滝田洋二郎監督について

先日、日本映画初のアカデミー賞外国語映画賞を獲得した「おくりびと」の
滝田洋二郎監督について書いてみたいと思います。

かれはもともとピンク映画の向井寛監督門下の獅子プロから出てきたのですね・・。

獅子プロにはわたしの先輩の菅沼隆監督が所属していました。
彼に直接聞いた話では、助監督としてテレビドラマにつくといただける30万のギャラのうち
10万を会社に納めた上で、のこり20万を獅子プロの10人の助監督で分ける・・・というぐらい
辛い修行時代だったそうですが、そこに耐えて、
80年代にデビュー。「木村家の人々」でメジャーデビューしました。

「木村家の人々」はわたしが大学時代にかなり話題になった映画ですが、当時
30代前半だったんですね・・・・。

それから一貫して、軽コメディが撮れる職人監督としての道を歩んできた滝田監督が
取ったというのがとてもいい話じゃないですか・・・。
by AWAchampion | 2009-02-28 11:12 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

「おくりびと」が、日本映画としては初めてアカデミー賞の
外国語映画賞を取りましたね。

素晴らしい話です。

日本人としては、黒澤監督の「デルス・ヴザーラ」(ソ連映画として受賞)以来の快挙です。

そこで、この映画がモックンの持ち込み企画で、10数年かけて
形にしたという事が報道されています。

ここでいくつかモックンのエピソードを思い出しました。
わたしは12年ほど前にドラマの助監督としてモックンさんと
仕事をしたことがあります。

その時、彼は非常に自分の役に
対して研究熱心で、「鉄道が好きな役」だったのですが
きちんと調べてきただけでなく、そこで流されるSP版レコード
についても、別に歌うわけではないのに覚えてきていたり
ほぼ、役についてはリハの段階で、助監督を遥かに超えるほど
調べ物をしてきていた印象があります。

さらに、5年ほど前アコーディニストのcoba氏とのトークライブを
見に行ったことがあります。
その時モックンは、「自分はもともとアイドルとしてデビューして、
その後役者に転向したが、今まで自分で何かを表現した事がない。
与えられたものについては、もちろん一生懸命になったが、
自分の心と向き合ったことが無いので、ミュージシャンや
作家の方が心底うらやましい。」
と言ったことを、それこそ思いつめたように訥々と語っていたのが
印象的でした。

そう考えると、この「おくりびと」は彼にとって、
長年「やりたかったこと」であるわけですよ。
彼は、もう一つ自分の中で、やり遂げた感じがしているでしょうね。

素晴らしい受賞です。
おめでとうございました。
by AWAchampion | 2009-02-27 10:13 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

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by AWAchampion | 2009-02-23 02:11 | Diary | Trackback | Comments(0)

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by AWAchampion | 2009-02-06 20:43 | Diary | Trackback | Comments(0)