国際電話も様変わり

ちょっと海外に長期ロケに出るので、その準備中なんですが
今はLINEだのFBだのを使えば、音声電話ってタダなんですよね。
(wi-fi経由の場合)

私は94年から96年までイギリスに留学していましたが
当時は高かった!
ダイレクトコールですら 凄く高かったですよ
だから良くエアメール書いたものです。
当時お付き合いしていたカナコちゃんと、一度けんかすると
行きで2週間、帰りで2週間かかりますから言い争いがひと月かかるという
気の長い話でした。

当時KDDIは花形の会社でした
001+81ー(0)3ー××××ー○●●●
という電話のかけ方は 誰もが知ってたものです
今はどうなのかしら?とKDDIのHPを見てみたら
めっちゃ複雑になっていてびっくりしました

こんなCMも流行りましたよね

そう、「ゼロ・ゼロ・ワンダフォー!」ですよ
懐かしいなぁ

今そういう形で国際電話をかけたり
ましてやオペレーターにつないでもらう事ってあるんでしょうかね?


by AWAchampion | 2016-06-28 01:36 | Diary | Trackback | Comments(0)

2015年の1月ごろ大阪で放送された
『探偵ナイトスクープ』の【イクちゃんに会いたい】という回には泣かされました

依頼人はとある29歳の女性
その人は二人の子を持つ母親だったのですが離婚。
その後同級生だった男性と再婚します。
以来はその夫のことについてでした。
彼は複雑な家庭の生まれで、生まれてすぐに父と母が離婚。
父に引き取られました。
しかし父は放蕩な人で、物心つくときには父の恋人の
「イクちゃん」という方が母代わりとなって彼を育ててくれたそうです。
ところが彼が小学生になること、父とイクちゃんは破局。
二人に「どちらについていく?」と聞かれた彼は
前日に父から「わしについてくると言えば、ゲームボーイを買ってやる」といわれていて
父親を選んでしまったそうです。

それからイクちゃんと会うことがなくなってしまった彼。
しかし依頼人と彼の間に子供が生まれ、どうしてもそのイクちゃんに 赤ちゃんを抱かせてあげたい
という依頼でした。

その先の内容は絶対この先販売されるDVDに収録されるでしょうから
見ていただきたいのですが
とにかく頭が割れるか?と思うぐらい泣かされました

いやぁ・・・・。
これはいかん・・・。

by AWAchampion | 2016-06-22 00:08 | テレビ | Trackback | Comments(0)

いやぁびっくりした
こんなにパワーがあるとは

え?


何がって?


それは・・・・



アニメ『とんかつDJアゲ太郎』ですよ!


2016年4月より 東京MXTV/BS11/読売テレビ/中京テレビで
放送しているアニメ『とんかつDJアゲ太郎』がものすごい
サイケデリックかつ、わけの分からないパワーでびっくりしました!
私はこれをJ-COMの配信で見ているので少し遅れて知ったんですが
イーピャオと小山ゆうじろうさんの漫画は 雑誌『KAMINOGE』でも取り上げられて
ずいぶん前から知っていました

渋谷のとんかつ屋さんの息子が、クラブでDJプレイを見たときに
『とんかつとDJって同じだ!』と天啓を受け、とんかつDJとして
成長していくという物語なんですが
とにかくめちゃくちゃ!

まあ私はおじさんですから「今更びっくりしてんの?」と言われるかもしれませんが
おじさんにとって「知ったときが語るとき」ですから、良いんです!

まあ百聞は一見にしかずといいます

見てください




by AWAchampion | 2016-06-10 20:24 | テレビ | Trackback | Comments(0)

吉本新喜劇の不思議

関西では土曜日の昼間に放送されていて、関西人なら一度は見たことがある
吉本新喜劇
私も子供のころはよく見ていました。
初めて見た記憶では、小学生のころ間寛平さんと木村進さんがぐ~っと出てきた頃で、
船場太郎さんなんかも出てました。もちろん岡八郎、花紀京という大スターは健在でした。
それから中学生ぐらいになって 
間寛平さんと池乃めだかさんのサル猫合戦なんかをやってる頃も良く見てました

ただ私は18歳までしか関西にいなかったので、当時あったうめだ花月・なんば花月や
今のNGKに見に行ったことはありません。

関西を離れてから25年以上がたち、ほとんど見る機会もなくなっていました。
しかし最近ふと 何かの機会で動画をみたら、実はこれは非常に変わった舞台だという事を
知ったのです

今の吉本新喜劇は大体100人前後の座員がいて
関西地方で NGKと京都祇園花月という二つの劇場で 一週間ごとに毎回1時間の新作が
作られています

ここは座長システムと呼ばれる変わった形態で、スター=座長が戯曲を作家と一緒に作り
配役を決める権限もあるそうです。もちろん別に演出家もいるそうですが、力関係は完全に
座長のほうが上で、歌舞伎スタイルといえるかもしれません。

そして何より驚いたのが、台本は役者に1週間前に渡されて、各自予習をしたうえで
稽古は本番前日に 本読み→台本をもって立ち稽古→台本を離してもう一度返す・・・ぐらいの
4時間ぐらいで終わってしまい
あとは本番初日当日 舞台で一度通して 本番を迎えるのだそうです。
まさに異例の短さ。
歌舞伎も似たようなスタイルですが、歌舞伎は同じ演目を何度もやるのでみんな分かっているし
ビデオもたくさんあるわけですが、新作を作り続ける『プログラムピクチャー』方式で
こんなに稽古が短い演劇はほかに中々ありません。

現在の座長は 内場さん 辻本さん 小藪さん 川畑さん すっちーさんの5名
座長にそういう強い権限があるのだ・・・と思ってみると
結構作風に違いがあるのが分かります。
例えば辻本さんの場合 階段が細工してあって、必ず階段落ちのネタやらスローモーション
ダンスなどがある スペクタクル演出で、かなり分かりやすい特徴があります

芝居の中身は、まあ大体 うどんやのご主人のところに 別れた奥さんがやってきたり
途中で必ずやくざ者が借金を取り立てに来て笑いを取ったり
と毎回似ていますが、配役を変えたり舞台設定を変えたりしながら、いろいろ工夫はされているようです

で、調べていくとびっくりしたのですが
そもそも吉本新喜劇自体が 大阪の毎日放送というテレビ局立ち上げに合わせて、
テレビ演芸として創設されたという事なのです。つまり初めからテレビコンテンツとして
開発された舞台だったのです。
同じころ ライバルの朝日放送が「てなもんや三度笠」という公開収録をやったり
していたわけでテレビ黎明期のドラマの形態だったわけですね 

ですからギャグがこまめに出てきてボケが多いというのは 映像を意識した
ものだったのですね。
昔の「生放送ドラマ」の香りを現在進行形で伝えている、貴重な舞台と言えます
そう思ってみると、偉大なるマンネリだと思っていた舞台が意外に面白く見えてきませんか?

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その後さらに分かったことがあります
吉本新喜劇はテレビ収録が前提の舞台だと書きましたが
月曜日に初日で 金曜日の回をカメラテストがてらいったん収録して
全員で見るそうです
そして土曜日の夜の公演が『テレビ収録本番』となるそうです
(昼の公演も最終カメラテストで回しているでしょう)

となると、そこが本番と考えると 月曜から金曜分で
5回は舞台をやってるわけですが、それがいわば公開リハーサル的な事なんでしょうね
だから稽古自体は初日の前にちょこっとやって、毎日終わった後駄目だしを繰り返しながら
練っていくので、演出家に力があるのではなく、実際に毎回舞台に立つ座長に
演出権があるほうがやりやすいんでしょうね。

私は舞台収録の演出も結構やる機会があります
そういうディレクター目線で見ると、順番に出てきて個別にギャグを言って
ボケと突っ込みの対話形式で進む吉本新喜劇は、実はきわめて映像に向く演出が
されていると思います
つまり寄るポイントがとても分かりやすいのです。
舞台収録が一番難しいのはミュージカルやレビューです
音の同じきっかけで同時多発的に舞台上の空間が離れた
色んなところでいろんなことが起きるので、カメラが寄れないのですが
吉本新喜劇の演出が実は 映像のディレクターの意見が入ってああなっているんだと
分かって ちょっと見方が変わってきましたね
大衆演劇ではなく、実はあれはテレビドラマだったのです。

私がこの舞台の収録ディレクターであればカメラを6台~7台使いますが、
もしかしたら4台でやってるかもしれませんね?













 





by AWAchampion | 2016-06-10 05:25 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

5月~6月に見た演劇についても書きます
ちょっと変わったラインナップです

■6月 演劇TAIYO MAGIC FILM『センチュリープラント』
 私がAD時代に大変お世話になり、このたび映画『64』のチーフプロデューサーを
されているTBSテレビの名物プロデューサー木村理津さんの旦那さん
由地慶伍さんが出演している演劇を見に行きました。
下北沢駅前劇場は満席。主演は小野真弓さんでした。
内容は色々な悩みを抱えて「ここでこうした人生の選択をしておけばよかった」という
何人かの若い男女が、最後にハッピーエンドというものでした

ちょっと要素を盛り込み過ぎで分かりにくい部分も多々あり
伏線を回収しきれていないところはありましたが、由地さんはとてもよかったです。

■6月 吉本興業『ルミネtheよしもと』
 私は関西地方の出身ですが、難波にあるなんばグランド花月ほか、吉本系の劇場に
行ったことがありませんでした。が、もちろん土曜日に延々MBSで放送されている
吉本新喜劇は子供の頃から慣れ親しんでいました。
(知らなかったんですが、そもそも吉本新喜劇はMBSというテレビ局立ち上げにあたって
メインコンテンツの一つとして、初めからテレビ向けに制作されたコメディだったんですね)

で、東京で吉本新喜劇を見る機会もなかったのですが
最近「やはりこれはちょっと変わった形態の演劇だな?」と思う事があり
(これは稿をあらためてちゃんと書きます)
気になっていたところ、その吉本新喜劇で一番の人気と観客動員を誇る 辻本座長が
珍しく東京にやってきて、コントをするというので、見に行ってみました。

a0054076_09375578.jpg
初めて入ったルミネtheよしもとは 450人ほどのキャパシティだそうですが
それにしては間口が広く 極めて横長の観客席という印象を受けました

この日の出し物は約70分の間に
天竺鼠・カラテカ・はんにゃ・フルーツポンチ・辻本&アキSPコラボ
poison girl band・ロバート・バンクブーブーが漫才やコントをするというものでした

ざっくりした印象ですが
すぐ近くにある末廣亭などの寄席に行くと 落語・漫才・紙切り・ボーイズ・手品などが
次々と出てくるのに対し 基本漫才か少人数のコントという事もあり 思ったより薄味の
印象を受けました。

他の演者さんがみな、言葉のズレや音声のズレを題材に笑いを作っていたのに対し
お目当ての辻本座長と今関西で大ブレイク中の水玉れっぷう隊アキさん、それに
『新幹線さん』でおなじみの伊賀健二さんの3人によるコントは、異質なものでした。

ベタという言葉で表されることも多いのですが、要するに言葉の上では
昔ながらの振り・ボケ・受けという構造の中で剛速球の
まっすぐな台本(新喜劇ではおなじみの構図だそうですが)を
体技や高低差などビジュアルで笑いに変えようという演出で、非常に新鮮でした。

会話や音声のズレを産み出すためには、小声で面白いことを言うというのも
その音量自体が「お笑いの現場で小声・・・」というズレを生む技法なんですが
みんながみんな小声なので、逆に大声で暴れまくる新喜劇チームが新鮮に見えました。

舞台を大きく使うスペクタクル演出を最小限の3人のコントでやるために
筋は逆にきわめてわかりやすい・・・
これはこれで「なるほどなぁ」と得るところが大きい観劇でした。




by AWAchampion | 2016-06-09 11:36 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

前回書きました映画「FAKE」の感想が
(ネタバレ有り)というタイトルもあってか、二日間でメチャメチャアクセスを
稼いでいます

わはははは、すげぇなぁ・・・

で、最近見た映画・演劇を列挙してみます

■5月某日 映画「64」前編
 私がADさん時代、一年間ほどTBSに出向になっていましたが
その時に洒落にならないレベルでお世話になったTBSの名物プロデューサー
木村理津さんが、この映画のチーフプロデューサーをされていまして
メールで「必ず見なさい」と言われたので 飛んでいきました

非常に重厚な、TBSが日曜劇場で作る経済ドラマのようなしっかりとした
ドラマでした。テレビ局が作る映画としては、(と言っても監督はその昔ピンク四天王の
一人瀬々敬久さんなので映画人ですが)とても映画っぽい、昔の山本薩男監督の
『金環食』とかを思い起こさせる良い映画でした

が・・まあ前編ですからねぇ。寸止め海峡ですよ!
今週土曜日後編公開ですが そりゃ行きますよ!(笑)

■5月某日 映画「ズートピア」
 ディズニーが作った3Dアニメシリーズ最新作は、動物たちが暮らす理想郷で
警官になったうさぎのジュディの奮闘記でした
いや、これはよくできた大人向け映画でしたよ・・・。
良く昔から動物園が人間社会の縮図だというメタファーが使われる事がありますが
これはそのまま 人間社会に当てはめてみちゃったという映画で
結果、特に人種のるつぼアメリカの今の問題点を抉り出す、とても社会的なメッセージを含んだ
物となりました。
特に差別主義者ドナルド・トランプが大統領になろうとしているアメリカでは
我々以上に刺さる映画なんじゃないでしょうか?
これは本当に素晴らしい。私は「トイ・ストーリー3」が大好きなのですが、あれも大人向け。
これも素晴らしかったです

なんか長くなりました 分割します


by AWAchampion | 2016-06-09 09:19 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

佐村河内守氏の、ゴーストライター問題を取り上げた
森達也監督のドキュメンタリー映画「FAKE」を見てきました
公開3日目で、まだ公開していない地方もあり、ネタバレ厳禁の映画なので
極力ネタバレしないように書きますが、それでもある程度の情報は
このブログを読むと漏れてしまいます
ご覧になる可能性のある方は是非立ち去ってください。

一応一枚写真を挟んでおきます
a0054076_23475481.jpg
いいですか?
ネタばれちゃいますよ?






はい、
全体的な感想ですが、私はてっきりこの映画は、「FAKE」というぐらいなので
ペテン師と言われた佐村河内氏の疑惑の数々は、実はよくよく話を聞くと
それぞれ理由があったんだ。メディアスクラムって怖いね・・・。という
話なんだと思ってワクワクしてみてました。

が、実はそうではなく、この映画は失意のどん底にある守氏と、それをささえる妻・香さんの
愛の物語でしたね。

森監督はとにかく佐村河内さんに対して「日本の誰が疑惑の目で見ても、俺は公正な目で見る」
と宣言し「信じる」という言葉をキーワードでもってきていますが
それ自体が実は相当、取材対象者と伴走した姿勢なんだな。と思いました

ドキュメンタリーとしてはむしろ沢木耕太郎「一瞬の夏」のように
完全に取材対象者と一体になって、取材対象者に新しい一歩を踏み出させるスタイルの
映画でした。

ただ、そういう映画で、正直観ていて、私の思い込みと違う映画だなぁという
座りの悪さを感じていた中で、後半出てくるアメリカ人の雑誌記者が
非常に正しい突っ込みを繰り出して、佐村河内さんがたじたじになるところが
本当にすっきりしました

Q 「どうやって自分のイメージを新垣に伝えたのか?」
Q 「伝えたイメージをもとに新垣が書いてきた音を、どうやってチェックしたのか?」
Q 「指示書には概念的なことは書いてあるけど、音楽的なことが全く書いていない。
   音階はどうやって伝えたのか?」
Q 「新垣氏が作曲している証拠は山のようにあるが、あなたは鍵盤を人前で弾くことすら
   しないじゃないか?今目の前で鍵盤で弾いてみてほしい」

その通りだ!!!!

それが1時間50分の映画の 1時間35分のところで出てくるのが
正直ストレスではありました。

まあその結果、さらに森さんの一押しでああいう風になるわけで
オチとしては良い落としどころだったと思いますが、
結局この映画は メディアスクラム被害者とその妻の愛情物語だったというわけです。
思っていたのとは違いましたが 楽しく見ました

(ちょっとネタバレが過ぎたので 一部削りました)

凄く元も子もないことを言ってしまえば
私は映画を見ながらずっと、「手話より早く反応しないかな?」とか
やっぱり佐村河内氏の設定の粗を探してしまいます。それは森さんほど
佐村河内さんを信用できてないからなんだと思います。
(もちろん森さんも『あなたを信用してます』というのは方便でしょうけど)

森さんの映画でのたくらみは、佐村河内さんにたいする不信感を取り払ってみたら
別のものが見えるよという事だったのでしょう。
いろんな小ネタで笑いながら、彼に感情移入できるようにという構造になっていて
実際小ネタは笑えました。
でもねぇ・・・ぶっちゃけ佐村河内さんの設定ってそれ自体がメチャメチャ面白いので
まだまだいじりたいわけですよ。
例えばあの指示書を誇らしげに佐村河内さんは「私の作曲の証拠」と言いますけど
あれを新垣さんじゃなくて別の作曲できる人が見たら、どんな曲になるのか?とかね?
「ここもっといじればいいのに」というウズウズした思いが
アメリカ人記者のところまであるので、私はあまり良い観客じゃなかったかもしれませんね。

あと・・・・映画の中盤で
共同テレビ・第二制作部のMプロデューサーとFプロデューサーという
私は良く知っているお二人が、非常に悪役で出て来ます
これは驚いた!
見ていて座席から落っこちるかと思うぐらい笑いました。

でもよくよく考えてみるとあれだけの知り合いが悪者で出てるという事は
あの役をわたしがやっていてもおかしくなかったという事です。
まあ・・・・他の人がご覧になるのとはちょっと違った感想だというのも
分かっていただけるのではないでしょうか?
笑った後冷や汗が流れてきましたからね(笑)


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この映画の波紋はまだまだ広がっているようで
私がこの記事を書いてから ずいぶんたちますが
いまだに このページを訪れてくださる方が多いようです

で、私の最近のお仕事から
WOWOW 「Who I AM」5分トレーラーを
貼っておきます。興味のある方はぜひご覧下さい





















by AWAchampion | 2016-06-07 00:01 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(1)