先ほど、たまたまBS朝日で「BBC地球伝説」の~アレキサンダー大王 の回がやっていました。

これは非常に面白かったです。

番組は考古学者のイギリス人が狂言回しとなり
語っていく形で進行します。

もともとギリシャのマケドニア出身の王であったアレキサンダー大王が
その才能と野心、そして王の孤独を抱えながら
ペルシアからインドにまでの広大な土地を収奪していく・・・。という事が
前半に語られます。

しかし番組としては後半
その大帝国を10年足らずで作り上げたアレキサンダー大王が
亡くなった後、大王の学友であり「毒見役」として非常に彼に近いところにいた
プトレマイオスが、やがてエジプトの王となり、
いかにアレクサンドリアという町を発展させていくか?というところに
話の重点を置いていました。

つまりアレキサンダー大王は、エジプトに自分の名をつけた
「アレキサンドリア」という町を開いたのだが、彼が作ったのは
大きな図書館と神殿だけで、大王は普通の生活を大都市として
成立させることに全く考えが及ばなかった。
だから井戸をほっても塩水しか出ない場所に人口の街を作り
岩ばかりでろくに港として使えない湾を港にしてしまったのです。

プトレマイオスは、大王ほど大胆な男ではなかったけれど
思慮深い人物だったので、彼がまず行ったことは
30キロ離れたナイル川から地下水道を掘る事。

二番目が、岩ばかりで海難事故が多かった港に巨大な
灯台を作った事

三番目が現地の人とマケドニア人が融合できるように
ギリシャの神をモデルにしつつも、内容は古来のエジプトの神である
新しい神を作り上げ、その神殿を作った事

四番目が、大王が作った巨大図書館を実際に運用して
知識の都としたこと。

の4つを成し遂げて、プトレマイオス朝エジプトの基礎を作り上げた
ということを丁寧に描きます

プトレマイオスの功績により、エジプトとギリシャの文化が融合し
ヘレニズム文化が発展、大王の時代には成し得なかった
本来的な領土統治が実現した・・・と結論づけます。

そして番組として「征服者より偉大な功績を上げる事・・・それは文明を築き上げることだ」
という結論を導き出していました。

「アレキサンダー大王」と言うとどうしても
英雄譚を語りたくなりますが、アレキサンドリアという町に絞って
その統治者の変遷から、「誰が本当に偉大だったのか?」ということにまで
切り込む語り口は、さすがBBCで見事の一言に尽きます。

ヒストリーチャンネルなどで欧米の歴史番組が
それこそ玉石混交の感じで色々見られますが、やはり
地に足のついた番組作りというのが必要なのだなぁ・・・と
改めて実感しました。
by AWAchampion | 2013-01-23 23:26 | テレビ | Trackback | Comments(0)

わははははは。
いやはや、ビビりました。
え?何がって?

先日「アイドリング!!!約束の日」のブログを書きまして、その反響が
ものすごくてビビりました。
なにしろPVが普段の25倍!

これほどまでとは・・・。

おまけに以前のアイドリング!!!関係の記事も軒並み読んでくださって
いるようで、あたらめて驚きました。
このブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました。

私、ちょくちょくいろんな局でいろんな仕事をしておりますし
なにより子供番組に情熱を注いでおります。
是非エンドクレジットなどで見かけたら、このブログを
思い出してくださいね。

いや・・・それにしてもビックリしました。

多分私なりに分析するに、あまりこの番組やグループについて
書く人が多くないんでしょうね?

私はフジテレビoneのファンなので
(ちなみに「せんべろ女」の記事は、最近の一番人気です)
書く事がいっぱいありまして、ドカンと書いちゃうんですけど
確かにほかのアイドルグループ、特にももクロちゃんなんかの方が
ずっと「語られやすい」アイドルグループなのかもしれませんね。

でも、ほんとフジテレビの方々がこれだけの分量と熱量で作っている
ものですから、本業のライターさんとかがちゃんとおもしろがれば
もっと雑誌とかでも、語るべきところがある番組だと思いますよ。

それはそうと、囲碁関係の記事は、ちょい寂しいです・・・。
う~む。井山裕太の凄さとか
囲碁タイトル周りの人間模様の面白さって、なかなか伝わらないのかなぁ?

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

結局その後も「約束の日」のPVは増え続け
一週間で1万PVに達しました。
それだけこのイベントが皆さんの心に、私と同じように響いて
グッと来たってことですよね?

今フジテレビオンデマンドで配信しているそうですから
私のブログを見て、興味をもたれた方は
ぜひご覧になってはいかがでしょうか?
by AWAchampion | 2013-01-21 14:03 | Diary | Trackback | Comments(1)

さて、年明けの「情熱大陸」に井山裕太本因坊が取り上げられていましたね。
このブログでも何度も取り上げた、23歳にして5冠王の
囲碁界の大スターです。

おさらいしますが
囲碁界には7つのメジャータイトルがあります。

棋聖・名人・本因坊

天元・王座・碁聖・十段

そのうち上の3つが別格の3大タイトルです。

上の3つを同時に保持することを「大三冠」といい、今まで25世本因坊趙治勲のみが達成。
7つのタイトルすべてを保持した経験があることを「グランドスラム」といい
それも趙治勲と、現在の棋聖 張栩九段の二人のみが達成しました。

同時にタイトルを保持していたのは、5冠が最高で、
それも張栩九段だけが達成してたのですが、昨年井山裕太本因坊が23歳にして
5冠同時保持を達成しました。

そして今、6冠目として、最高タイトル「棋聖」を張栩棋聖と井山本因坊が争っているのです!

張栩棋聖は、「平成四天王」と言われた世代で35歳。
台湾出身で、昨年までは最強の名を欲しいままにしていました。

井山裕太本因坊は23歳。
小学校2年生で少年少女囲碁大会優勝を果たし、プロデビュー後は
25世本因坊趙治勲が持っていた、最年少記録を全て塗り替え
20歳にして「名人」を奪取した、平成生まれの天才棋士です。

張栩VS井山は この3年で何度も行われ、
星取り的にも、タイトル歴的にもイーブンです。

井山本因坊は私のインタビューに「張栩先生は、やはり一番手ごわい。
勝利への執念が違う。オーラを感じる」と答え
張栩棋聖は「井山さんは天才だ。私が考えつかない手を打ってくる」
と語っています。

あの現代詰碁の巨匠張栩棋聖をして「私には考えつかない手を打つ」と言わしめる
井山裕太本因坊に、今流れははっきりと来ています。

棋聖戦は1局2日間の7回戦制で、日本シリーズと同じように、先に4勝した方が
勝ちです。

実は先週第1局が沖縄で行われ、井山本因坊が先勝しました。

さて、このまま行くのか?
はたまた張栩棋聖が盛り返すのか?

ここ30年で最も大事なタイトル戦から目が離せません!
by AWAchampion | 2013-01-20 12:20 | 囲碁界解説 | Trackback | Comments(0)

前回がアイドリング!!!の話でしたので、今回はモーニング娘。のコラムを書きます。
え?またまたアイドル?岡田さん好きねぇ・・。とお思いでしょうが、
実は私のカノックス時代の先輩が二人も、アイドルグループのプロデュースに
関わっていて
(そのうちのひと組はベイビーレイズですから、好事家の方なら「お!」と気がつくでしょ?
あの人は私より何年か年下ですけど、社歴としては私より先輩でした)
今、やはり流行りですし、アイドル系のコラムを書くと
ぶっちゃけこのページのPVがメチャクチャ上がるのです。

という前置きはさておき、今日書きたいのは道重さゆみちゃんのことです。

1997年に結成されたモーニング娘。はASAYANというテレビ番組の
つんくさんが行ったオーディションの落選者から選ばれました。
そのオリジナルメンバー5人が 1期
その後矢口真理、保田圭、市井紗耶香の3名がすぐ加盟して2期
1999年に「LOVEマシーン」がブレイクするタイミングで
後藤真希が金髪の小学生として、物凄いインパクトで3期としてデビュー。

絶頂期に入り、辻ちゃん加護ちゃん、石川梨華・吉澤ひとみの4人が4期として加入。

皆さんはだいたいここまではご存知だと思います。
この4期加入後の期間は、モーニング娘。が本当に国民的アイドルで
曲も本当に売れていて、ミニモニなんかも出てきたころです。
この頃に幼児だった子供たちが、その後AKBなどの、アイドル戦国時代を
形成することとなります。

この人たちまでを「黄金期」と呼びます。

その後5期として中興の祖 高橋愛など4名
6期として、道重さゆみ・田中れいななど4名(藤本美貴を含む)

このへんまではなんとなく覚えている方も多いでしょう。
まだ「ハローモーニング」という地上波の番組があり「頑張れ!ゴロッキーズ」なんて
コーナーもありましたからね。

2004年に、モーニング娘。の・・・というよりもハロープロジェクト自体の母体とも言える
安倍なつみが卒業。この時は横浜アリーナのチケットが100万円近くで売買された
ことがニュースになりました。
素晴らしい卒業コンサートで、安倍なつみと飯田圭織が
「デビュー前、北海道から上京してきた私たちが『横浜アリーナでライブができる
アーチストになろうって誓い合ったね・・・ご覧。満員だよ」と語り合うシーンは感涙ものでしたね。

安倍なつみの卒業と
加護・矢口・藤本の連続したスキャンダルによって モーニング娘。は国民的アイドルの座を
追われることとなります。

高橋愛がリーダーとなった後、
7期 久住小春・8期 光井愛佳・リンリン・ジュンジュンといったメンバーたちは
国民的な知名度からは滑り落ちましたが、そのパフォーマンススキルを磨き
「COOL JAPAN」のアイコンとして世界的な知名度を得ます。

この頃出したアルバムから、この時代を「プラチナ期」と呼びます。
タワーレコードの嶺脇社長らが絶賛しているのは、この頃のモーニング娘。のことです。
この期間は7年近く続きました。

そして今、モーニング娘。はどうなっているかご存知ですか?
実は11期までいるのです。
そして その構成は 6期 道重・田中2名
9期4名 10期4名 11期 1名・・・つまり7~8期がごっぞり抜け落ちているのです。

さらに田中れいなはこの春卒業します。

つまり「黄金期」はおろか「プラチナ期」を経験したメンバーさえ
あとは道重さゆみ一人になってしまうのです。

当然年齢も離れています。現在23歳の道重さゆみの下は
18歳の飯窪春菜まで飛び、さらに殆どのメンバーは13~14歳の中学生です。
要するに道重さんとその下には、はっきりと世代間の断絶があるのです。

その意味で道重さんは「最後のモーニング娘。」という言われ方をします。
実際彼女は、とても可憐だが毒舌というキャラでバラエティに進出し、
知名度をなんとかあげようと努力しています。

23歳という年齢は、現代アイドルとしてはそれほど高年齢ではありませんが、
彼女自身はすでに10年のキャリアがあり、残された時間はそれほど長くありません。

そして幸か不幸か、今はアイドル戦国時代の真っ只中!
彼女は彼女がアイドルでいられる間に、自分の後継者を育てることができるのでしょうか?

アイドルが個人のスキルを磨くのではなく、技の継承、後継者育成を期待されることなど
本来は本末転倒です。しかし道重さんは、自分の背負ってきたモノを次世代に伝えなければ
ならない使命があるのは、よくわかっています。

プロレスラーの武藤敬司がよく口にする言葉で「過去の思い出には勝てない」
ということがあります。
モーニング娘。の黄金期には中澤裕子や安倍なつみ・後藤真希・石川梨華ら
大スターぞろいでした。
プラチナ期は、アイドルの枠を越えたパフォーマー高橋愛が背中で引っ張る
高スキル集団でした。
道重さんは、他のアイドルもさることながら、自分たちの歴史とも戦わなくては
いけないのです。

アイドル界隈では、最近出たアルバム名から、現在のモーニング娘。を「カラフル期」と
呼びたいようです。しかし正直今のモーニング娘。に、そういう名前を与えるのは
早いでしょう。

最後のモーニング娘。は色付きの夢を見ることが出来るのでしょうか?
by AWAchampion | 2013-01-20 10:30 | 歌謡曲考察 | Trackback | Comments(0)

いやぁ・・・いいものを見ました。
え?何がって?
このブログでもちょくちょく書いているCSの雄「アイドリング!!!」が
「1期生再会の日sp」というのをやりまして、それを見たんです。
これが素晴らしかった・・・。
え?またアイドル?と言わずに まあ聞いてください。

アイドリング!!!というテレビ番組は2006年からスタートして
今年で7年目を迎える、アイドル番組としては異例の長寿番組です。
しかも週一回ではなく、放送開始当時は毎日で、現在も月10本
制作されているので、まもなく1000回に到達する、物凄い
歴史のある番組なのです。

ちなみにかの「夕焼けニャンニャン」は2年半
「AKBINGO」が6年目突入ですから、多分アイドル番組としては
史上最長なんではないでしょうか?
(★「ハロー!モーニング」が丸7年やっていたようですね。ただ
放送回数としてはダントツでしょう)

で、番組は当時無名の芸人 バカリズムをMCに迎え
ほぼ10代の女の子ばかり9人で アイドリング!!!というグループを
結成。毎日面白おかしくやっていたわけです。

そんな番組が1年半ほど続いたある日、「理想の5年後」という企画がありました。
それは、メンバーが「自分の理想の5年後はこうなっている」と発表するという
他愛もない企画で、それぞれ「私は大スターになって、月9に出てる」だの
「移動はリムジンしか使わない」だの「シャンプーのCMに出てる」だの
好き勝手夢を語るというものでした。

その番組の最後にふとバカリズムが「ねえ、マジで5年後このメンバーで
ここに集まらないか?そこで本当にこうなってるか見てみよう」と生放送の
その場のノリで提案。
即座に番組プロデューサーの門澤さんがOKを出しました。

それが2008年1月18日の事だったのです。

つまり昨日がその「約束の日」だったわけです。

当時面白おかしくやっていたアイドリング!!!はどうなったか?
それから程なくして、2期生とよばれる9名が加入。
その中に菊地亜美ちゃんや、森田涼花ちゃん、朝日奈央ちゃんが含まれます。

AKBもそうだったらしいですが、往々にして1期生と2期生は仲が悪いものです。
アイドリング!!!も同じように彼女たちは派閥争いをはじめます。

そしてエースだった2号小泉瑠美がBUBKAに恋愛スキャンダルをすっぱ抜かれ
不本意な卒業。
その後リーダーの1号加藤沙耶香・メガネの4号江渡まりあ・おもしろキャラ5号
滝口ミラといった中核メンバーも追われるように卒業。
さらに谷澤恵里香・フォンチーの二人も数年後に卒業し、現在は
アイドリング自体は30号まで増えましたが、約束をしたメンバーは3人だけが
残っているという状態だったのです。

で、まあその9人は当時は無名時代のAKBとそれほど変わらない知名度でした。
今は、このブログをご覧になるほとんどの方が名前も聞いたことがない・・。
ぐらいの知名度で、ぶっちゃけ全然売れていないわけです。

決して幸せな末路をたどったわけではない9人は「約束の日」を合言葉と
していました。

そして今日、「約束の日」の生放送があったわけです。

5年前と同じように、しかし確実に大人になったメンバーたちが
続々と呼び込まれて、久しぶりにバカリズムと絡みます。

しかし小泉瑠美は不参加とアナウンスされ
実際番組にも出てきません。

・・・・と、番組が始まって15分後

突然自転車の音がスタジオに響き・・・。
門澤プロデューサーが自転車で乱入。その後ろには・・・なんと
その小泉瑠美が乗っているではありませんか!

ドッキリですよ!
MCすら知らなかったドッキリ敢行!蜂の巣をつついたようになる生放送!
地鳴りのようなファンの叫び声。

そして9人が約束の日に、約束の地に揃ったのです。

彼女たちは番組の最後に5年前に歌ったきりという
9人のソロパートで構成された歌「だいじなもの」という歌を、
「ねえ。もしかして9人いるから、これ歌えるんじゃない?」と
フロアーディレクターに即興でリクエスト。

サプライズ的に彼女たちのリクエストが通り、
5年ぶりの歌が披露されました。

その内容は、奇しくも
「願いは必ずしも叶うとは限らない。だけど本当に大事なものは
人の絆。それを胸に私たちは友と歩いていく。だって夢に向かう旅の途中なんだから」
的なもの!

もともと「理想の5年後」で 夢みたいな未来を描いていた
少女たちは、その後それぞれ現実を知り、挫折を味わったわけです。

だけど、やっぱり「人の絆」がいちばんだいじなものなんだ・・・という
事が、誰の仕掛けでもなく、彼女たち自身が
歌が進むにつれ、その意味に気がつき、涙するという
感動的なラストを迎えました。

いやぁ・・・いいものを見せてもらいました。

連続バラエティは、時として作家も演出家も意図しなかった
もっと大きなものを生む事があります。

今日がまさにそれでした。

本当に人生の深みを彼女たちと、番組から味わいましたよ。

どちらかというとアイドリング!!!は、私が以前書いたように
悲壮感がなく、「終わらない日常をまったりと生きる」という
感じのアイドルグループです。

なにしろ「空ぶかし」という名前ですからね。走り出さないことが
イイ事みたいなアイドルグループです。

でも、だからこそ
にじみ出る深い人生のコクを味わいましたよ。

負荷をかけたり、仕掛けたりだけじゃアイドルじゃないですよ。
ASAYAN以降、総選挙だの、武道館公演をだしに使った
プロモーションだの、そういうのが流行っていますけど、
今日は別の、人生の深みを味わいました。

番組の一番最後にバカリズムが
「また10年後、2023年1月18日、ここで会おう!
その時まで 生きていような!」と言ったのには
やられましたよ

生きていよう・・・ですからね。
生きるって大変ですよね。いやぁ・・・アイドルバラエティから
人生の深みを味わうとは思いませんでしたよ。
by AWAchampion | 2013-01-19 00:40 | テレビ | Trackback | Comments(0)

ああ・・・大島渚が亡くなってしまった。
確かに10年以上も闘病生活を続けていた方ではあったが
心のどこかで復活して、「雪舟」を撮って欲しかった。
ショックが大きすぎて 何を書いていいのか分からない。



私は、大学時代に大島渚監督の映画を
文芸座などの名画座で本当に良く見ました。
大島監督ご自身のトークショーにも足繁く足を運び
サインなどもいただいちゃうような、大島渚の大ファンでした。

彼の映画は本当にすべての映画が革新的で、
今まで見たこともないものばかりでした。田舎から出てきた
純朴で、頭でっかちの映画青年は、彼の映画を見るたびに
ドキドキさせられていました。

特に「新宿泥棒日記」で、閉店後の紀伊国屋書店が世界中の言霊で
満ち溢れるシーンや、
「絞死刑」の、演出の巧さ。
「日本春歌考」の、ただならぬ難解さと、そこに漂うかっこよさ。
「戦場のメリークリスマス」に溢れるリリシズム。

本当に素晴らしい映画監督でした。

大島渚監督はフランスではレジェンドとして
知られていますが、日本での再評価は進んでいないように
おもいます。

今こそ大島渚の作品を掘り返すべきです!

そこには世界一トンガった映画監督の
みずみずしい映像が詰まっているからです!

大島監督の作品を3つ挙げます。
是非機会があればご覧下さい。

「絞死刑」 死刑を執行された死刑囚が死なずに記憶喪失になってしまった。
       刑法では罪を覚えていないものを死刑には出来ないとある。
       そこで死刑執行官や牧師たちが、彼に罪を思い出させるために
       即興劇を演じてみるのだが、
       演じれば演じるほど矛盾が浮かび上がってくる・・・という一幕物

「新宿泥棒日記」 学生運動が盛んで、さらに色んなアングラ芸術が
           グツグツと生まれていた1968年の新宿を
           横尾忠則主演で描いたドキュメンタリーとドラマの
           あいだの物語。

「戦場のメリークリスマス」 世界の北野武を映画の世界に導いた作品
                 坂本龍一・デビッド=ボウイなど国際キャストで描く


「絞死刑」予告編


以前の記事
「日本春歌考・・・そのかっこよさ」
http://rokada.exblog.jp/13023132/  
               
故人のご冥福を心よりお祈りいたします。
by AWAchampion | 2013-01-15 20:38 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

昨日、JCBに勤める従兄弟から
「実は弊社のOLさんが、宝塚風の劇団に入っているのだが、
その公演があるから、倫太郎くん一緒に見に行かないか?」と
お誘いを受けました。

そこで池袋のとあるホールに見に行きました。
劇団の名前は 劇団クラーナ・ジュネスさん

ポスターを見ると お芝居とレビューの二本立てで
しかもレビューのところに バ~ンと
「ロマンチック・レビュー」と書いてあるではありませんか!

え?ロマンチック・レビューっすか?

ちなみにロマンチック・レビューとは 宝塚歌劇団で
私の父 岡田敬二が提唱する レビューの路線のことであります。

長男の私が知らないロマンチック・レビューがあったとは?
ぬぬぬ・・・?

しかもレビューのタイトルが「アムール・ローズ」ですよ。
おやおや?「Amour それは」と「Rose Garden」という作品が
父にありますよ・・。
もしかして岡田敬二ファンなのでは?

というわけで見てみました。


いやぁ・・びっくりですよ
ちゃんとお芝居を80分 レビューを45分と
本家 宝塚歌劇の本公演の90%ぐらいの分量の公演をやるんですよ。

しかも衣装とかもちゃんと 男性が宝塚風のドレス燕尾服みたいなものを
着ていたり、女性も いかにも宝塚の娘役が着そうなドレスを着ていたり・・。

さらにお芝居で言うと、ちょっとした 宝塚風の変なギャグとかあるじゃないですか?
ああいうのも完コピ。

セットこそありませんでしたが、なんかバウホールの公演を見ているような
気分になりました。

もちろん演者の技量は、そりゃタカラジェンヌと比べるのは野暮ですが
「出来るところは 確実に宝塚クオリティに近づけよう」という意図は
強く感じましたし、思っているよりもずっと良く出来ていました。

レビューの方も 
まあ、そりゃ言えば色々ありますが、構成としては
「ああなるほど、このへんでいつも黒燕尾の羽山先生風の踊りがあるよねぇ・・。」みたいな
事も完コピ。

子供の娘役さんが「私は初恋の魔法使い~♪」なんて歌って、
膝から曲げて両足ジャンプしながら踊るところなんか 爆笑しました。
ありますよねえ・・・中盤あたりにそういうネタって。

宝塚ファンであればあるほど、なんか楽しめる感じでした。

出てらっしゃる方も 微妙に団長さんが汝鳥伶さんに似てたりとか、
なんかそう言う感じで とても面白かったです。

それから タイトルの割には 特別ロマンチック・レビューっぽくはなく
むしろ阿古先生とかを思い出しながら見ていました。
by AWAchampion | 2013-01-12 15:46 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

AKBの成功以来 アイドル戦国時代に突入。
古参のハロープロジェクト
中堅のアイドリング!!! SUPER GiRLS PASSPO 風男塾
地方の Negicco LinQ まなみのりさ Dorothy little happyなど
様々なアイドルたちがいて、
昨年はその中の一番手 ももいろクローバーZが紅白まで届きました。

で、今アイドル業界で 一番次に爆発しそうなのが
このBABYMETALです。



まあ要するにヘビーメタルをモチーフとした中学生という
かなりアレな感じのアイドルなんですが、タワーレコードの嶺脇社長をはじめ
グッときている人は多いようです。

で、昨年私は囲碁記者として
全国高校囲碁選手権大会を取材していました。

そこで有名な高校生囲碁棋士が何人かいるのでインタビューをしていたんですが
その中に女性では一番有名な 神奈川県の 谷さんという選手がいました。

彼女は囲碁を打っている時には非常に厳しい顔をしているのですが
休み時間に、なにやらほかの高校の子に積極的に話しかけて
色々アイドルが書いてある下敷きとかうちわとかを見せているではないですか?

基本的に囲碁を嗜む高校生は、ちょっと内気な人が多いんですけど
谷さんは、それはそれは積極的に何かを広めているようです。

そこでインタビューしてみました。
すると・・・

谷「今 このBABYMETALって子たちを推しているので、この機会にみんなに
知って欲しくて・・、」
私「ああ、さくら学院の子?」
谷「えええええ!大人で知ってる人初めて見た!じゃあ
菊地最愛ちゃんって知ってますか!・・○×$◇!!!! (以下略)」

まあ囲碁会場ですからね・・・。

話は戻りますが、perfumeがテクノ、BABYMETALがヘビメタですから、
はっきり80年代が今リバイバルされているのでしょう。

だとしたら、今こそ
アイドルを一堂に集めて「We are the World」を吹き込むべきです!

まあ私的には「Do they know it's christmas」の方がグッときますけれども!

とにかく出てよ!
アイドルプロデュース界のボブ・ゲルドフ!
by AWAchampion | 2013-01-09 11:11 | 歌謡曲考察 | Trackback | Comments(0)

久々!Rino Kids TV

You tubeで岡田倫太郎と検索していただくと
いくつか映像が出てきます。

それはRino Kids TVという私のチャンネルでして
主に子供番組を載せているのですが
今日はそれではなくて 「Flying Train Tokyo Monorail」を
載せたいと思います

これは私が東京モノレールのことが好きすぎて
勝手に街番組を作っちゃった・・・という作品です。



これをyou tubeでご覧になった
「ほこ×たて」のスタッフさんから出演依頼メールを頂いた
時にはビビりましたよ(笑)

それほど詳しいというわけではなくて
ただ「モノレールの走る風景が好き」といういわば撮り鉄ですからね・・・。
by AWAchampion | 2013-01-08 01:22 | 私について | Trackback | Comments(0)

このブログをご覧の皆様
新年明けましておめでとうございます。

あるテレビディレクターがつらつらと書く日記ブログですが
おかげさまで結構好評をいただいておりまして
大変ありがたく思っております。

今年も、皆様に喜んでいただけるような
コラムを書ければと思っております。
月に大体10本程度 更新しております
何かの機会に思い出して、時々ご覧いただけると
有難いです。

では本年もよろしくお願いいたします。

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by AWAchampion | 2013-01-03 20:53 | Diary | Trackback | Comments(0)