いやぁ・・・数々のヘンテコCSテレビ番組を見ている
CSソムリエ の私ですが
久々に衝撃を受ける番組を見ました・・・・

それが
『ビジュR英士のパチンコde温泉』です

これはパチンコ・パチスロ専門チャンネル サイトセブンTVの人気番組で
パチンコライターの中でも イケメンで売っている ビジュR英士さんが
パチンコで勝ったら、温泉の宿泊券を視聴者にプレゼントする・・・という
趣旨の番組です

これがとにかく衝撃を受ける番組でした・・・。

パチンコをする人ならご存知だと思いますが
本当にパチンコ・パチスロで勝つためには 朝8時半ごろから並んで
抽選を受け、10時の開店とともにダッシュして 出そうな台を確保するというのが
基本です。
なのでパチンコ番組の定型としては
朝9時ごろに オープニングトークがあり、その中で『今日の狙い台とその理由』
を語ります。これ自体がパチンコ番組を見ている人にとっては重要な情報なのです

ホール内も良い台は早い者勝ちですし、ホール側も撮影中もお客さん優先ですから
撮影は基本 一脚を付けたカメラで 手持ち撮影で行われます
なので、撮れている画もドキュメンタリーっぽい 揺れた画が基本となります

またホール内はうるさいので、ナレーションで色々と説明することも多く
そこでパチンコ台の説明だとか、登場人物の立ち回りを説明しつつ
面白い突込みを入れて 笑わせるというのが基本です

つまりまあ ライブ感覚の中で情報を伝えるというのがパチンコ番組の基本です

しかしこの番組は ことごとくそのパチンコ番組の定型を無視します。
パチンコ屋に入ってくのも パチンコ屋の中で台を探す時も
カメラは三脚の上にあり、固定した 綺麗な画の中で 旅番組の女優さんみたいな顔して
ビジュRさんが入ってきます。

さらにほとんど 狙い台の理由やスペックを説明することもなく打ち始め
なぜか、打っている最中にちょくちょく 打っているビジュRさんのアップ、決め顔が入るのです。
さらに・・・。途中から悲しげな曲だけが流れ、スローモーションとなり
『ああ・・・今日も当たらない・・・』みたいな回想シーンっぽい演出に突入するのです。

もう何を見せてるんだか、全く訳が分かりません

しかもナレーションが無いので、本当にシュールな番組となっています。

しかし・・・・これはこれで面白い。
私はそう思います。
これをはじめに演出したディレクターさんは、パチンコ番組の定型をことごとく
ひっくり返して、へんてこな番組にしようと、明らかに意図していて、
それが成功しています。

どうやら彼の一連のシリーズはこういうへんてこなものばかりで
パチテレでやっている方では、毎回ホールの女性に恋をするという設定だそうで
とにかく 台の事は何も伝わらないけど、妙に面白いという番組を
確信犯的にやっているようです

で、更に驚いたのですが この番組の趣旨である『温泉宿泊券』のために
わざわざ 鳥取三朝温泉に この人が行って、実際に温泉に入ったロケをしていました。
それだけではありません この回は30分の間にもう一つ岡山の鷲尾山パークの入場券も
プレゼントされていたのですが、そこへもビジュRさんが行って、ジェットコースターに
乗っちゃったりしてるわけです。

つまりですよ・・・30分の内12分ぐらいは オッサンパチプロが温泉入ったり、ジェットコースターに
乗ったりというシーンが流れて、パチンコ実戦は20分無いんです・・・。

そのロケの力の入れ具合も変ですし、そもそも今の時代 地方ロケにそんなにバンバカ
行けないのに、どうしたことでしょう?

衝撃をうけまくってエンドロールを見ていたら
制作協力:オフィスEIJI と出たではありませんか!

こ、この人 制作会社を自分で持ってるの?

いやぁ・・・・。こんなに一つの番組を見て驚いたことは近年ありませんでしたよ・・・。




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どうやら、この番組は 今年の3月ぐらいで終わっていたようです
まあ・・・・・そりゃそうだよね(笑)
by AWAchampion | 2014-05-23 09:28 | テレビ | Trackback | Comments(1)

鈴木則文 死す

昨日、あの 鈴木則文監督が亡くなられたそうです

鈴木則文監督と言えば・・・私が青春時代でも
「伊賀野カバ丸」
「コータローまかりとおる」
「パンツの穴」
「大奥十八景」
などなど、エロとうんこの、ド下ネタ監督として一世を風靡した
東映 エログロ路線の巨匠です

彼の代表作は 「トラック野郎」シリーズでしょう。

とにかく作品群のほとんどすべてが エロ・うんこ・スナック・暴力に
まみれた バカ映画界の巨星でした

で、たとえばジョン・ウォーターズだの
石井輝男などには それでもその突き詰めた娯楽路線が
いつしか芸術路線の域まで高められるような、こだわりというか
ゆがんだ美しさがあったのですが
鈴木則文監督は、とにかく徹頭徹尾 バカを追及していて
全く ゆるぎなく 正々堂々と バカ映画を貫いた
本当の 職人監督でした

それにバカ映画を何十本も作り続けたという事は
それだけ 腕を信頼されていたという事です
「バカ職人」だったわけです

正直言って 彼が作った作品には たった二か月の命も無かった
作品も多かったと思います。
それは バカ映画の宿命。テレビのコント番組の中のコントと
同じで、一回流れたら 鮮度を失いますからね・・・。

でも、バカを生涯かけて真剣にやった 鈴木則文の名は 永遠に
ボンクラ映画ファンの中に刻み込まれることでしょう

故人のご冥福をお祈りいたします
by AWAchampion | 2014-05-17 08:14 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

いやぁ・・・・

すごいですね・・・。

ホントに・・・。

久々に言葉を失いました。

と言うのは yahooのトップページに
大人AKBさんが握手会に出たという記事が載っていたのです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140511-00000009-mantan-ent

この記事を見て 開高健 原作 増村保造 監督作品の
『巨人と玩具』という映画を思い出しました
http://youtu.be/tioJLZXnYSo

これは 高度経済成長期の昭和30年代後半
二つの大きなお菓子メーカーが 存亡をかけて激しく争っていた
時の話です。

片方のメーカーの若手宣伝部員がある日
『わざわざ スターを使わなくても 自前でスターをでっち上げて
そのスターにCMをやらせればいいのでは?』という案を思いつき
学生だった 歯の欠けた ちょっとおブスの女の子を
企業の力で ごり押しし、雑誌や新聞、CMにいきなりバンバン出して
スターを作り上げます

作戦は大成功
昨日まで貧乏学生だった女の子は、急にメディアスターになり
その子をCMに起用した お菓子メーカーはライバルを出し抜きます

しかしやがて、その子は本当にスターになり始め
ライバル会社の仕掛けもあり
宣伝部員の手を離れて暴走し始めるのです・・・・。

という話で、本当に面白い映画です

で、今回の大人AKBさんですが
要するにグリコの大人向けポッキーか何かのCMのための
企画なのです

まさに『巨人と玩具』じゃないですか!

なんですけど、昭和30年代と平成26年の違いは
今回の場合、雑誌にグラビアページに載ってスター扱いされるとか
彼女のメインのCMが流れるとかそういう事もないまま
いきなり握手会に入っているのです。

つまりまだなんでもない無名の人が、無名の人と
握手をしている様子を カメラが捉え ネットで報じられる・・・。

こんなアバンギャルドな事があるでしょうか?
さすがの開高健も思いつかなかったでしょう。

要するに 『ある日急にアイドルになる』というシンデレラストーリーの
【イメージ】だけをCMにしているのです。
だから なんとなく辻褄はあっているんですけど
冷静になってみると 握手している人は「この人なに?」
握手会に出ている 塚本さんも「何を話せばいいのか?」

そこに人はもう 関係ないんです
【イメージ】CMですから・・・。

凄い話です。

こんなにエンターテイメントについて 醒めた目でCMを作る
というのは 本当になんか そこにある虚の深さに
ただただ 立ちすくんでしまいます。

久しぶりに 『はじめ人間 ギャートルズ』のエンディングテーマを
聞きたくなりました

♪ なんにもない なんにもない まったく なんにもない・・・・
by AWAchampion | 2014-05-12 00:14 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

今日、東京芸術劇場のプレイハウス(500人程度の中劇場)で
スイスを拠点とする パフォーマンスユニット
Zimmermann&de Perrotの 『ハンスはハイリ』を見てきました

これは私のFB仲間である 道化師のYAMAさんが
(道化師 YAMAさんHP http://balloon-circus.com/yama/
おススメしていたパフォーマンスで
ダンスとサーカスと大道芸を足して3で割ったような作品だという事でした


行くと、多くの四角の枠が舞台上においてあります
その枠を通して いろんなパフォーマンスが
行われるのですが
途中で黒い枠が取れると 後ろに 巨大な 4つの部屋が現れます
それは セットごとぐるぐると360度回転するようになっていて
回転する 枠のなかで翻弄される人間の生活・営みを
コミカルに表現していました

まあ見てもらった方が良いでしょう



劇場で見ると相当スペクタクルがあって
ドキッとしました
シルク・ド・ソレイユじゃなくても こういう事できるんだっていう
いい刺激になりました

客層はとても不思議で
小さい子供連れ 3割・創作ダンスを見るような難しい客 2割・外国人 2割
中年カップル 3割と言う感じでした

内容は コミカルで誰にでもわかるとパントマイムが主流でした
でも、意外とセクシーな描写・・・それも男同士何かも多くて
非常に不思議な90分間でした
by AWAchampion | 2014-05-11 18:39 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

いやぁ・・・知らなかった

実は先ほど セーラーズのコラムを書くのに
色々画像検索してたら なんか こんなのが出てきました

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これは 当時 おニャン子クラブのメンバーがごく初期に持っていた
まさに会員番号ですよ!

おややや?

住んでるところ書いてるじゃないですか?

その子ちゃん 国分寺に住んでたのね?

いや、当時から 新田恵利が埼玉県の上福岡で、渡辺満里奈が蒲田というのは
番組の中でばらされてたから知ってましたよ?

でもその子ちゃんが当時国分寺に住んでいたとは、
あの熱狂的なファンだった 15歳の岡田倫太郎君は知りませんでしたねぇ。
知ってたら、その数年後 大学生になって東京に出てきて まず初めに住むのは
100%国分寺だったでしょうけど、実際には上井草でしたからねぇ

今は「会えるアイドル」が主流ですけど
そんなことは もちろんAKBからで、私が記憶する範囲では
大阪でおニャン子関係の握手会的なイベントなんて無かったですよ。当時・・・。
半年に一度 ステージの上だけでみられるスターだっただけに
なんか ビックリしました

(しかし考えてみれば、当時高校生の僕がその子ちゃんと握手出来て
10秒ぐらいお話出来て、認知されるかも?なんて事に成ったら
多分全財産はたいてたでしょうし、バイトもやってたでしょうし
その後の人生は大分ねじ曲がっていたに違いありません。良かった、秋元さんが
その頃そんな悪魔のシステムを開発しないで・・・)

それにしても この写真はその子ファンとしては納得しません

ちゃんとしたのも載せます

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このレコードは予約して 宝塚市の逆瀬川にあったレコード屋で買ったなぁ・・・。

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この2ndアルバム『シエスタ』は 本当に名盤ですよ!
多分私が 初めてレコードではなくCDを買ったのは このアルバムだったと思います
当時CBSソニーだった 河合その子は ソニー傘下だったので
CD発売が早かったんですよね?確か。
by AWAchampion | 2014-05-11 00:00 | 懐かしいもの | Trackback | Comments(0)

セーラーズ!

うわぁぁぁ 忘れてましたぁ

え?何をって?

それは セーラーズ 復刻販売ですよ!
GW限定で、なんと原宿ラフォーレで店が出てたんですよねぇ

マジかァ・・・痛い。痛すぎる。


え?何をそんなにがっくりしてるのかって?

そりゃそうです。

セーラーズと言えば1985年ごろ爆発的なブームとなった
ブランドですよ。
とんねるず・おニャン子クラブらが着ていたじゃないですか!
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(ちなみに左側は のちの秋元康夫人 高井麻巳子です 右側はゆうゆこと岩井由紀子ですね
たしか会員番号は 高井 16番 岩井 19番だったですよね?・・・このフジテレビアイドルに
番号が付いているのは その後 チェキっ娘は ID○○ アイドリング!!!は ○○号 と言う風に
受け継がれていくのが懐かしいです)

それはそうと、セーラーズ! これですよ!
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いやぁ・・・原宿ラフォーレでセーラーズですよ。
行けばよかった。

いや、別に今更このTシャツをオッサンが着れるわけはありませんよ
でもそういう事じゃないんです
このTシャツには私の人生の 一番きらきらしていたころの
色んなものが詰まっているんです

1985年当時 本当に地方の中高生にとって
セーラーズはテレビの中の等身大のスターたちが着る
いわば その後の裏原ブランドの走りみたいなブランドでした。

Tシャツは当時でも8000円ぐらいしたのかな?
当時は 渋谷の公園通りを昇り切ったところの
NHKの向かい側の eggmanの上あたりに店があったんですよね?

私も東京の親戚の兄ちゃんに文句言われながら買ってもらったもんです。

いやぁ 懐かしい
あのころの東京はピカピカと輝いていましたよ。
だってマイケルジャクソンまで セーラーズのビンテージジャケット着てたんですから

あの三浦社長はその後 越中詩郎の彼女?と噂されたりしたことも
あったんじゃないかったでしたっけ?
(うろおぼえです)

いやぁ懐かしい。
マジ これは行くべきだったですよ。
あの熱い1985年=昭和60年に青春時代を過ごした者としては・・・。
by AWAchampion | 2014-05-10 23:44 | 懐かしいもの | Trackback | Comments(0)

私がレギュラーでやっているテレビ番組で
今度スタインベックの小説を取り上げることになりました。

そこで、彼の事を考えると、やはり代表作として挙げられるのが
『エデンの東』です。

もちろん私は映画ファンとして この映画が本当に本当に
凄くものすごく大好きです

名匠エリア・カザン監督の代表作で
ジェームス・ディーン主演 第一作として名高いこの映画は
本当にプロになればなるほど学ぶべきところの多い作品です。

エリア・カザンはのちにレッドパージでハリウッドを追われますが
つまりそれだけ 映画理論の先進国だった 旧ソビエトの映画・演劇などにも
通じていて、
アメリカにスタニフラフスキー・システムを持ち込んだ アクターズスタジオにも
創立当初から深くかかわっていました

今見ると、映画モンタージュ理論の確立者 セルゲイ・エイゼンシュタインが言いたかった事が
『エデンの東』に非常に分かり易く盛り込まれています
私がもし映画学校の先生なら この映画はものすごくいい教材になると
生徒に進めるでしょう。
(実際ADさんたちにも 見ることを勧めています)

私はその後テレンス・マリックの『BADLANDS』などに強い強い影響を受けましたが
あの映画は 考えてみれば『エデンの東』と『アメリカングラフティ』などの
本歌取りみたいな所があり・・・
やはり 『エデンの東』の素晴らしさにたどり着くのです。
by AWAchampion | 2014-05-10 16:56 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

散歩のおとも・・・というか
私がこよなく愛する靴  RockportのTaconic のblackを
ヤフオクで通常より5千円以上安く買いました。

うわぁぁ・・・・

嬉すぃ~~~。


しかし、実は新品を一個箱ごと持っておりまする。

という事は・・・。

これもとっておこうかしら?


と言うのも このtaconicは以前一度出て 
脚に羽が生えたかと思うほど素晴らしい履き心地だったのですが
絶版になり、アメリカのアウトレットショップまで行ったのに見つからず
意気消沈していた時に 再版されたという経緯があるからです

どうしようかなぁ・・・。

ちなみに今履いてるのも 当然同じ靴
メッチャ 履き潰しております
by AWAchampion | 2014-05-10 14:37 | 散歩 | Trackback | Comments(0)

不治の病

結局・・・私は不治の病に侵されているらしい。
それは 8月31日シンドロームと呼ばれている。
GW中に済ませておかなくてはいけない宿題を
明日の午前中まで突貫工事中。
思い返せば私の人生は、6歳の夏からこの病に侵されていて
年々ひどくなる。
戻れるものなら6歳の7月20日に戻って、当時の私を
しばき倒して早くから宿題が出来る体にしたい。
by AWAchampion | 2014-05-07 01:06 | Diary | Trackback | Comments(0)

先日 1969年芥川賞受賞作 『赤頭巾ちゃん 気をつけて』 庄司薫著 を読みました

この作品は 当時 東大合格者数日本一の 日比谷高校の3年生 庄司薫くんが
東大安田講堂紛争で 東大入試が中止になってしまった 次の日の一日を
追った作品です。

のちに映画になり、のちの東映社長 岡田裕介さんが主演して 森谷司郎監督が
演出し、大ヒットした作品でもあります。

この作品は、「学ぶって何?」「本当の知性って何?」という事について
学生が自覚的になっていく様を生き生きと描きこんだ傑作で、
私は恥ずかしながら 初めて読んだのですが、思ったより何倍も良くて
一気に読んでしまいました。

私はそれから20年後の1990年に大学生になったのですが
多分 私より5年前ぐらいの学生までは 大学生の時に必ず読むべき本だった
と思います。
私の時は この手の本と言えば 「ノルウェイの森」大ブームで
そちらを読んでいたのですが、ちゃんと読むべき時に読まないといけない本って
あるんだよなぁ と反省しました

ただ、40歳を超えると、そういう人生の積み残しを
一つ一つ引き返して 丁寧に積み直していく行為も
それはそれで楽しいです。

新しい物ばかりが良いわけではなく、自分があえて 積んでこなかったものを
積み直すことで新しい価値が生まれる・・・。

大人になるって 悪いことばかりじゃないと思いますね。
by AWAchampion | 2014-05-06 22:22 | 書籍・マンガなど | Trackback | Comments(0)