられませんね
私はどうしてもテレビドラマ、久世門下であるので そのシーンで誰がどこにいて
どういうアクションをしているのか?というのを観客としても見せてもらわないと
ちょっとストレスがたまります
ヒッチコックの場合はどちらかというと クレーンに据えたカメラに 役者の方がよってきたりする
画面内モンタージュを、相当使っていましたのであまり飽きたイメージが無かったのですが
今回は人物にカメラがついて、ずっとアップショットで構成されてしまいますから
良く言えば『裁かるるジャンヌ』(カール・ドライヤー監督の無声映画)などを
思い出しましたが、さすがにそればかりでは途中でちょっと飽きちゃったかも?という気がしました

あと脚本というか演出というか…ラストが凄く映画的で違和感がありました
ここまで演劇空間に閉じ込めたんだったら、最後まで演劇の側の表現で描き切っても
良かったんじゃないのという気は凄くしました。
それこそ一度自殺未遂をしてから(この自殺未遂自体があまり良いとは思えませんが)
舞台の上でいったん死んで メタ映画的に最後カーテンコールを受けるぐらいでも
良かったんじゃないかな?と思いました

まあでも とにかく刺激を受けた作品ですし
映画が好きで、「最近ブロックバスタームービーしかないよなぁ」と思っている
昔の映画好きには良いと思いましたよ。
これがアカデミー賞を取るアメリカはなんだかんだ言ってスゴイデスネ


by AWAchampion | 2015-05-11 10:10 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

昨日 東京で仕事をしている父に呼ばれて リーガロイヤルホテル早稲田に行くと
「これから エビちゃんのディナーショーだから見よう」と言われて
大原ますみさんのディナーショーを見ることになりました

大原ますみさんと言えば 鳳蘭さんや汀夏子さん、それに私の母 若菜ゆきとも同期の
元宝塚 雪組→花組の娘役として活躍した方です

1974年に退団されたわけですから 退団後40年たっているわけですが
行くとクリスマスのディナーショーに100人を超えるファンの方々が集まっていました

私の母と同じような年齢…まあそりゃそうですよね 同期なんですから
なんですけど 真っ赤なドレスを着て 往年の宝塚の歌などを歌い上げていて
それはそれは頑張ってらっしゃいました

後半では メドレーを歌いながらその100人のファン一人一人と握手!
私を見たとたん、「ああ!」と驚いた顔をされて 眉毛を指さしてらっしゃいました

エビちゃんさんとちゃんとお会いするのは40年ぶりでしたが、眉毛で分かったようです
とても喜んでくださいました

50年前の宝塚の娘役さんで、退団後40年経過した人が
まだ「娘役」のイメージでディナーショーをやってらして、100人の人が集まるという
事の凄さにただただ感銘を受けた昨晩でした
by AWAchampion | 2014-12-24 11:29 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(1)