納品完了!

いやぁ・・・ほっとしました。

え?何がって?

いや実は、私が年末年始とずっと編集してきた
「きかんしゃトー〇ス」のDVD 2本分の納品が今日完了したのです!

とにかく大変でした。

「きかんしゃトー〇ス」は一本8分程度のテレビシリーズなのですが、
そこから映像を抜き出して、新たに30分の知育ストーリー 30分のものを2本作らなくては
いけなかったのです。


しかも、私がその話で初めて打ち合わせに出たのが 12月20日!
納品は今日!つまりお正月を挟むのに、40日で完成したのです。

新しくCGなんかも作りましたし、本当に突貫工事でした・・。

でもテンション高くつくっただけあって、面白く出来たと思います。

直前でもちゃんと告知しますが、

4月7日 ポニーキャニオンより
「きかんしゃトーマス いろとかたち」
「きかんしゃトーマス ことばであそぼう」

是非全国DVDショップにてお買い求めください。
by AWAchampion | 2010-01-30 00:08 | Diary | Trackback | Comments(0)

奇才スパイク・ジョーンズ監督の新作
「かいじゅうたちのいるところ」を見ました。

例によってネタバレしますので、見る予定の方は
逃げてぇ!!














原作は非常に有名な絵本だそうで、特にアメリカで2000万部も
出ている本だそうです。
ただ、私は未読の状態で見ました。

ストーリーは12歳の男の子 マックス君の日常からスタートします。
夢見がちで自宅に箱庭を作るのが大好きなマックス君は、
いつも冒険を夢見て、その世界のなかで王様ごっこを一人でしています。

でも実際には高校生のお姉ちゃんやお母さん
が自分の事を見てくれないと、寂しくなってしまう男の子。

そんなマックス君がある日家出をします。
そしてたどり着いたのがかいじゅうたちのいる島。そこでマックス君は
待望の王様となってかいじゅうたちをまとめていくのですが、
人間関係に翻弄されて 大人になっていくのです・・。

という話です。

私は見る前はもっと幼児寄りの話なのかと思いましたが、
大人が自分の子供時代を痛々しく振り返るような映画で、
すこし「狼の血族」なんかを思い出しました。

スパイク・ジョーンズと、雑誌の編集者 エッガーズさんという
映画の長編脚本を書くのは初めてというコンビが、
合宿してブレストを繰り返しながら書いた脚本は
非常に会話として洗練されているのですが、洗練されすぎていて
子供向けの会話ではなく、ウッディ・アレンの映画か?
と思うような大人っぽいもので
かいじゅうっぽくないなぁ・・。という
印象を持ちました。

原作が分からないので、原作がそういうテイストなのかも知れません
から、それが良い悪いではなく、この映画のテイストを
幼児向けではなく大人向けに見せている大きな要因だと思いました。

つまり洗練というのは、いかに省略の技法を使っているか?という
事なのです。
宮崎駿さんの映画も非常に大人っぽい台詞が出てきますが
あちらは子供が見ても成立するけれど
大人の知識があれば更に深まると言う意味で、洗練ではなく
過剰というべきなのですが、
この映画の場合はとにかく
大人の豊富な文学的体験があってこそ100%伝わるという
感じがしましたから、子供がどう感じるかは、ちょっと
興味が湧きました。

で、とにかく着ぐるみの造型が素晴らしかったです。
聞けば あのセサミでおなじみ ジム・ヘンソンスタジオが
巨大パペットとして制作したそうで、中に人が入りつつ
表情筋を機械で動かしているのだそうです。

結果としてCGではなく実写の持つ温かみが出て、
さらに実写ですから、手持ちでブンブンカメラをぶん回せて
非常に素敵な映像表現になっています。
夕日やマジックアワーの中で 駆けずり回る
かいじゅうたちは本当にビックリするほど生き生きしています。

ここまで生き生きしているからこそ、ドロドロとした
人間関係も描けるんでしょう。

なんか書いていて思い出したのですが、映画の印象としては
テレンス・マリックの「天国の日々」に似ているかもしれません。

だから、映画としては相当クオリティが高いと思いましたが、
子供向けではないでしょうから、
ネットなどでの評判は必ずしも高くないのがちょっと残念ですね。
by AWAchampion | 2010-01-24 04:14 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

「ブラタモリ」について

今日はNHKが満を持して送り出した散歩番組 「ブラタモリ」について書いてみたいと思います。

もともと、タモリさんが町歩きマニアだというのは、
名番組「タモリ倶楽部」で知れ渡っていることです。
そんなタモさんがブラッと
町歩きをしたらどんなに楽しいんだろう・・・・・。

と、思って見るとかなり肩透かしを食いますよね?

正直、あまりタモさんが楽しそうじゃないです。


これは、町番組「東京ウォーキングマップ」を撮って来た私なりに
分析すると、NHKの制作側が先に台本をガッチリ書きすぎだと
思いました。

「ちい散歩」にせよ「東京ウォーキングマップ」にせよ
「ぶらり途中下車の旅」にせよ、事前にディレクターは
必ずその町を歩きます。
現代の東京では撮影には、いちいち撮影許可が要りますからね・・。

で、その上でいかに、さりげなく散歩する人が興味を持つような
ものを、散歩のコース上に置いておけるか?というのが
いわばディレクターの腕の見せどころともいえます。

逆に言うと、散歩人は別の事に興味を持つ事だって
当然あるので、あくまでそういうのは、番組を作る上での
保険として持っているべきであって、基本的には散歩する人の
その日のアンテナに任せるべきだと思います。

でも、「ブラタモリ」は『タモさんがせっかくNHKに出てるんだから
変なものは作れない!』という気持ちが強すぎて、
江戸時代の再現CGを作ったり
町の長老を仕込んだりと、肩に力が入りすぎです。
それが結果として、事前リサーチのやりすぎにつながっているのです。

タモリさんは、町田忍さんと非常に似たところがあって、
『着眼点が人と違うこと』それ自体を楽しんでいるところがあります。
だから、もっと野放しにしたほうが面白いと思いますよ。
そもそもタモさんは即興の方が面白い芸人さんですからね。

タモさんが、浅草で町の長老に、ひょうたん池があったころの
想い出を聞いても、タモさんがそのひょうたん池に全然思い入れが
ないので、跳ねていませんでした。
さらに江戸時代の芝居町 猿若町にある歌舞伎の小道具会社の
蔵に行き、小道具のオヤジに説教されるというシーンも
タモさんじたいが歌舞伎に興味が無いので、いまいちでしたね?

結構タモリさんで散歩番組を作るって、難しいことなんだと
思います。
ディレクターもリサーチャーも頑張っていると、画面からひしひしと
伝わってきましたが、これはプロデューサーさんの肩に
力が入りすぎているんだと思います。
私もNHKさんで仕事をしたことがありますから、良く雰囲気が
分かりますが、『町の物語』を作ろうとしすぎだと思います。


というのは、偉そうに語っていますが、
実は私も同じ事を、亡くなった師匠 久世光彦から言われた事が
あるのです。だから意外とちゃんとしたアドバイスだと思いますよ。


逆説的に「タモリ倶楽部」という番組が、いかにすごい番組かと
いう事ですよね?
一回タモさんを放し飼いにして、台本に無いことだけで
一本作った方が面白いですよ。
少なくとも視聴者はそっちを望んでますよ。

それにタモさんほどの大スターが来れば、撮影を断る店は
無いと思いますよ。事前リサーチなしで撮ってみてはどうですか?

あと、あの若い女子アナさんは、頑張ってるけどミスキャストですね。
50代ぐらいの女子アナさんと歩いた方が絶対面白いですよ。
「タモリ倶楽部」では、必ず暴走するタモさんに突っ込む人がいますよね?
「なんでそんなこと知ってるの?」みたいな・・・。
その役をあの若い女子アナさんに負わせるのは酷過ぎます。

期待が大きいだけに大変だと本当に思いますが、現時点だとなかなか厳しいですネェ・・。
by AWAchampion | 2010-01-21 23:38 | テレビ | Trackback | Comments(0)

埋もれさせたくない 歌謡曲の名曲を綴るコラム
「歌謡曲スタンダードナンバー」 今日は 番外編として 山口百恵関係の
超絶レア映像をお送りします。

まず最初は、フジテレビ 「夜のヒットスタジオ」のリハーサルで
遊びで行われた 山口百恵と桜田淳子による デュエット 「渚のシンドバッド」



うわ! こんなのあったんだ!!

という 超お宝映像です。


続いて TBSテレビ 「ザ・ベストテン」黎明期 にあった 世紀の2ショット
山口百恵と松田聖子 です。



これはどう考えても 聖子ちゃんのデビュー年 1980年にしかあり得ない光景でしょう。
だってこの年に百恵ちゃんは引退するのですから。

今まで 彼女達の2ショットはないとされていましたが、あったんですねぇ・・・。

ちなみに 郷ひろみと聖子ちゃんのその後の展開を知ってしまった今、これを見ると
複雑ですネェ・・。
by AWAchampion | 2010-01-06 19:42 | 歌謡曲スタンダードナンバー | Trackback | Comments(0)

さてさて、現在
「サンリオぽこあぽこ」でもおなじみの天才作曲家 神尾憲一さんが主宰する
ライトリンクミュージックが インターネット上で展開しています
ブルーレディオ の 新年大特番が ウェブ上でお聞きになれます。

http://www.blue-radio.com/program/hoshizora/

私が演出と言うことで参加させていただいた 放送でして、
メインMC は ライトリンク一押しの源川瑠々子さんで、
特別ゲストは あの漫画原作界の巨匠 武論尊さん!

ハチャメチャ放送になっておりますので どうぞお聞きください!
by AWAchampion | 2010-01-06 09:46 | 告知 | Trackback | Comments(0)

今日から始まる大河ドラマ「龍馬伝」をたまたま 見ました。

私は真剣に見ていた大河ドラマは「独眼竜正宗」あたりが最後でしたから
なんだかタイムマシンに乗ったような気がしました。

まず違うところは
1)もともと 放送時代劇のフォーマットである「ナレーションベース」ではない
2)8割がた 手持ち撮影である
3)ワイドレンズ+アップショットの多用で、わざと画面の上から 
  「落ち着かない様子」+「躍動感」を出そうとしている

という点でした。

高知県は私は行ったことがないのですが、あんなにソテツが生えているものでしょうか?
なんだか見た目には マルケスの「百年の孤独」とかを見ているような
南米の革命前夜の雰囲気がして、全然江戸時代っぽくなかったですね。

まあ、それを意識しているのでしょう。福山氏の髪の毛がチリチリなのも
龍馬にゲバラの姿を重ねていて、岩崎弥太郎はカストロなんでしょう。

とにかく BGMギターの多用も含め 非常に南米映画っぽい作りになっている
不思議な大河ドラマですね。

昔からのセオリーだと 日本の近代以前の町や人を描くには
非常に線対称の構図を作ることがいいとされて来ました。

思うに剣を使うシーンだけとか、どこかにそういうシーンをはさめばいいと思うのですが
ある一つの手法にこだわりすぎると、良くないのでは・・・?という感じは
強くしますね。

まあお手並み拝見です。
by AWAchampion | 2010-01-03 19:25 | テレビ | Trackback | Comments(0)

あけましておめでとうございます。

2010年がいよいよスタートしましたね!
相変わらず大不況下で、テレビ&映像業界も大変ですが、
子供はそんなこととは関係なく、成長していきます。

そんな子供達の心に、一生忘れられないような
美しくて楽しい映像を届けるために、
今年一年もがんばってまいります!

ぜひ 子供向け映像コンテンツやイベントのご用命は
わたくしどもまで、よろしくお願いいたします。


テレビ演出家
岡田倫太郎
by AWAchampion | 2010-01-02 08:32 | Diary | Trackback | Comments(0)