ここから年明けにかけて、見ていただける私のお仕事です。

1)きかんしゃトーマスDVD 
「君はどれだけ知ってるかな?ソドー島の謎を暴け」
「ソドー整備工場は大忙し」
「みんなの英雄ヒロスペシャル」発売中!

2)12月10日&12月27日「ほっと@アジア」(NHKBS-1)

3)来年1月20日より放送「てくてく湯るり」(旅チャンネル)

4)来年3月3日放送「囲碁スペシャル 国際新鋭囲碁対抗戦」(囲碁将棋チャンネル)

5)ベネッセコーポレーション・友招DVD
 「しまじろう・音とリズムの大冒険」

などが、現在比較的簡単にご覧いただける私のお仕事です。
結構色々やってるんですよ!よろしくです!
by AWAchampion | 2012-11-29 21:32 | 告知 | Trackback | Comments(0)

1980年あたりに小学生~中学生を迎えていた私たち40代にとっては
アントニオ猪木の提唱する「ストロングスタイル」という言葉に
とても惹かれたものです。

これはもともと、ライバルであるジャイアント馬場がアメリカで大ヒールで
あったために、プロレスの本場アメリカから超大物スターをどんどん
呼べるのに対し、三流外国人しか呼べなかった猪木が
「無名だが実力のある選手を呼んでいるのだ」と対抗するために
流布した言葉です。

元々はただのキャッチコピーでしたが、それが新日本プロレスの味になり
さらには MMA(総合格闘技)の礎ともなったのです。

で、今の新日本プロレスの選手は 事あるごとに
「ストロングスタイルはどこへ行った?」とオールドファンやらOBから言われ
相当ストレスが溜まっているようです。
総合格闘技でも実績を残し、プロレスでもスターで、
言語感覚も鋭いレスラーきっての論客 中邑真輔選手でさえ
「その定義は もう人によって違う。曖昧な言葉だ」と言っています。

確かに競技者としては「ストロングスタイルをしろ」と言われても
それが精神論である限りは、やりようがない・・・というのはわかるところです。

しかしファンから見ると 実は結構単純な話にも思えます。

例えるなら「ストロングスタイル」とは 【見栄を切らない演劇】 ではないでしょうか?
歌舞伎やミュージカル、オペラなどはスターが『見栄』を切ったり、
アリアの独唱をしたりと、観客に対して スーパーアピールをするところがあります。
それこそが商業演劇の素晴らしいところですし、アメリカンプロレスも
基本的には それぞれの選手のムーブを、試合の形をとりながらきちんと見せることで
最高の満足空間「盛り上がり」を演出しています。

でも演劇には、普通のストレートプレイもあります。
これは別に主役が グワっと客席を睨んだりすることはありませんが、それでも
しみじみとした感動は得られます。

これをプロレスで説明するなら、現代プロレスは技が高度になった結果
例えばトップロープから フライングボディプレスをする際に
受け手がきちんと受けられる用意ができるまで、飛ぶ方は受け手と
アイコンタクトをしながら待ちます。
対角線コーナーに相手選手を振るというムーブも、
背中をちょこんと叩くだけで、相手選手が勝手に対角線にダッシュします。

それは全て技をキレイに見せるためのお約束なのです。

しかし、ストロングスタイルとは、そういう「明らかに力がかかっていない」、とか
「明らかにタイミングを両者で合わせている」みたいな事を極力排していく事
なんじゃないでしょうか?

本来プロレスの技はキレイに決まり合うのではなく、力ずくでかけるものです。
なので大日本プロレスのストロングBJの試合が 現代プロレスで一番
ストロングスタイルに見えるのも、彼らが知ってか知らずか
筋力を競い合って、力ずくで技の攻防を繰り広げているからなのです。

キレイにすべての技が決まるのを見たいファンもいるでしょう。
それは新日本プロレスで言えば棚橋選手がやればいいのです。
しかしそれだけではいけません。
やはり がむしゃらに、力ずくで技を掛け合うプロレス=ストロングスタイルが
少し興業の中にあっても良いんじゃないか?とおもいます。
by AWAchampion | 2012-11-23 09:13 | プロレス界展望 | Trackback | Comments(0)

今日は囲碁界にとって歴史的な日です。
二十三歳の天才棋士 井山裕太九段が、
張栩王座から、王座位を奪取してしまいました!

http://www.nihonkiin.or.jp/match/2012/11/56031122.html

これは解説が必要ですね。

以前も書きましたが 囲碁の世界には

棋聖・名人・本因坊
天元・王座・十段・碁聖という7つのメジャータイトルがあります。
(そのうち 上の3つが別格の3大タイトルです)

今までの歴史の中で一度に一番多くのタイトルを持ったことがあるのは
張栩さんで、5冠でした。
あの趙治勲も小林光一も4冠が精一杯だったのです。

ところが、今日の出の勢いの 井山裕太本因坊・天元・十段・碁聖は
今まで苦手にしていて「最も手ごわい相手」と言っていた
張栩王座を一方的に3連勝して、王座位を奪取してしまったのです。

これには2つの大きな意味があります。
ひとつは、張栩王座はこれまで4期連続でタイトルを保持していて
今季防衛すれば、「張栩 名誉王座」の資格が得られたのです。
しかし井山さんの前にその夢は絶たれました。

さらに、最高タイトル 棋聖を持っているのが
張栩さんで、年明けに井山さんを相手に防衛戦を行う予定だということなのです。

勢いははっきり今、井山さんにあります。
これはもしかしたら、もしかします!

そして井山さんは 現在持つ5冠の他に 名人タイトルを持っていた経験があるので
あと 棋聖タイトルさえとれば、グランドスラム達成なのです!

このグランドスラムも達成したのは趙治勲・張栩の2人しかいません。

さぁ!面白くなってきましたよ!
囲碁界の1月は熱くなりそうです!
by AWAchampion | 2012-11-22 21:40 | 囲碁界解説 | Trackback | Comments(0)

CSフジテレビoneで、フットサルワールドカップの中継をやっていたので
見ていました。

日本代表の11番を背負って カズが出場していましたね。

今回初めてまじまじと競技フットサルを見たのですが、
やはり体育館で、バスケットシューズみたいなのを履いてやる
フットサルは、サッカーとは似ていても相当違うスポーツなんですね。
テニスとバドミントンぐらい違いそうです。

スパイクを履いて芝のグラウンドで競技する時には、
どちらかというとアクセルを踏み込んで スピードを上げていく方が
重要ですから、地面を蹴る力が重要で、
ふくらはぎ等に力がかかりますが、
体育館の場合は、むしろブレーキをかける方が
重要ですから、内腿に大きな負担がかかります。
45歳のカズにとっては、相当肉体にダメージがあったのでは
ないでしょうか?

それでも、すっかり白髪が多くなった髪をなびかせて
がむしゃらに 新しい競技に飛び込んでいったカズは
とてもかっこよかったです。

Jリーグ立ち上げの最大の功労者にして
日本のプロサッカー史上初めての世界的選手であったカズは
バブルを過ぎても 黙々と毎日自分を鍛えています。

正直言ってJリーグMVPだったころは
パフォーマンスが鼻についたこともあったのですが
今は本当に素晴らしいと思っています。

昔「不屈のライオン」と言われたアフリカの選手がいましたが
キング・カズは「不屈のサムライ」ですね。

彼をスタッフでもなんでもいいから ブラジルW杯に
連れて行きたいですよね。
by AWAchampion | 2012-11-12 01:24 | Diary | Trackback | Comments(0)

最近の4コマ誌に物申す

私は大体1989年ぐらいからの 4コマ漫画誌ハードリーダーです。
特に芳文社の「まんがタイム」「まんがタイムオリジナル」「まんがホーム」「まんがタイムスペシャル」
竹書房の「まんがライフ」「まんがライフオリジナル」は
20年以上毎月買っています。

きっかけは、大学受験中に新幹線の中で大阪~東京のあいだで
読み捨てることが出来る雑誌・・・と思って買い求めた事でした。

当時は4コマといえば サラリーマンのもので
大御所「コボちゃん」の植田まさしをはじめ 田中しょう・赤座ひではる・平ひさしなどといった
いわばちょっとおじさんの作家が、サラリーマンの日常をよく書いていました。

女性の作家も窪田まりこが「恋するさよちゃん」といったOL漫画を書いていて
秋になると、会社をサボって焼き芋を買いに行っちゃう牧歌的なサラリーマン風景が
描かれていました。

ところが、多分芳文社の「まんがタイムラブリー」から「けいおん」が大ヒットした
せいでしょうか?
最近の4コマはほとんど 萌え系になってしまいました。

以前は4コマ誌を買うのは、「漫画ゴラク」読者とそれほど変わらなかったのに
いまやちょっとレジに出すのが恥ずかしい感じです。

萌え系を悪いとは言いませんが そればっかり どの雑誌もというのは
非常に良くないと思います。

そもそも作家さんも 田中しょうとか平ひさしなんて
全然現役じゃないですか?
こだま学とかだっているのに、どんどん切り捨てて
学園ものばかりにするのはどうかと思いますよ。
by AWAchampion | 2012-11-06 02:11 | Diary | Trackback | Comments(0)

昨日の11月3日は文化の日でしたね。
いつもの週末は色々と宿題を抱えていて、あまり余裕がないのですが
珍しくこの週末はそれほど宿題がなかったので
思い切って 映画を近くのシネコンで3本見ました。

それが「アウトレイジ・ビヨンド」「アルゴ」そして「エクスペンダブルス2」です!
先の2本の映画についてはコラムを書きました。
そして漢の映画「エクスペンダブルス2」も感想を書いちゃいますよ!
ネタバレします!


けど、まあいいよね。
ネタバレしようがしまいが、結局スタローンと筋肉戦士が暴れて勝つ映画ですよ。
そのままお読みください。

ストーリーは、ざっくり言うと スタローンは民間傭兵チームのボス。
仲間はドルフ・ラングレンやジェット・リー。
彼にヤバめの依頼をするのは FBIのブルース・ウィルス

そして同業者の猛者に、アーノルド・シュワルツネッガーや、チャック・ノリス

今回現れた最強の敵がジャン・クロード・ヴァンダムという
もうありえないオールスターキャスト。

きゃっほ~!

スタローン・シュワルツェネッガー・ブルースウィルスが
3人並んで、マシンガンをぶっぱなしたり、
スタローン対ヴァンダムの戦い
「ロッキー」対「キックボクサー」ですね・・・があったり
もうとにかくいちいち夢!漢の夢!

肉汁たっぷり漢祭りですよ!

それに 前作は確かにオールスターキャストではありましたが
ぶっちゃけ それだけの作品で
中身はB級というかC級な映画でした。
それはそれで その荒さが可愛かったですけどね。

今回は違います。
前作のヒットを受けて、ちゃんとブロックバスタームービーとして
制作されていて、監督もスタローンじゃありません。
つまりしっかりした映画なのです。

この手の筋肉ソルジャーが みんな高齢化しているのは
ちょい気になりましたが、
それでも 本当に素晴らしい バカ爽快筋肉映画でした!

特に前作オファーを断り
今回満を持して出てきた ジャン・クロード・ヴァンダムは
とてもとても良かったです。

こういうサイズの映画にとにかくあってます。
それに彼のベルギー訛りの英語が
悪役っぽくて素晴らしいです。

こういう映画を見たかったぜぇ!

きゃっほ~!
by AWAchampion | 2012-11-04 15:17 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

「アルゴ」見ました

さてさて、続けて 映画の感想です。
今回は「アルゴ」を見ました。
これもネタバレしますよ。さぁさぁ、早く逃げてください!!








まだいるとネタバレしますよ!








さて、もういいですね?
見た人だけですね。

どう?・・・・・・超良かったですよね?

いや素晴らしい。面白かったですよねぇ。
これが実話って言うんだから素晴らしい。

一応ストーリー概要を書きます。
1979年から始まった イラン革命で
それまでアメリカの後ろ盾で 皇帝の座につき
放蕩な生活を欲しいままにしていた パーレビー国王がアメリカに脱出。
ホメイニ師を信望するイスラム原理主義者の国民たちのあいだに不満がたまり
そして11月、暴徒たちによって 在テヘラン アメリカ大使館が占拠。
60人を越す外交官たちが人質となり、1年半以上軟禁されました。

そこまでは1971年生まれの私は
リアルタイムで知っていました。
私と同い年のベン・アフレック監督もそうでしょう。

しかしその話には続きがありました。
その大使館が占拠された時、6人の大使館員がこっそりと逃げ出し、
カナダ大使の私邸に逃げ込んでいたのです。

しかしイランの革命軍は、その事実を知り血眼で国内をシラミつぶしに
調べました。
そこでCIAが、彼ら6人を救出するためにとった作戦というのが
今回の映画のネタなのです。

CIAのエージェントを カナダ人の映画プロデューサーに仕立て上げ
SF映画のロケハンということでイランに潜入。6人を別便で来た
スタッフということにして 数日後に一緒に何食わぬ顔で出国という
「嘘でしょ?」と思うような作戦だったのです。

これ、実話なんだそうです。
実際エンドロールで 実際の登場人物達の顔が出てくるんですけど
今回の映画が 本当に実話と実際の写真などの資料に
忠実すぎるほど再現されていて、それが 一種ドキュメンタリー映画のような
緊張感を映画に与えています。

これはベン・アフレック監督の大勝利ですね。
実話ではありますが、007だってこんなことはしない、めちゃくちゃな話です。
それが「事実だった」ことに面白みがある訳ですから、
徹底してスーパーリアルに再現して、手持ちカメラのドキュメンタリー風の
構成にしました。
ですから映画的な開放感はありませんが、ジリジリとした緊張感を描くことに
大成功しています。

それでいて、最後の空港の下りは多分創作でしょう。
それまでのとても静かな脱出ミッションに
最後だけ映画的なモーションを加えることで、映画全体の
感情をより大きくすることに成功しています。
全体的にはとても静かな映画なのですが
最後の空港の脱出劇があるおかげで
ものすごく大作のアクションムービーを見たような印象があります。

最小限度だけファンタジーというスパイスを効かせた
脚本家の腕は相当素晴らしいですよ。

ベン・アフレックが自ら演じるCIAのエージェントも
決して感情を爆発させない、極めて静かな描かれ方をしています。
「作戦に協力しない」という外交官を説得するのも
別に英雄のように振舞うわけでなく、極めて冷静に、人間らしく
説得をする様子が、とても丁寧に描かれます。

さらに、本国から土壇場になって「作戦中止」を言われて
ホテルに戻ったあとの描写は、素晴らしいですね。
何も起こらない。何も起こさないんです。
でも時間が過ぎる。
・・・他国に潜入したスパイが怒鳴り散らしたりするはずもありませんから
本当にリアルです。

この映画は本当にアメリカ映画の底力を見ました。
いろいろ有名な人も出ているんですが、それをきちんと実際の人物に
ものすごく似せて、「映画のためのキャスティング」をしています。
そこも素晴らしいです。

素晴らしい脚本があったとき
それに対して最善を尽くした すべてのスタッフに敬意を感じました。
わたし的にはこれは アカデミー賞を取るべき作品だと思います。
by AWAchampion | 2012-11-03 20:26 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

北野武監督最新作 「アウトレイジ・ビヨンド」を見てきました。
このあと、深刻なネタばれをしますので、これから見る人は
とにかく逃げてェェェェ!











逃げました?
ここから先は見た方だけが読んでいいブロックですよ。
マジ ネタばれしますよ。



さて、前作「アウトレイジ」から五年後、
関東の巨大暴力団 山王会は、先代北村総一朗を殺してのし上がった 
二代目三浦友和のもとで急成長。
その影には 山王会の三部組織の武闘派組 大友会の下で修行を積んだ
若くて頭の切れる 加瀬亮が、山王会全体の若頭に抜擢され
経済ヤクザとして生まれ変わったことが大きかった。

その力は政界にまで及び、山王会の天下だと思われたとき
警視庁 暴力団担当の刑事 小日向文世が、刑務所で死んだと思われていた
ビートたけしを出所させる。

という物語です。

前作「アウトレイジ」は「全員悪役」というキャッチコピー通り
なにか 暴力描写先行で、闘鶏が戦いあっているのを
眺めているような感じがしましたが、今回はビートたけし扮する大友や
中野英雄扮する木村。小日向文世の片岡刑事。
花菱会や山王会の動きなど、全て納得できる動機があり
非常に完成度の高い脚本で練られた、人間ドラマでした。

特に加瀬亮扮する 石原が、分不相応に大きくなってしまったが故に
去勢を張り、怒鳴り散らす様子や、
引退した二代目会長 三浦友和と 三代目会長 名高達男の
上座をめぐるちょっとした小競り合いなど、本当にキャラがしっかりしていて
正直前作とは比べ物にならないほど いい作品でした。

たけしさんがそれほど物語の中で 多くの時間出ていないのも良いですね。
ご自分が監督として、ちゃんと引いた目で見られたが故に
非常に密度の濃い 人間ドラマになっていました。

ギャングスター作品で、我々が感情移入するのは
やはり「恨み」とか「復讐心」を暴力で晴らすという
日常では出来ない構図なのです。

そこで武さんは 今回その恨みの根源をしっかりと描いたことで
出演者たちにぐっと感情移入できました。

今回の作品はご自分が「仁義なき戦い」以来のスタンダードを作った
とおっしゃっていましたが、それはその通りで、
冷たい現代社会のヤクザの、綺麗事ではないリアルな損得勘定や
「恨み」の構図を描いたという点で ヤクザ映画の新しい
地平だと思いました。

北野武 初期暴力三部作
「その男、凶暴につき」
「3ー4x10月」
「ソナチネ」
の系譜に確実に入る、四作めの傑作だと思いました。

もちろん「キッズ・リターン」とかもいいけど
ちょっとたけしさんの コント作家っぽい人情劇が入っている
のですが、今回の作品はあくまで冷たく、そして理にかなった
良質のフィルム・ノアールでした。
ヨーロッパがしびれたキタノブルーは ようやく復活しましたよ。

そしてラストが良い。

まさかねぇ・・・。前作から見ているとわかりますが
彼が殺されるとはねぇ・・・。
だって彼は、リア王でいえば 道化の役で
破滅する王国を笑いながら見ている狂言回しなんですけど、
今回「ちょっと出過ぎているかな?」と思ったらこの結末。

いやぁ、北野武という人の 脚本家としての
才能は今一度評価されるべきだと思いますね。
by AWAchampion | 2012-11-03 20:00 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)