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私はテレビ演出家ではあるのですが、近年、特にコロナ後
イベント演出やら、脚本家みたいな仕事が増えてきました。
今年はどちらかというとそちらの仕事の比重の方が大きいぐらいです。

そして昨日もそういう仕事でした
今 NHKの渋谷放送センターでは
超体験NHKフェスというイベントが開催中です。

その中の目玉企画の一つとして、
大河ドラマ「光る君へ」のファンミーティングが行われました。
で、私がそのイベントの構成・演出をやらせていただいたという
事なのです。



詳しくは記事を読んでいただきたいです
とても温かい、良いイベントになりました。
バックステージには 大河ドラマの制作統括 内田プロデューサーやら
チーフ演出 中島監督をはじめ スタッフさんが勢ぞろい!
記事の中で出演者さんが持っているネームプレートは、
美術さんや衣装部さんがわざわざ作ったものらしいです。

一日だけちらっと触れ合っただけですが、大河ドラマチームの結束の固さや
ファミリー感を強く感じました。良いドラマになるといいですね。

そして4月7日の17時半から このイベントの様子が
NHK総合で放送されるそうです。
されるそうです・・・と書いているのは、
今回あくまで イベント構成の方なので、番組の方には全くタッチしていない
という、まあこれも新しいお仕事の頂き方なのでは?と思いますね…。

NHKホールでのイベント構成演出は楽しかったですね。
また何かあればやりたいです。


# by AWAchampion | 2024-03-19 10:00 | テレビ | Comments(0)

神に出会った実話

これは私がいろんな方に話している思い出話なのですが
ブログには書いたことが無かったんじゃないかな?と
思うので書きます。

私が小学2年生だったと思うので1978年の秋ごろ。
そのころは、「間もなくテレビでドラえもんのレギュラー放送が始まる」
という時期でした。

阪急電車で通学していた私は。学校があった雲雀丘花屋敷駅から
宝塚駅までの間、下校時の気のゆるみもあってか大きな声で
友人と「ドラえもんの魅力」について
熱く語り合っていました。

すると清荒神駅ぐらいで、私の目の前に座っていた
ベレー帽と丸いメガネの紳士が近寄ってきて
「君たち、そんなに漫画が好きなのかい?」と
語り掛けて来たのです。

友人は「うん!ドラえもん最高や!」と返したのですが
私は父が自宅に「リボンの騎士」や「鉄腕アトム」の漫画本を
持っていた事から、よく読んでいて
「僕は『リボンの騎士』とか『アトム』が好き」と答えました。

すると紳士は少し喜んだように笑って、
「内容は覚えているかい?」とおっしゃったので
「うん、人工太陽の回とか大好き」と答えたのを覚えています。

電車は宝塚駅へと近づき、紳士は私の頭をポンと叩いて
「君たち、これからも漫画を愛してくれよ」と言って
さっそうと電車を降りて行きました。

お分かりだと思いますが、私がその時お会いしたのは
神様です。

幼少期の事はあんまり覚えていないのですが
この時のことは、少し夕日がかかった阪急電車の車内の
雰囲気も相まって、本当に強烈に覚えています。

その時はもちろん手塚治虫先生は宝塚市には住んでおられなかった
はずですが、
宝塚駅からほど近い場所に「手塚治虫記念館」が出来たように
ゆかりの土地ではあったので、私に幸運が舞い降りたのでしょう。


# by AWAchampion | 2024-03-09 23:17 | 懐かしいもの | Comments(0)

「Drスランプ アラレちゃん」
「ドラゴンボール」などの世界的メガヒットで知られる
漫画家 鳥山明さんが亡くなられたそうです・・。

68歳とはまだお若いのに・・・。

彼は1980年の「アラレちゃん」連載直後から大人気で
私もその世代です。
81年からはテレビアニメ化もされました。

特に弟や母とはよくアニメを見ていたので、
作中で則巻博士が、急にハンサムな劇画調になるところなどを
私がまねしたのか?何なのか?で子供の頃笑いあったことなどを
思い出しました。

にこちゃん大王、すっぱマンなど、様々なキャラも登場した
ペンギン村は、私の部屋ともつながっていた気がします。

しかし・・・
初代編集者で、のちに集英社の重役にもなった
ドクター・マシリトこと鳥嶋編集長もまだお元気だというのに
早すぎます・・・。

故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

# by AWAchampion | 2024-03-08 21:43 | 懐かしいもの | Comments(0)

さて、今回も書きます
テレビディレクターの過激な1週間
今回は2月16日~2月22日です

2月16日(金) 前日の夜からフジテレビの関連会社のVPを
  編集し、9時頃完成。チェックのために送付して
  そのまま映画館へ
  人気漫画の映画化「ゴールデンカムイ」を見る。
  この漫画は全く読んでいないけど、まあ2時間楽しめた。
  開拓時代の北海道で行われるマカロニウエスタンみたいな
  割と気軽に見られる作品。
  その後、もう一本映画を見ようか迷うが、帰ってくると
  直しなどが帰ってきていて「虫が知らせたんだな」と思う。
  そのまま直したり、抱えている台本を書いたり・・・。
  夜になって慌てて散歩 8300歩

2月17日(土)
  とあるBS局に企画書を出さないか?とチャンスをいただいたので
  ガッツリリサーチ&ネタだし。よく芸人さんが「新ネタを沢山
  作って賞レースに備えました」みたいなことを言いますが、
  我々テレビマンにとっては、こういう企画書が新ネタにあたるのか?
  と思う。少なくとも毎週何かしらは新しい企画書を書いてる気がする。
  そして、この日は15時から六本木ヒルズにある 森美術館で
  「キース・へリング展」
テレビディレクターの過激な1週間 今回は2月中旬篇_a0054076_10585286.jpg
    1980年代のポップカルチャーのアイコンとして知られる
    キース・へリング。私の個人的な思い出は、1986年に初めて
    海外旅行をしたときに、免税店はキース・へリンググッズ一色だった。
    だからキースへリングを見ると、80年代の熱狂を思い出す。
    その後17時から友人と食事のために飯田橋に移動すると。
    フジテレビ 中村勘九郎シリーズなどのディレクターさんである
    K氏とばったり遭遇。なんでも歌舞伎座で18世中村勘三郎追善興行を
    観ていたら、勘三郎さんのごひいきの神楽坂の和菓子を買いたくなった
    とのこと…。粋だねぇ。
    そのままK氏と別れて友人と楽しい食事会。15097歩

2月18日(日)
    フジテレビ関連会社のVPの細かい修正はプロデューサーさんの方で
    やるという連絡を受けたので、この日はそちらはPにお任せして
    各種企画書を書く。3つぐらい違う企画案書いてると頭が変になる。
    20時からは今季見ている「光る君へ」。
    この日は確かかのNHKの往年のスターディレクター
    黛りんたろう氏の演出で、ちょっとびっくりする。
    学生の頃『源氏物語』は円地文子訳で読んだ。口語表現としては
    これが一番いいと思うけど、文学部学生としてはやっぱり
    谷崎潤一郎版を読んでおくべきだったかも? 9679歩

2月19日(月)
    リモートで打合せ。とあるBSの民放局の企画書について考える。  
    その後NHK Eテレの新コーナー企画も考える
    考えることが多い  4504歩。雨降ってたので歩数が少ない。

2月20日(火)
    NHK Eテレの子供番組のチームと打合せだが、正直、この番組と私は
    子供番組の中でも派閥が違うので、私の考えがあんまり
    通らないもどかしさはある。終わった後、とある生命保険会社のドラマ形式の
    社内ビデオの台本を書く。数がメチャクチャあるので大変 9636歩

2月21日(水)
    生命保険会社の台本、子供番組の新コーナー案、そのほかにNHK新番組
    企画案、BS民放の企画案が並行して進む。 8962歩

2月22日(木)
    夕方から新橋の編集所でフジテレビの関連会社のVPのナレーション撮り。
    クライアントさんも来るが、何とか気に入ってもらえたようで何より。
    7687歩。電車に乗って新橋まで来たのだが、意外に電車を使うから
    歩数が普通…。


 


# by AWAchampion | 2024-03-06 11:35 | Diary | Comments(0)

おかげさまで・・・

父・岡田敬二の誕生日が2月19日にありまして
X(旧Twitter)の方に
おかげさまで父・岡田敬二も83歳の誕生日を無事に迎えました。
宝塚歌劇団110年のうち60年ほど関わっておりまして、
まだまだ元気にやっております。
日頃支えて下さっている皆様に家族から心よりお礼を申し上げます。」

と載せたところ、なんと12万ビューという非常に驚くほど多くの方に
見ていただいたようです。

改めて家族よりお礼を申し上げます。

父もまだまだ頑張ると申しております。
今年も是非ご期待ください!

# by AWAchampion | 2024-02-26 02:44 | Diary | Comments(0)