求む、超弱い囲碁ソフト

凄く弱いと評判の「AI囲碁」ですが、私はそれの最弱設定で
9路盤 3子以下だと毎回ボロ負けします。
ましてや「COSUMI」だと、9路どころか5路でもほぼ全滅します。

私にはもっともっと弱い囲碁ソフトが必要なのです。

40歳を過ぎた文系頭では これ以上強くはなりません。

とにかく弱くて弱くて仕方ない囲碁ソフトはありませんでしょうか?

私は並外れたボードゲームの弱さを発揮しており、
オセロは最も弱いコンピューターの設定でも
余裕で4隅を取られます。

私と勝負できる 素晴らしく弱いソフトを
是非紹介してください。

そして任天堂さん!

激よわ囲碁&オセロゲームを開発してください。
by AWAchampion | 2012-06-30 02:12 | Diary | Trackback | Comments(0)

歌謡曲考察というカテゴリーには入らないとは思いますが、
今日はYMO の RYDEENについて考えてみたいと思います。

もうRYDEENはYMOの代表曲としてものすごく有名です。
彼らのセカンドアルバム ソリッド・ステイト・サヴァイヴァーの中に入っている曲で
1980年に発表されました。

高橋ユキヒロさんが作曲としてクレジットされていて
彼がメロディーを考えて、そこに坂本さんと細野さんが肉づけをしていったという事だそうです。
ホントかどうかは知りませんが、居酒屋などでユキヒロさんが鼻歌で毎回良くこの
メロディを口ずさんでいて、「それいいじゃん」となったと言われています。
・・・まあ照れ屋なお三方のことですから、本当はガッツリこもって作った気もしますが。

私はこの曲を、小学校3年生の秋に初めて聞きました。
当時私の小学校に赴任して来たばかりの若い体育教師がこの曲と テクノポリスを使って
「テクノ体操」という創作ダンスを作り、我々に踊らせたのです。

当時アニメーションで「勇者ライディーン」というロボットものが流行っていて
初めはあの、子門真人の曲で踊るのかと思ったら、YMOだったというわけなのです。

あとから聞くと、どうやら細野さんが「雷電」というタイトルだったのを、アメリカツアーの際に
「日本では『勇者ライディーン』っていうアニメが流行っているから、いっそのこと『RYDEEN』に
しちゃわない?」と提案したそうで、あながち関係がないわけでも無かったみたいです。

そして今から思えば それは1980年の事でしたら、あの体育教師はオンタイムで
私たちガキんちょに、テクノポップを聞かせてくれたんです。
当時はダンスを踊らされるのが「かったるい」と思っていましたが、やはりこの曲の印象は物凄く強烈で
あの時聞かせてくれて良かったと思っています。

で、なんでRYDEENのことを書こうと思ったかというと、この動画を見ちゃったからなのです。

なんと任天堂DS一つで YMO完コピですよ!



いやぁ凄い時代ですね。
いや、たぶん今となっては当然の話なのかもしれませんが、やはりこうして見せられると
インパクトが私にはありました。
この動画だって、ずいぶん前の話だそうですから、今ではもっともっと進んでいるんだと思います。

1980年当時のロス公演とかを見ると エンジニアの松武さんの後ろにはタンスみたいな
シンセサイザーがありました。
それが30年後には手のひらサイズですからねぇ・・・。

このテクノロジーの進化が原因かどうかは知りませんが
近年ではYMOは、このRYDEENをすごく環境音楽っぽく、主旋律が水の音みたいな
感じにして、もっともっとしずかなバージョンに仕立てて演奏することが多いようです。

でも個人的にはこのピコピコ感がエバーグリーンな感じがするんですけどねぇ。

ちなみに TECHNOPOLISはこんなことになっています。



こちらは2010年に千葉のDJの方が演奏された動画だそうです。
いやぁ、すげぇ。
by AWAchampion | 2012-06-29 22:27 | 歌謡曲考察 | Trackback | Comments(0)

さてさて、久々の告知です!

3月ごろに「今回のDVDはいいぞぉ」と言っていたものがようやく世に出ました。

それがこれ、ベネッセコーポレーション 「音とリズムの大冒険」です。

http://www.shimajiro.co.jp/tomo/non-member/present15.shtml

このDVDは 最近では珍しい 完全オリジナルストーリーの20分で、
さらに 岡田倫太郎作詞&プロデュースの 完全新曲が4曲も入った
お得版!
近年稀に見る いい企画でした。

内容は しまじろうとお友達たちが、気球のリズミーくんに乗って、音とリズムを探す冒険に
出かけるというもの!

リズミーはもちろんパペット!

いやぁ おすすめ!


しかし・・・・残念ながら、これ非売品なのです。

こどもチャレンジに 友人を招待すると その特典として 友人と招待主にもらえるという
ものなのです。
まあだから、こんなに好き放題撮らせてもらえたんですけどね・・・。

なかなか手に入らないグッズではありますが、幸運にも手に入れられた方は
是非ご覧ください。

自分で言うのもなんですが オススメですよ!
by AWAchampion | 2012-06-26 10:00 | 告知 | Trackback | Comments(0)

最近のビックリ小ネタ集

一つでコラムを書くには小さいけど
まとめて書けば何かあるかも?の「小ネタ集」今回はちょっとびっくりした物事です。

1)落とし物.com
 私はツイッターもやっているのですが、先日「落とし物.com」さんにフォローされました。
しかし・・・私はここ数年別に落とし物をしていないですし、落とし物をツイートしたこともないです。
な・・・なぜ?

 こういう、どうしてこの人からフォローされた?ってことは良くありますよね?

 今までで一番びっくりしたのは 小向美奈子さんからフォローされたときですね。
さすがにビビってたじろぎました。私、そんなに肉食系じゃないっす(汗)


2)意外な宝塚歌劇ファン
 この前あまりに意外なところで宝塚歌劇団のファンを見つけてしまいました。
それは・・・・新日本プロレスの菅林社長です!

 サムライTVを見ていたら、プロレス好きのAKB 小森ちゃんが中野坂上に移転した新日本プロレス本社へ
取材をしていました。
そこで、菅林社長の元へ行くと、机の上に雑誌『歌劇』が!

 「いやぁ、今月は退団公演だからね。絶対行かなきゃ!」だそうです。

 菅林さんはもともと大阪地区の営業をやっていて、見た目がちょっと小池修一郎さんに似てる47歳です。
いやぁ・・・。びっくり。

 プロレスと宝塚に精通している人はあんまりいないだろう?と思っていたら、とんでもない大物がいましたよ!

まあ・・・でも・・・・プロレスと宝塚と囲碁に精通している人は少ないでしょ? でしょ? でしょ?
by AWAchampion | 2012-06-17 11:11 | ビックリしたもの | Trackback | Comments(0)

今日、下北沢の本多劇場でミュージカル「リトルショップ・オブ・ホラーズ」を見てきました。
このミュージカルは 1982年にオフブロードウェイで初演され、以来大ヒットを飛ばした
カルトミュージカルです。

映画もとても有名ですが(監督は あのパペット界の巨匠 フランク・オズ)
ミュージカルも 日本で何度も上演されていて、今回でなんと9回目だそうです。

で、見てきました。

主演は「テニスの王子様」などに出ていた 相葉裕樹さん
ヒロインは小池修一郎さんの秘蔵っ子 フランク莉奈さん
それに「仮面ライダー キバ」の悪党役 新納慎也さんという若い3人
それに尾藤イサオさんがわきを締めます。

演出は 「カムカム・ミニキーナ」主宰の松村武さんです。

ストーリーは
ニューヨークのスラム街にある古ぼけた花屋さんが舞台。
吹き溜まりのような街で、希望もなく生きている花屋に
ある時、不思議な鉢植えがやってきます。
その鉢植えを育てているうちに、どんどんその花屋は運が向いてくるのですが
実はその鉢植えは 恐怖の人食い植物だったのです・・・。

というお話です。

もともとはロジャー・コーマン制作のホラー映画なんですが
それが笑いたっぷりのストーリーになりつつ、ラストはホラー風味も残すという
良い感じのお話になっています。

このミュージカルがカルトミュージカルでありえた理由って、「ロッキーホラーショー」とかとも
同じで「バカバカしいけど面白い」ってところだと思うんです。
ほんと よくこんなストーリーをミュージカルにしようと思ったなぁ・・・って感じの
B級感あふれるお芝居なんですけど
それがオフブロードウェイの魅力なんですよね。
「面白い」ってことが第一に来るお芝居が、こういう小規模の演劇でも浸透しているのが
このミュージカルのいいところだと思います。

そしてその オフブロードウェイの古典ともいうべきお芝居を
松村武さんはとても B級感たっぷりに、劇場での空気を面白くすることに成功しています。

実は松村さんと私は早稲田大学の 同じ年あたりに入学した同窓生です。
私が早稲田大学にいる頃、演劇クラブの「カムカム・ミニキーナ」は、すでに有名で
しかも 私の親友のH口Mよしくんの彼女が 当時のカムカムの女優さんだったりしたので
凄く親近感があります。

で、当時 同じころ早稲田大学には もう一つ有名な劇団「双数姉妹」があり
こちらは演劇研究会の小池竹見さんが主宰されていました。

「双数姉妹」は、どちらかというと第三舞台系の流れをくむ正統的な小劇場演劇だったのですが
「カムカム・ミニキーナ」は 名前を見てもわかるとおり かなり当時から砕けていて
エンタメ色の強い芝居をしていました。

実は結構早稲田大学にいて エンタメ色を押し出した 演劇やら映画をやるっていうのは
異色のことなんです。普通はもっといろいろ小難しいことを言いたい盛りですし
実際先輩方なども そういうのが良しとされていたわけです。
でも、そんな中で「人に面白い空間を与える」ことを追求してきた 松村さんは
今から考えると 凄く腹が据わっていた人だったんだなぁ・・・という気がします。

まさに 筋金入りのエンタメ職人 松村さんが演出されたお芝居は 
とても小ネタ満載で、いい意味で小劇場の 肩の凝らない 気軽な空間を作り出しています。

さらに メインの3役を演じておられるのが みなモデルさん出身の役者さんということもあり
とても爽やかで、それでいて面白い いい意味で青いお芝居だったと思います。

私はこの若い3人の役者さんを存じ上げなかったのですが、それぞれ良いですね。
今後いろんなところで見かける気がします。

今までこのお芝居は 青井陽治さん 中村龍史さん 上島雪夫さん と松村武さんが演出されたそうです。

1970年代のオフブロードウェイミュージカルを積極的に翻訳してきた 青井さんは、
その頃のグリニッチビレッジの空気をとらえた、とてもさわやかな作風、
マッスルミュージカルの創始者 中村龍史さんは 肉体派。
テニスの王子様 ミュージカルの上島雪夫さんは 
イベントとしてミュージカルをとらえるのが上手い方。
そして 小劇場で一貫してエンタメ道を貫いてきた 松村さんは 
身の丈に合った オフブロードウェイの魂を一番持っている方なのかもしれませんね。
by AWAchampion | 2012-06-14 23:09 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

今日ミュージカルの「美女と野獣」を見に、劇団四季の四季劇場に行ってきました。
え?今更?とお思いでしょ?
そうなんです、今更なんです。

この「美女と野獣」は1994年にアメリカで初演され、その後全世界で上演されました。
私は1994~1996年にロンドンに住んでおり、それこそウエストエンドの芝居は見まくったんですが
私が滞在中はまだ「美女と野獣」は ロンドンに来なかったのです。

さらに私はその後地獄のAD修行に突入しましたから、なんだかんだで四季版も見ずに
今まで来てしまったのです。
いわば、「青春の忘れ物」だったので、今更ではありますが 見に行きました。

正直言いまして 出だしのベルが住む森の風景は なんだか背景は安い背景幕だし
セットも小さいし 「あれ?」と思いましたが
そこからどんどん良くなっていき 前半のクライマックス ディナーのシーンは素晴らしいですね。

なんでしょう、どんどん話が後になるにしたがって シーンの構成も加速度的に良くなるという
素晴らしい展開。さすがディズニーだと思いました。

なんとなくキャメロン・マッキントッシュ的な 張り手型の大型ミュージカルに慣れてしまっていたので
そういう 普通の展開のミュージカルが逆に心地よかったです。

それに このミュージカルは 衣装と美術デザインが素晴らしいですね。
セット自体はそれほど凝っているわけではないんですけど、衣装の方の才能は本当に素晴らしい。
それはさまざまなギミックを使っているということもそうですが、
配色が本当に絶妙で、 子供にも好かれるけど 大人の鑑賞にも耐える、いい趣味で統一されていて
さすがだと思いました。

お話自体は まあ ディズニー映画そのままですし チョイ 子供向けだと思いますが
映画になる時点で 練りに練られているので ストレスなく見ることが出来ました。

ただ・・・・・、正直なことを言いますと
私は例の 劇団四季の独特のセリフスタイルにどうも慣れない気がします。
私が良く四季を見ていた 15年ぐらい前 市村さんや久野さん、日下さんがいらしたころ
全然気にならなかったのですが 今回は ものすごく気になりました。

浅利慶太さんの「一音なくす者は稽古場から去れ」という言葉は有名で 
母音に力を入れた独特の
発声法は、確かに客席の奥まで声が聞こえます。
せりふが芝居の基本であるというのはその通りだと思いますし
何言ってるのかわからないお芝居はストレスがたまりますから、
基本的には浅利さんがおっしゃっている「浅利メソッド」は正しいと思います。

しかし役者さんたちの中で この言葉が独り歩きして なんか主客が逆転してしまっていて
とにかく母音をはっきり言う事のほうが、セリフのニュアンスよりも
上に来てしまっている気がしました。
なので、すごく古めかしい紋切型の翻訳調セリフに聞こえるのです。
逆に歌に入ったほうが 感情がこもった日本語に聞こえるというのは 
やはり やり過ぎなんでは?と思いました。

特に男性よりも女性キャストにそれは悪く働きそうです。
「とまどい」「ためらい」「ゆれ」「迷い」「うそ」「憂い」
こういう感情の際に現れる 言い切らない言葉みたいなものが すべて
パキっとした台詞に良いかわるのは、決してベストとは言えないと思います。

つまり程度の問題ですよね。演劇メソッドはあくまで俳優の感情表現の
補助として使われるべきであって、そこのバランスを上手くとるのが
演出家と俳優との対話なんじゃないかと思います。演劇ってやっぱり
俳優の肉体で表現するものですから、演出家と俳優は常に対話する必要が
あると僕は思います。
しかし、浅利さんは今やあまりに偉大な演出家ですから、「こういう表現ではどうか?」
という俳優と演出家の対話など出来ようはずもありません。

もっと邪推するに、これほどロングランでやっておられるお芝居のすべての
役者さんと浅利さんが対話をしているはずはありません。そこで助手の方が
キャストの方と実際には色々お話しされるのでしょうけれど、助手の方の
よりどころとして、「お芝居」よりも「メソッド」が先に来てるんじゃないでしょうか?
そういう事は十分あり得ますね。

どうなんでしょう?ちょっとそこはいろいろ考えさせられました。
私が映像の演出家であるというところもあるんだとは思いますが、それにしても
やはり 塩梅の問題で、今は塩気が効きすぎてるんじゃないかな?と思いました。
by AWAchampion | 2012-06-13 00:19 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

今日、志村けんさんがやっておられるお芝居「志村魂」(しむらこん)を見ました。
会場の天王洲銀河劇場は、小学生のお子さんを連れたファミリーで一杯!
たぶん客席の3分の1はお子さん、3分の1は演劇好きの私みたいな客層、そして3分の1が
家族やカップルという素晴らしい配分!
しかも、何ていうんでしょう・・・。宝塚とか帝劇にもお子さんがいるんですけど
そういう「バレエ習ってます」みたいな客層じゃないんですよ。ご両親も演劇見るのが初めて・・・みたいな
感じの客層でした。

劇場に行ってみると 
前半 1時間35分 休憩 20分 後半 1時間20分 の3時間を超える長丁場!
お子さん大丈夫か?という挑戦的な長さです!

前半戦は バカ殿から始まって、ひとみ婆さんやら、往年の「だいじょうぶだぁ」で見た
ショートコントなど、とにかくコント祭り!
ダチョウ倶楽部・くわまん・磯山さやか・みひろなど おなじみのメンツが
大暴れします!

そのほとんどが「うんこちんちん」的なネタで、場内の小学生が「志村後ろ後ろ!」で
大騒ぎです!
さらに その「だいじょうぶだぁ」に出ていて、一時期公私ともに志村けんのパートナーであった
いしのようこが出てきて、当時の「いちゃいちゃネタ」をやったりするものだから
私たち世代も懐かしくて 一緒に大笑い。

なんだか「8時だよ!全員集合!」の会場ってこんな感じだったんだろうなぁ・・・。という
懐かしい雰囲気に包まれます。

しかしそんなショートコントの合間に 「STOMP」式のストリートタップや、「シルクドソレイユ」的な
エアリアルの技が挟み込まれ、ただノスタルジーだけじゃない喜劇空間がノンストップで紡ぎだされます。

子供たちの笑い声が絶えないなか、1時間半はあっという間に過ぎました。

後半はガラッと変わります。

まず三味線を構えた志村さんが上妻宏光直伝の三味線を3曲 弾きます。
途中 よさこいソーランっぽい踊りを交えたり、ギターとのコラボを見せ
きわめてかっこ良く三味線を弾くのですが、最後にお尻を見せて 笑いを取るのも忘れません。

その後、松竹新喜劇のネタ「先ず健康」が上演されました。
これは藤山寛美さんがやられていたネタで、親孝行の兄弟が 父に対して正反対の
形で親孝行をするが、両極端すぎて父は翻弄されるというお話で、
SETのベテラン俳優 野添義弘さんと、ダチョウ倶楽部の上島竜平さんが兄弟
志村さんが父という役で、時にアドリブを交えながらの人情話が展開されます。

最後はほろっと泣ける、今時珍しい ドストレートな喜劇を 芸達者の3人が
演じました。

これで終わりか?と思ったら最後に 「変なおじさん」のショートコントがあって大団円!
おなか一杯の3時間が終了しました。



いやぁ・・・。志村さんは凄いですね。
大スターですよ。ご本人は全員集合の時よりも肩の力を抜いて、旧作コントを演じてらっしゃるのですが
とにかく会場を埋めた上は60歳~下は4歳ぐらいまでの幅広い層は、すでに彼のコントとともに
生きてきているわけですよ。
だから 何が出てきても「待ってました!」状態。
彼が紡いできた喜劇人生の重みを感じました。
それに、彼は客席の空気をコントロールする天才です。志村さんが話しているときは
全く飽きることがありません。それを 客席で体感できて素晴らしい経験をしました。

それから、特にいしのようこの存在は 凄く面白かったです。

ちょっと 思ったんですが 志村けんと いしのようこの関係は 
ウッディ・アレンとダイアン・キートンの関係性に似ている気がしました。

ウッディ・アレンは40本近い映画を作っているのですが、
今まで二人の 公私ともに深い関係になった女性、ダイアン・キートンとミア・ファローが
彼に大きな影響を与えました。

ミア・ファローは「カイロの紫のバラ」「ラジオデイズ」「カメレオンマン」など
ウッディ・アレンが 完全に作り上げた世界の中で キャラを憑依させて演じてきた女優さんです。

しかしダイアン・キートンと組んだ作品は 「アニー・ホール」「インテリア」「マンハッタン」と
どれも ダイアン・キートンはきわめて本人に近いキャラクターで出演し
ウッディ・アレンも 非常に本人に近いキャラで向き合います。

志村けんも基本的には、キャラを憑依させる形の芸人さんです。
現在のコント上のパートナー優香は、非常にデフォルメしたキャラを演じることが多いです。

しかし志村さんがいしのさんと長い同棲生活をしていた、あの90年代初頭
志村&いしのコンビのコントは 非常に本人に近い 恋人同士の虚とも実とも分からぬ
危うい関係性のもとに立っていたのは、当時の生きた日本人のだれもが知っている事でしょう。

ウッディ・アレンがダイアン・キートンと付き合って、自伝的な作品を作っていたのも
志村けんが、いしのようこと きわめて私的なコントを作っていたのも
同じ 40代初頭です。

コントという 他人を生きる世界を書いていた作家が
40代になって、才能ある若い女性と出会い、自分を掘り返してみたくなるのは
今 その世代に私も立ってみて なんだかわかる気がします。

で、志村さんといしのさんは 18年ぶりの共演だそうです。
志村さんにとって 青春のパートナーであったいしのさんとの共演はちょっと恥ずかしそうで、
逆にいしのさんは 志村さんに対して余裕があるというのが、とても微笑ましく思えました。 

志村さん一座の大衆演劇という趣ですから
意図して それほど目新しいことをやらないというお芝居かもしれません。

しかしよくよく目を凝らすと これがタイトル通り 志村けんという稀代の喜劇作家&役者の
本質がよく表れたお芝居ともいえるのでは?と思いました。


あと、絶対忘れちゃいけないことですが、
ダチョウ倶楽部は テレビでは「汚れ芸人」「リアクション芸人」と言われていますが
もともとは テアトル・エコー出身の実力派です。
特に上島竜平さんの 深みのある演技力には 今更ながらびっくりしました。

いかにテレビが芸を一面的にしか取り上げないか?
ということも良くわかりました。
テレビの王であった 志村さんが 60になってたどり着いたのがお芝居だというのが
なんだか色々考えさせられますね。
by AWAchampion | 2012-06-07 23:19 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

日本の飛行機会社は 日本航空(JAL) 全日本空輸(ANA) エア・ドゥー ピーチ スターフライヤーなど
さまざまありますが、なかでも特徴的なのは スカイマークエアラインです。

この航空会社には私は先日乗りました。
そこでちらっと書いてあるのですが、キャビンアテンダントさんが、ほかの航空会社とは明らかに
違い、かなりラフな格好なんだなぁ・・・という印象でした。
http://rokada.exblog.jp/15158869

そうしたら、なんとこの5月から こういうお知らせが
スカイマークエアーの 全席に置かれるようになったそうです。

a0054076_20181635.jpg


つまり、スカイマークエアの乗務員は いわゆる客室乗務員でなく、保安係である。
だから荷物の補助もしないし、子供が泣いていてもそれは我慢してください。
服も ポロシャツとウィンドブレーカー以外は自由です。衣装のことを言われても困ります。

的なことが書いてあります。


・・・・う~~ん?

まあ企業の経営方針の可能性として 分からなくはないです。

しかし、日本の鉄道のどんな小さな駅でも、駅員さんはもてなしの心をもって対応されています。
それが 日本の風土というもんじゃないでしょうか?
どんな 安い居酒屋だって、一応店員さんは丁寧な対応をしてくれます。
それは それが日本の風土だからです。
そう考えると ここまではっきり「もてなしません!」と言っているのは どうも私には馴染めません。

ただ、確かに電車でも 駅員さんにはいろいろ聞きますけど
線路の保安係さんに何かを聞くことはありませんよね。

だからこういっちゃなんですけど、女性じゃなくて 本当に地上で誘導している男性を
乗せて 赤灯で 着席指示とかを出せばいいんじゃないでしょうか?

(・・・とはいえ、ANAとかJALに乗ると 入口のところで
地上で飛行機を誘導している ヘルメットをかぶっている方も
「ありがとうございました」って言ってくださいますね)

私は 思うのですが、この「サービスコンセプト」が 単に サボりの免罪符になりはしないか?
ということです。

確かにスカイマークは安いですから
過剰にサービスしてくれなくてもいいですけど、緊張感を持って仕事はして欲しいです。
それは保安係なら尚更です。緊張感を持てば それなりの身なりとそれなりの言葉遣いには
なると思うんですけど、そこを外してしまうと 単に弛緩した職場でしかないんじゃないでしょうか?

私は 以前 同じ九州に拠点を持つ スターフライヤー航空についての
ブログを書きました。
ここに言いたい事がすべて集約されています。

「エアラインはカッコよくあるべきだ」
http://rokada.exblog.jp/14047484
by AWAchampion | 2012-06-02 20:28 | ビックリしたもの | Trackback | Comments(0)

先日 「きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲」を見てきました。

まあさすがにこの映画は 私がネタバレして怒る方は
このブログを読んでらっしゃらないでしょ?ということで、そのまま行きます。

平日の11時の回にお台場で見たんですけど、
場内は3~6歳のキッズでいっぱい!
私自身 「きかんしゃトーマス」シリーズのdvdをいくつも作っていますから
いわばユーザーさんと一緒に見るような形でした。

ストーリーは
トーマスの舞台 ソドー島でのお話。
ソドー島では客車を引いたり 大切な荷物を運ぶのはいつも蒸気機関車で、
ディーゼル機関車は石を運んだり石灰を運んだりと つらい仕事ばかり
させられています。

蒸気機関車はディーゼル機関車のことを「油っぽくって臭い」
ディーゼル機関車は蒸気機関車のことを「ススだらけで汚い」
と思っていて 対立構造があります。

蒸気機関車たちは、ぴかぴかの「ソドー整備工場」が作られましたが
ディーゼル機関車たちの「ディーゼル整備工場」はおんぼろです。

そんな時、島に新しい消防列車がやってきました。
トーマスが 消防列車を島の隅から隅まで案内する役を与えられ、
四六時中一緒にいます。
でも親友パーシーは トーマスが自分じゃなくて 新しい消防列車ばかりを
相手にするので「自分はもう特別な友達じゃないんだ」と拗ねてしまいます。

そこへ ディーゼル機関車たちが パーシーに近づき、
「ディーゼルはパーシーの友達だよ」といいます。

しかしそれは ディーゼル機関車の親玉 大きなピンチーの ディーゼル10の
罠だったのです・・・・・。


というお話でした。

75分の中編だったのですが、子供たちは 後半30分 もう立ち尽くして
パーシーがどうなるのか、はらはらドキドキとした顔で見ていました。
いやぁ・・・かわいい。そういう子供を見ているのが幸せですねぇ。

私は 「きかんしゃトーマスDVDシリーズ」を作るのに 少なくとも
トーマスの声が比嘉久美子さんになってからのシリーズは全部見てますけど
そこで トーマスに貫かれている 重要な思想があります。

それは 「個を捨てても、島の役に立ちたい」という 滅私奉公の心なのです。

「All for one, One for all」という言葉を生み出した イギリスならではのストーリーですよね?
機関車たちがいろいろ やりたいことがあったりエゴがあっても
最後は 「トップハム・ハット卿にとって 役に立ちたい」という動機が一番なのですから。

これはトーマスの対象年齢が 大体3~6歳ですけれど
その世代に教えるにはかなり早いテーマといえます。
普通はこの時期には 「自分の頭で考える(Independent thinking)」を教えることが
多いです。
しかしその段階の子供に 社会の中での自分を教えるということは いかにイギリスが
日本と同じ 「世間」で動いている国か?ということを 教えてくれます

その意味でとてもトーマスは興味深い子供番組といえます。

皆さんが思っているよりも ずっとずっと説話的で、大人が見るといろいろ気が付き
それはそれで面白い作品だと思いますよ。
ぜひご覧ください。
by AWAchampion | 2012-06-02 08:17 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

尾崎紀世彦さんのこと

昨日 歌手の尾崎紀世彦さんが亡くなられました。

彼は私が生まれた1971年のレコード大賞受賞歌手で
「また逢う日まで」は不朽の名曲です。

真に実力があった歌手で、もっともっと長生きしてほしかったです。

実は彼がレコード大賞を獲った時のマネージャーは
私が所属していた カノックスの専務だった 三浦寛二さんでした。
私は実は彼の庇護を受けてこの業界に入ったので
私にとっての大恩人でもあります。

その三浦さんに伺ったのですが、当時ナベプロ・ホリプロのような
大きな会社に所属していたわけではない 尾崎紀世彦が
レコード大賞を獲るのは それはそれは大変なことだったそうです。

ただ、ご本人は縛られない生き方が好きな方で、
賞を取ることによって 望まない音楽活動をすることがいやで
その後も 気が向くまま 音楽活動をしておられたそうです。

本当に素晴らしい歌手でした。
私はカラオケに行くと 必ず最後に「また逢う日まで」を歌います。

故人のご冥福をお祈りいたします。
by AWAchampion | 2012-06-02 03:41 | 歌謡曲考察 | Trackback | Comments(0)