昨年の12月に南大東島に行ってきましたが
その際に取ってきた動画の第一弾が完成しました

是非皆さんご覧ください



by AWAchampion | 2017-03-29 23:43 | 南大東島レポ | Trackback | Comments(0)

今日 東京宝塚劇場に「グランドホテル」を見てきました

これは1993年に、トニー賞演出家のトミー・チューン氏のカンパニーと
父・岡田敬二をはじめとする宝塚歌劇団が共同で作り上げた
宝塚版「グランドホテル」の再演です

当時は 人気絶頂のスターとして 涼風真世
ナンバー2と言うよりも、既に同格のスターだった天海祐希
さらにのちの大スター ナンバー3の久世星佳などが出演

しかしスターのサヨナラ公演だったにもかからず
涼風真世は 主役でありますが
中年の猫背でめがねをかけた オットー・クリンゲラインを演じ
天海祐希は 脇役で
グルーシンスカヤの親友の女性 ラファエラ役という 
極めて宝塚らしくない配役での公演でした

しかしこれが素晴らしかった
単に「清く・正しく・美しい」だけじゃない
ちゃんとしたミュージカルを宝塚もやって、それがとても心に響きました

今回は 主役の珠城りょうさんが スターお披露目ということもあり
宝塚っぽくアレンジされて
前回久世星佳がやった 泥棒男爵の役を演じていました

これはこれですっきりして良かったと思います
「グランドホテル」形式というのは 主役がはっきりしないというか
群像劇の代名詞のように使われるわけですが
ハンサムな男爵の苦悩を主軸に据えることで
まあ、見やすくはなりますしね。
それに極めて宝塚っぽかったです。

それに新しく演出に入った 生田大和さんは、ご自分がバレエダンサー出身の
演出家さんだけあって
付け加えた 男爵の駅のシーンは 白鳥の湖の「瀕死の白鳥」っぽくて
とても良かったです

宝塚でクリンゲラインを主役にするには
その主役に 特別な輝きがなくてはいけません
その意味で 大スター 涼風真世の最後というのは ここしかない!という
タイミングだったのでしょう

しかし 前回その役にスターを指名した トミー・チューンもあっぱれなら
その極めて宝塚っぽくない配役を 腹をくくって受け止めた
父を含めた宝塚の首脳陣もあっぱれでしたね

だって当時の涼風真世と言えば
小池修一郎さんの快作「P・U・C・K」で
真夏の夜の夢の妖精パックを演じて
宝塚ファンを萌え死にさせていた 王子様中の王子様でしたよ
それが、猫背で病弱で、ほとんどダンスもなく
ふらふらとした 髪の毛もくしゃくしゃの中年男性役ですからね
いや凄い話ですよ

改めて見ながら24年前の父の仕事に感銘を受けた一日でした





電話で父に話したら
「そうか、俺の凄さが今頃分かったか」と 
これまた父らしい言葉が返ってきましたよ(笑)


by AWAchampion | 2017-03-19 20:09 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

今日 ヤフーニュースなどで
「AKB48の人がアナウンサーに!」というのが芸能のトップに出ていました

その彼女が行く先は、なんと関西の独立局 サンテレビと言うじゃないですか!

サンテレビは神戸にあるUHF局で
大阪地区では 東京で言うMXテレビのようなモノで
完全に独立した編成を持つ、本当に不思議なテレビ局です。

とにかく130試合 阪神の試合は全部試合開始からラストまで放送する
というのが売りで、例えば大阪の準キー局である大手の 朝日放送が
放送権を持っている試合でも
9時以降はリレーして、サンテレビが放送するという不思議な編成で
とにかく「阪神戦といえばサンテレビ」の局なのです

さらに私が高校生ぐらいから 土曜日の夜中に
ドエロな「大人の子守歌」枠の放送も始まり
それこそ始まった当初は 黎明期のAVが結構ガッツリ流れていて
当時のエロガキ高校生だった我々には、絶対見ておくべき局でした

また私の父は 知られてるように競馬狂です
私がまだ子供だった70年代には 父も暇だったので土曜になると
ずっと昼はサンテレビの競馬中継を見ていました
そこで、「競馬ブック」「キャバレージャンボ」「キャバレーサン」
「カジノ・ドゥ・三宮」など教育に悪いCMばかりを私と一緒に見る事に
なり、なんだかそれが幼少期の甘酸っぱい思い出として残っています

私は今は 東京でテレビディレクターをさせてもらっていて
日本テレビを除く全局で 何らかの番組を撮っていますが
出来れば サンテレビでもお仕事したいです

何でも良いですよ
是非 お声がけお待ちしています


サンテレビと言えばこれ! 京橋サウナ グランシャトーの
CMと天気予報 1971年から1990年まで
同じフィルムを使っていましたよ!



競馬ブックのCM 
これは本当に懐かしい!
これだけで一本ブログかけそうです


キャバレーサンのCM
これも有名ですね

by AWAchampion | 2017-03-16 21:54 | テレビ | Trackback | Comments(0)

さてさて、私4月いっぱいは
とある番組でガッツリ埋まっていますが
ちょっとその番組のスケジュールが流動的で けっこう5月以降のスケジュールを
お断りしてしまっていました

でもなんとなく4月いっぱいで何とかなりそうな感じです
プロデューサーの皆さん
5月以降のお仕事 よろしくお願い致します


by AWAchampion | 2017-03-16 18:47 | Diary | Trackback | Comments(0)

先ほど「LA LA LAND」の記事を書くために
久しぶりにウッディ・アレンの「世界中がアイラブユー」を検索してみました

すると・・・・
つい最近の映画だと思っていたのに
1996年・・・つまり21年前の映画だったんですね

うわぁ・・・

そりゃ私も年を取るわけだ

チャゼル監督からすると この映画も他の50年以上前の映画と
そんなに変わらない懐メロ感があるのかも知れませんね?

「世界中がアイラブユー」から
多分チャゼル監督がLA LA LANDでオマージュしたであろうシーン


by AWAchampion | 2017-03-16 18:45 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)

LA LA LANDを見ました

ちょっと遅くなりましたが
2週間ほど前、ちょうどあのアカデミー賞発表の前日ぐらいに
「LA LA LAND」を見てきました

え?

どうだったって?

ネタバレを含みますから
また見てない人は逃げて下さいね!





いいですか?
「LA LA LAND」は「セッション」で名を上げた1985年生まれのデイミアン・チャゼル監督の
最新作で、ロサンゼルスで夢を追う男女の恋物語をミュージカル仕立てで描いたものです

この「ミュージカル仕立て」というのが重要で
あくまで「ミュージカル的な表現を用いた普通の作品」としてみた方が幸福な作品です。

冒頭、ロスの高速道路で渋滞が起きているところから 映画はスタートします
ロスの渋滞というと「フォーリング・ダウン」を思い出しますが
撮り方としては ゴダールの「ウィークエンド」っぽいカメラワークで一人の女性に
ドリーインすると・・・・

そこから歌が始まり ダンスシーンがどかんと始まるのです

全体的にカメラは、1980年以降のダンスシーン演出に多く見られる
カットを細かく割って勢いを出す方法ではなく、古のミュージカルっぽく
人の身体を基本的に全部見せた(FF)のサイズで移動していきます

これはMGMミュージカルなどで最も大切にされていた事で
ダンサーの身体を全部見せることを主眼としています

役者を志しつつも 映画スタジオの中にあるスターバックスで働く
若い女性ミアと、ジャズバーを開きたいという思いを持ちながら鬱屈した日々を過ごすセブ
この二人が偶然 パーティーで出会うところから話は急展開します
そして恋に落ちて・・・・と言う物語です

この映画はミュージカルとして見ると 確かに最近でも
サム・メンデス監督の「シカゴ」やら、舞台を映画化した「レ・ミゼラブル」のような
21世紀のミュージカルや、50年代~60年代のMGMミュージカルに比べられるか?
と言うと 正直そこまで クオリティが高いわけではありません
主役の二人も頑張ってはいますが、本職のダンサーではありません。

カメラや照明ももう少し粘っても良かったんじゃないかな?と思うところは
無いわけではありません

でも、この映画が愛されるのは その質の部分ではありません
「ミュージカルって良いよねぇ・・・・」というマニア(シネフィル)が作った映画だという
事がよく分かるからです

同じような映画があります
それは フランスのジャック・ドゥミ監督が作った
「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人たち」です
ジャック・ドゥミも、MGM映画への偏愛から あの作品を作り上げました

特に「ロシュフォール」は、アメリカから「雨に唄えば」のジーン・ケリーと
「ウエストサイド物語」のアルベルトでお馴染み ジョージ・チャキリスを連れてきて
フランス語で歌わせているという珍品に近い作品とも言えますが
この映画の素晴らしいところは、とにかく衣装・ダンス・セットデザインなど
画面構成に凝りに凝りまくって 多幸感を映像全体で表現しているところです

MGMの映画もセット・音楽・ダンス全てで、人生の多幸感を描く為に英知を絞っている
作品群です
それをスタジオで表現して 全てを理想の形にコントロールしたのが「雨に唄えば」であり
「巴里のアメリカ人」なんですが
ジャック・ドゥミは 南仏の明るい日差しの下 ロケでその美しさを出そうとしました

「LA LA LAND」もそのジャック・ドゥミ監督と同じにおいがするのです。
そして当時よりも ロケで美しい映像が撮れるようになったわけで
そこで、MGMの香りをきちんと出そうとしたと言うのが分かるのが嬉しいのです

例えば賞賛されている 夕焼けをバックにした タップシーン
あれは多分「雨に唄えば」でセットに迷い込んだ デビー・レイノルズに、ジーン・ケリーが
踊りながら愛をささやくシーンのオマージュでしょう
本当の夕焼けをバックに踊る二人 
しかも セブは足下に砂があるのをタップシューズでいじって
すこし 「トップ・ハット」のアステアを気取ります

そんな一つ一つに ミュージカル映画への愛が感じられる
萌え映画と言っても良いんじゃ無いでしょうか?

だから、どちらかというとウッディ・アレン「世界中がアイラブユー」に近い
作品なのかも知れませんね

後半には完全に「巴里のアメリカ人」でレスリーキャロンとジーンケリーが踊る
例のレビューシーンのような セットでのショーも出てきます
映画人なら ああいうのをやりたい気持ち よく分かります

アレも確か パリで画家を目指す 貧しいジーンケリーが 
パーティーで レスリー・キャロンが他の男にとられてしまうのを悲しく見つめながら
妄想するシーンでした
今回も、ミアとセブの間に悲しい事が起きた時に、あのシーンになるのです
ここが良かったですね

正直ハードコア ミュージカルファンは
前半15分で「あれ?」と思うと思います
賞賛されている冒頭のシーンは、マニア的にはそうメチャメチャ
ハイクオリティには思えないと思います
でもそこを乗り越えて!
30分したら良くなります!

それから「ミュージカル的要素」ばかりが言われますが
ストーリーがとてもジンと来ます
「夢だけでは食えない」「でも夢を見るのは大切」
ロスに消える夢の数々・・
それを21世紀版にしたらこうなるという感じです。
ミュージカルって、本来「人生の幸せな部分を歌に乗せる」話です
でも、この映画の中では「もし私が別の人生ならば・・・」という思いとともに
使われて
「風向きは 二人のためには吹かなかったけど、それでも悪くない人生なんじゃない?
あんたも頑張れよ」って感じが良かったですね
ちょっと「アニーホール」を思い出しましたよ
ウッディアレンが 舞台の脚本家で、ダイアンキートンが歌手だったでしょ?
あれはニューヨークからロスに来る話
その逆って事ですね
それにアニー・ホールは嬉しいとき こう言うんでしょ?
そう
「LA DI LA」ってね。

とにかく「萌え」を感じながら見ていると
後半尻上がりに良くなります

是非ご覧下さい

ついでに
「ロシュフォールの恋人たち」から双子姉妹の歌

「トップハット」からアステアの砂のタップ(2:30あたりから)


「巴里のアメリカ人」からレビューシーン





by AWAchampion | 2017-03-16 14:06 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)