カテゴリ:映画・演劇など( 122 )

私はサンリオで『サンリオぽこあぽこ』シリーズを作らせていただいたことがあるので
サンリオさんとはその後 ずっとご挨拶に伺うような関係になっています

そんな近しい思いもあったので
サンリオ版映画『くるみ割り人形』を見てきました

見たのは日曜日朝九時の回 某シネコンの200席ぐらいの劇場は
満席!その全てが 6~9歳ぐらいの小学校低学年の子供連れでした

この作品は40年前にサンリオが制作したクレイアニメーションの映画を
元に、きゃりーぱみゅぱみゅなどのアートワークスを手掛ける 増田セバスチャンさんが
リミックスを加えた作品です

とにかく40年前にこういう日本で本格的なメルヘンのクレイアニメがあったことにビックリ!
ビジュアルイメージは素晴らしかったです
増田さんの新撮部分も極力40年前のテイストと合わせようとしていたのに好感を持ちました

ただ、お話がバレエの『くるみ割り人形』より複雑で
主人公の夢が3重に重なるようなところもアリ、子供たちにはちょっと難しかったかもしれません
あと音の数も、大人向けには良いと思いましたが、子供向けには少し足りない気がしました
人形劇ですからちょっと派手につけちゃうぐらいで良いんですけどね…

とは言え良い作品であることは間違いありません
色々刺激を受けました
by AWAchampion | 2014-12-14 14:02 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

一万人のラインダンス

先日11月3日に 宝塚市制60年 宝塚歌劇団100周年 手塚治虫記念館20周年をお祝いして
宝塚市の武庫川のほとりで 10000人が参加したラインダンスが行われたそうです

で、私の父 岡田敬二が 名誉演出家ですかね?を仰せつかったようで
その様子がyou tubeにアップされておりました



はじめの方で榛名由梨さんの近くにいる帽子をかぶっているのが父 岡田敬二です
73歳 頑張って踊っております

この武庫川は私が宝塚にいた18年間とあまり変わりが無く
非常に懐かしい感じがしました

実行委員の方々 お疲れ様でした
by AWAchampion | 2014-11-16 22:03 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

シルベスター・スタローンが昔のアクション俳優をかき集めて作った
エクスペンダブルズシリーズは 今度ハリソン・フォードやメル・ギブソンを迎えた
パート3が公開されます

で、なんとなく気になって パート2の方をいろいろ調べていたら
知らなかったんですが予告編が大変オモシロかったみたいです

本当の予告編がこちら



まあこれは普通というか何となく流れが分かる奴ですが
この回に ジャン・クロード・ヴァンダムがでているので・・・・
配給元さんが『ヴァンダムと言えば テレビ東京 木曜洋画劇場でしょ!』と
本当にあの テレ東のスタッフさんたちに 好きに予告編を作らせたそうなのです
それがこれ!



あははははは

一応確認しておきますが もちろんスタローンが主演
ジャン・クロード・ヴァンダムは敵役です

しかしどう見てもヴァンダム映画!

素晴らしい!

いやあ公開当時見逃してましたよ!

ちなみにこの素晴らしくてイカレタ動画を作ったのは
ハーフHPスタジオさん
声優の事務所81プロデュースの関連会社で 私も一回お仕事したことありますが
こんなアホアホテイストだったとは知りませんでした

ちなみに2012年公開当時の私のブログはこちら
http://rokada.exblog.jp/16730154/
by AWAchampion | 2014-11-09 23:19 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

先日 映画『超高速 参勤交代』を見ました
もう明日で公開が終了するので これもネタバレ積極的にしちゃいます

この作品は 映画の脚本界の新人賞として知られる
城戸賞を受賞した土橋章宏さんのオリジナル脚本をもとに
『釣りバカ日誌』などで知られる本木克英監督がメガホンを取った作品です

舞台は福島 いわきの小藩 湯長谷藩
老中の策略により 通常8日以上かかる参勤交代を
実質4日で行う事になり
お金も人も時間もない中で 超高速参勤交代を実現するという
作品です

なんとなく新東宝の『マラソン侍』とかを思い出しましたが
かなりそういう色合いの濃い コメディ時代劇です

この作品はさすが城戸賞作品
非常に脚本が良く出来ています
それは キャラクターが非常に魅力的で
しかもそれぞれに成長譚があり
それでいて ちゃんと身分の差からにじみ出る情をすくいあげている
という、かゆい所にちゃんと手が届いた作品だと思いました

まあもちろん本木監督ご自身が書いていますが
コメディ要素が強すぎると言えば強すぎます
でも、良く流行っている『時代劇のコスチュームだけ借りた
小劇場っぽい作品』ではなく
ちゃんと時代劇のコメディです
これが非常に良かったと思います

佐々木蔵之介さんは非常に良いですね
青年の香りを残しつつ 威厳も表現できる稀有な俳優さんです

役者陣の中では六角精二さんの良さも光りました

またメインどころではありませんが
殿の妹役 舞海美海さん・・・(宝塚の娘役出身だそうです)
が非常に良いと思いました

肩の力を抜いて見られますが
うっかり泣かされそうになるいい映画でした
by AWAchampion | 2014-08-13 22:43 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

先日話題の ハリウッド版ゴジラを見ました

今回は内容に関するネタバレはしません
私は3D吹き替え版で見たのですが
この作品に関しては3D字幕で見たほうが良いと思いました

というのはゴジラ映画と言うのは実はゴジラが出てくる前の方が
色々見せる要素があるものなのですが
そこでは3Dが邪魔になるのです
もちろん怪獣が暴れているところは3Dの方がいいんでしょうが
今回のように日本の描写が出てきたりするところは
普通に2Dで、しかもアメリカ人が話す日本語みたいなのを
堪能した方が面白いと思いました

渡辺謙ふんする日本人科学者の名前が
芹沢博士というのは にやりとするところです
つまりオリジナルゴジラの主人公の名前です

でもそこまで来たら オキシジン・デストロイヤーを
使ってほしくなりますよねぇ

この映画でもそうですし
『パシフィック・リム』の菊地凜子もそうでしたが
「分かってる」監督が取る日本人科学者と言うのは
大体 「自然をバカにするものは自然にしっぺ返しにあう」
みたいな事を言ってアメリカ軍の偉い人を困惑させます
今回も言ってますよ!
これはなんとなく伝統なんでしょうね

正直評判ほどは私はグッときませんでした
これなら金子修介さんがとったガメラシリーズの方が
良いと思いました
CGの出来上がりも含めてです
スーツアクター&ミニチュアの方が良いこともあると思いましたよ
by AWAchampion | 2014-08-13 02:37 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

宝塚歌劇団のトップスター 壮一帆さんが
8月で宝塚を辞められるそうです

実は彼女は私の実家『のんのんバレエスタジオ』の出身で
私の高校の後輩にあたります

とは言っても私はバレエ教室のお弟子さんと直接のかかわりは
無いので なんとなく発表会とかで知っているぐらいではありましたが
当時から評判の美少女でした

なにより私が覚えている彼女は高校の制服姿で
ショートヘアーが良く似合う凛々しい女子高生でした

その方が宝塚でスターとなり、そして第二の人生を歩む・・・。
なんか感慨深いですね

本当にお疲れ様でした
今後の人生に幸多かれとお祈りしています
by AWAchampion | 2014-07-20 08:17 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

鈴木則文 死す

昨日、あの 鈴木則文監督が亡くなられたそうです

鈴木則文監督と言えば・・・私が青春時代でも
「伊賀野カバ丸」
「コータローまかりとおる」
「パンツの穴」
「大奥十八景」
などなど、エロとうんこの、ド下ネタ監督として一世を風靡した
東映 エログロ路線の巨匠です

彼の代表作は 「トラック野郎」シリーズでしょう。

とにかく作品群のほとんどすべてが エロ・うんこ・スナック・暴力に
まみれた バカ映画界の巨星でした

で、たとえばジョン・ウォーターズだの
石井輝男などには それでもその突き詰めた娯楽路線が
いつしか芸術路線の域まで高められるような、こだわりというか
ゆがんだ美しさがあったのですが
鈴木則文監督は、とにかく徹頭徹尾 バカを追及していて
全く ゆるぎなく 正々堂々と バカ映画を貫いた
本当の 職人監督でした

それにバカ映画を何十本も作り続けたという事は
それだけ 腕を信頼されていたという事です
「バカ職人」だったわけです

正直言って 彼が作った作品には たった二か月の命も無かった
作品も多かったと思います。
それは バカ映画の宿命。テレビのコント番組の中のコントと
同じで、一回流れたら 鮮度を失いますからね・・・。

でも、バカを生涯かけて真剣にやった 鈴木則文の名は 永遠に
ボンクラ映画ファンの中に刻み込まれることでしょう

故人のご冥福をお祈りいたします
by AWAchampion | 2014-05-17 08:14 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

いやぁ・・・・

すごいですね・・・。

ホントに・・・。

久々に言葉を失いました。

と言うのは yahooのトップページに
大人AKBさんが握手会に出たという記事が載っていたのです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140511-00000009-mantan-ent

この記事を見て 開高健 原作 増村保造 監督作品の
『巨人と玩具』という映画を思い出しました
http://youtu.be/tioJLZXnYSo

これは 高度経済成長期の昭和30年代後半
二つの大きなお菓子メーカーが 存亡をかけて激しく争っていた
時の話です。

片方のメーカーの若手宣伝部員がある日
『わざわざ スターを使わなくても 自前でスターをでっち上げて
そのスターにCMをやらせればいいのでは?』という案を思いつき
学生だった 歯の欠けた ちょっとおブスの女の子を
企業の力で ごり押しし、雑誌や新聞、CMにいきなりバンバン出して
スターを作り上げます

作戦は大成功
昨日まで貧乏学生だった女の子は、急にメディアスターになり
その子をCMに起用した お菓子メーカーはライバルを出し抜きます

しかしやがて、その子は本当にスターになり始め
ライバル会社の仕掛けもあり
宣伝部員の手を離れて暴走し始めるのです・・・・。

という話で、本当に面白い映画です

で、今回の大人AKBさんですが
要するにグリコの大人向けポッキーか何かのCMのための
企画なのです

まさに『巨人と玩具』じゃないですか!

なんですけど、昭和30年代と平成26年の違いは
今回の場合、雑誌にグラビアページに載ってスター扱いされるとか
彼女のメインのCMが流れるとかそういう事もないまま
いきなり握手会に入っているのです。

つまりまだなんでもない無名の人が、無名の人と
握手をしている様子を カメラが捉え ネットで報じられる・・・。

こんなアバンギャルドな事があるでしょうか?
さすがの開高健も思いつかなかったでしょう。

要するに 『ある日急にアイドルになる』というシンデレラストーリーの
【イメージ】だけをCMにしているのです。
だから なんとなく辻褄はあっているんですけど
冷静になってみると 握手している人は「この人なに?」
握手会に出ている 塚本さんも「何を話せばいいのか?」

そこに人はもう 関係ないんです
【イメージ】CMですから・・・。

凄い話です。

こんなにエンターテイメントについて 醒めた目でCMを作る
というのは 本当になんか そこにある虚の深さに
ただただ 立ちすくんでしまいます。

久しぶりに 『はじめ人間 ギャートルズ』のエンディングテーマを
聞きたくなりました

♪ なんにもない なんにもない まったく なんにもない・・・・
by AWAchampion | 2014-05-12 00:14 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

今日、東京芸術劇場のプレイハウス(500人程度の中劇場)で
スイスを拠点とする パフォーマンスユニット
Zimmermann&de Perrotの 『ハンスはハイリ』を見てきました

これは私のFB仲間である 道化師のYAMAさんが
(道化師 YAMAさんHP http://balloon-circus.com/yama/
おススメしていたパフォーマンスで
ダンスとサーカスと大道芸を足して3で割ったような作品だという事でした


行くと、多くの四角の枠が舞台上においてあります
その枠を通して いろんなパフォーマンスが
行われるのですが
途中で黒い枠が取れると 後ろに 巨大な 4つの部屋が現れます
それは セットごとぐるぐると360度回転するようになっていて
回転する 枠のなかで翻弄される人間の生活・営みを
コミカルに表現していました

まあ見てもらった方が良いでしょう



劇場で見ると相当スペクタクルがあって
ドキッとしました
シルク・ド・ソレイユじゃなくても こういう事できるんだっていう
いい刺激になりました

客層はとても不思議で
小さい子供連れ 3割・創作ダンスを見るような難しい客 2割・外国人 2割
中年カップル 3割と言う感じでした

内容は コミカルで誰にでもわかるとパントマイムが主流でした
でも、意外とセクシーな描写・・・それも男同士何かも多くて
非常に不思議な90分間でした
by AWAchampion | 2014-05-11 18:39 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

私がレギュラーでやっているテレビ番組で
今度スタインベックの小説を取り上げることになりました。

そこで、彼の事を考えると、やはり代表作として挙げられるのが
『エデンの東』です。

もちろん私は映画ファンとして この映画が本当に本当に
凄くものすごく大好きです

名匠エリア・カザン監督の代表作で
ジェームス・ディーン主演 第一作として名高いこの映画は
本当にプロになればなるほど学ぶべきところの多い作品です。

エリア・カザンはのちにレッドパージでハリウッドを追われますが
つまりそれだけ 映画理論の先進国だった 旧ソビエトの映画・演劇などにも
通じていて、
アメリカにスタニフラフスキー・システムを持ち込んだ アクターズスタジオにも
創立当初から深くかかわっていました

今見ると、映画モンタージュ理論の確立者 セルゲイ・エイゼンシュタインが言いたかった事が
『エデンの東』に非常に分かり易く盛り込まれています
私がもし映画学校の先生なら この映画はものすごくいい教材になると
生徒に進めるでしょう。
(実際ADさんたちにも 見ることを勧めています)

私はその後テレンス・マリックの『BADLANDS』などに強い強い影響を受けましたが
あの映画は 考えてみれば『エデンの東』と『アメリカングラフティ』などの
本歌取りみたいな所があり・・・
やはり 『エデンの東』の素晴らしさにたどり着くのです。
by AWAchampion | 2014-05-10 16:56 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)