今年に入って 囲碁界が9歳の中邑菫さんを 4月1日付けで 
プロ初段に認定すると発表したと思ったら、続いて12歳の上野梨紗さんも同じタイミングで
初段に上がるとのことでした
で、今確認したら12歳の福岡航太朗さんも 4月で初段に上がります。

これを書くと「またまたぁ・・・将棋の藤井聡太七段が成功したからって・・・囲碁も
二匹目のどじょうを狙ってるの?」

と言う風に思われる方が多いんじゃ無いか?と思います。

でも囲碁は実は若い方が棋力が高く、昔からあまりローティーンのプロは珍しくないんです。

例えば今 日本の囲碁界の絶対王者 井山裕太5冠が初めて囲碁の世界で知られるようになったのは
少年少女囲碁大会という、小学校&中学校の全国大会ですが、井山さんはなんと小学校2年生の夏に
優勝しています。

つまり7歳で小学校6年生を倒しちゃったわけですが、長い囲碁の歴史の中でも
そんなに早熟な棋士は 他にはもう一人ぐらいしかいない(山下敬吾九段が同じく小2で優勝しています)
ので、NHKでプロ棋士である 小林千寿六段と記念対局が行われました。

そしたら・・・

あっという間に 井山少年が勝っちゃって、放送時間が余っちゃったんです。
子供は打つのが早いですからね。
で、もう一局やって もう一回井山くんが勝っちゃったという逸話が残っています。

確かに小林六段は、囲碁界のスポークスマンにして海外担当の顔を持つ人で、
どちらかというとバリバリ現役という感じではな無かったかも知れません。
にしても、プロ六段を 瞬殺する7歳って!!

と言うことが結構あるんです。

囲碁の総本山 日本棋院の2階には大ホールがあって
イベントが行われない日は そこが巨大な碁会所になっていますが、よくおじいさんが
孫にメッチャクチャにやられてる姿がありますよ・・・。





# by AWAchampion | 2019-02-17 00:03 | 囲碁界解説 | Comments(0)

TMCの門番 今昔案が閉店

東京では数多くのテレビ番組が作られています。
皆さんは それがテレビ局の中のスタジオで撮影されているとお思いでしょうが
意外にそうではないのです。

確かにNHKは渋谷の放送センターの中に 多分大小30個以上のテレビスタジオがあり
全部その中でまかなえるのですが、例えばフジテレビの場合
あの有名な局舎のなかには ニューススタジオを含めて6つ?とかしかなく
そのうち2~3は朝の帯番組のためにセットを立てっぱなしで、
他の番組が入ることがなかなか出来ないのです

で、フジテレビなら湾岸スタジオ、TBSなら緑山スタジオ
日テレなら生田スタジオという風に、別館を持っているのですが 
それとは別に 
東京・世田谷区砧(きぬた)に TMC東京メディアシティというスタジオが
あります。

ここは昔映画の 新東宝がスタジオを持っていた場所で、そこがテレビスタジオに
業態を変化させて、大小7つのスタジオが入っています。
しかも管理が フジテレビ2つ・TBS2つ・関西テレビ系2つ・国際放映1つという
局もバラバラで、しかも貸しスタジオなので 関テレ管轄のスタジオで
テレビ朝日の番組を撮っても良いという場所なので、様々な局の様々な番組がここで
撮影されてきました。

代表的なのが フジテレビのSMAP×SMAPですね。

そうなると、スタジオの前にはアイドルの追っかけファンが山のようにやってきます
でも、貸しスタジオですから、意外に警備が緩く、中に入ろうと思えば入れちゃったり
しました。

そこでそのTMC入り口脇にある 喫茶店『今昔案』のマスター 福田さんが
門番のように仁王立ちして、テレビ業界人やタレントと、一般人を見分けるという役目を
いつしか果たすようになったのです。

この福田さん、ホントに業界の津々浦々まで知っていて
どの番組がどのぐらい今押してる?とか、どこの番組のプロデューサーが変ったとか
全部知っていました。

で、私もADさんの頃『料理バンザイ!』がこのスタジオで収録でした。
私はチーフADさんでしたから、殆ど今昔案で打ち合わせとかと言う事は無く
ただただ、走り回っていたのですが、福田さん・・・福チャンは顔を覚えて下さって
いつも「お!料バン撮影どうだい?押してる?」と声をかけてくれていました。
撮影は隔週1回ですから、2週間に一回しか来ない番組の
自分の店に来ないADの顔を覚えていたと言うことですね。

それから4年後 今度は『セサミストリート日本版』のために月に10日は
TMCで撮影することになり、私は演出として加わりました。
するとどうでしょう?
「お!料バンからずいぶん出世したね!おめでとう!」
と声をかけてくれるじゃないですか?
いやぁ~ビックリしましたね。

セサミでは私はかなり頻繁に今昔庵を使いましたから
色々お話しする事も出来ました。

そんな調子で 私の世代のテレビマンは局や制作会社を超えて
とても多くの人が彼に顔を覚えてもらって、『業界人認定』してもらい
いろんな事を教わりました。

それこそ木村拓哉氏を「タクヤ!」、上戸彩さんを「アヤ!」と呼び捨てに出来る
喫茶店のマスターは彼ぐらいしかいません。
私がセサミで仕事してたときは、たまに志村さんとか和田アキ子さんといった
超大物がお茶飲んでました・・・
よくとんねるずが 番組でネタにしていましたね。

正直彼はちょっと変わり者でしたが、若いテレビマンを本当にかわいがってくれました
(逆に一応 一般の人も利用できたそうですが、相当けんもほろろに追い返されたらしく
 ネットでは悪評が多いですね)

その今昔庵、先週閉店したそうで
テレビでも報じられましたね。最後行けば良かったなぁ・・・。




# by AWAchampion | 2019-02-13 06:32 | 懐かしいもの | Comments(0)

今日、日生劇場に「ラブ・ネバー・ダイ」を見に行ってきました
これは かの超傑作ミュージカル 1986年 アンドリュー・ロイド・ウェバー版
「オペラ座の怪人」の続編と言うことで作られた作品です

前作はキャメロン・マッキントッシュ制作
ハロルド・プリンス演出という布陣でしたが
今回は その辺の人は絡まず 一緒なのはロイド・ウェーバーだけという感じです。

私はその日本人キャスト版を見ました
ファントムは ダブルキャストで 日本初演のファントムを演じた市村正親さんと
ラウルを演じた石丸幹二さん
マッキントッシュ制作では無いので、日本版は東宝や四季ではなくホリプロ制作でした。

一流の役者さんとロイド・ウェーバーの音楽
しかも 彼が関わっているので「オペラ座の怪人」のモチーフだって使えます
質としては悪いわけがありません

しかし・・・

まあ正直言います
私は前作をこよなく愛していますし ロンドンに住んでいたこともあり
四季版ロンドン版 合わせて多分15回ほど見ています。
そう言う人から見ると 肝心の脚本が本当にワースト続編
「こんな続編なら無い方がまし!」という作品でした。

あらすじはザッと言うとこうです

あのオペラ座の事件から10年後
マスクとオルゴールを残して死んだと思われた怪人は
密かに海を渡りニューヨークに来ていた。

コニーアイランドでフリークスたちの見世物小屋+お色気レビューを
出し物とするショーを主催するも クリスティーヌを失った彼には
美しい音楽が書けても それを表現する人がいなかった

怪人を助けていたのは、クリスティーヌの親友 メグと
その母で、オペラ座のダンスマスターをしていたマダム・ジリー
母子はいつか怪人が メグのために曲を書いてくれることを信じて
そのショーを支えていた

そんなときパリから クリスティーヌがやってきた
今や世界を代表する歌手で 夫ラウルとの間に息子グフタフがいた
しかしラウルはギャンブルと酒に溺れ 金に困って妻クリスティーヌの
ニューヨーク公演を企画したのだ

ファントムは手下を配し、言葉巧みにクリスティーヌらを
コニーアイランドの高級ホテルへと導く・・・。

酒に溺れ妻子にDV気味のラウルは 今日も酒を飲みに
バーに行ってしまう
一人残されたクリスティーヌの元へ あの曲が流れてくる・・・

鏡の中から現われたファントム
クリスティーヌははじめ 激しく拒絶するも、
狂おしく求め合ったオペラ座の一夜を思い出し 愛を確かめ合う
ファントムはクリスティーヌのために書いた新曲を
自分のためにコニーアイランドの見世物小屋で唄って欲しいと頼む
唄えば 夫の借金は全て自分が立て替えてやると甘言をして・・。

翌朝 クリスティーヌはラウルに
『あなたの借金を返すため コニーアイランドのショーに出る』と宣言
借金を返せるラウルも賛成する

そして小屋へ行くと クリスティーヌは親友メグと再会
ラウルも顔見知りのミセス・ジニーと再会しひとときの邂逅を喜び合う。
幼いグフタフは その場にあったピアノをひいてみる
そのメロディはファントムの心にいつも響くあの曲・・・

ファントムはグフタフを言葉巧みに誘い出し、彼がコニーアイランドに築いた
怪しくも楽しい 地下遊園地へと連れて行く。
グフタフがいなくなり、クリスティーヌも地下へ!

今まで見たことの無い世界に胸をときめかす グフタフ
そして一番奥にあったのが・・フリークス達の館。身体は醜くても美しい人々の楽園・・・

グフタフは恐ろしくなり逃げ出す
地下でクリスティーヌとファントムはまた出会ってしまう
そこで衝撃の事実が・・・グフタフはファントムの息子だという。


いや・・もういい
これで前半終わりでなんですけど
最後言うと クリスティーヌはラウルではなくファントムを選び
ラウルは一人 クリスティーヌを置いて出て行き
メグは「ファントムに散々枕営業させられた!」と不満をぶちまけて
ファントムを銃で撃とうとして、まちがって
クリスティーヌを撃ってしまい クリスティーヌは死亡
グフタフは自分の出生の秘密を知ってしまう

ぐわ~~~!!!

何じゃこりゃ!
誰一人幸せにならない。ファントムだって幸せじゃないよ!!
そもそも なんでこんなの作っちゃったの?
前作の感動台無し!!

いやぁ・・・ハリウッドには「脚本のエンディングは 誰もが望んでいるけど
誰もが想像し得ない形で迎えるべき」という金言がありますが
これは「誰も望んでない 究極のバッドエンディング」です

そもそもですが「オペラ座の怪人」と前提が繋がっていません
1986年版とは オペラ座の群舞のダンサーにすぎなかったクリスティーヌが
まだ見ぬ音楽の天使=ファントムの声に導かれて音楽の手ほどきを受け
やがてプリマドンナへと成長する。

そんなクリスティーヌは幼なじみの貴族ラウルに初恋をして
将来を誓い合うが、ファントムはクリスティーヌを言葉巧みに誘って
地下の音楽の王国へと誘う・・・
そこで初めてファントムの姿を見たクリスティーヌは 仮面の下の
醜い素顔を見てしまい逃げ帰る・・・

ファントムはオペラ座に
「自分が書いた最新の作品『フィガロ』にクリスティーヌを主役にしろ」と要求
それをはねつけたオペラ座では殺人事件が多発
脅される形でクリスティーヌが主役へ・・
しかしその公演のクライマックスで クリスティーヌは再びさらわれて
ファントムの元へ・・・

さらわれたクリスティーヌを追って地下へ入ったラウルは
そこで罠にかかり ころされそうになる

その時クリスティーヌが音楽の天使=ファントムに感謝の念なのか?
ラウルへの献身なのか?曖昧なまま 醜いファントムの顔を再び見て静かにキスをする

その容姿ゆえ母にさえキスをされたことが無かったファントムは
そこでいろいろな意味で愛の本当の姿を知り、ラウルの首の縄を切り
二人の前から姿を消す
後に残されたのは仮面だけだった・・・・

と言う話で、ながながと書きましたが
要するに 高潔でプラトニックな愛情と、姿は醜くても美しい物があるという
話なんです。

なのに・・・
いつの間にクリスティーヌがそんなに積極的にファントムに恋をして
子作りしたんや?と
私15回見てるのに 幕間に前作のストーリー確認しちゃいましたからね。

そりゃロイド・ウェーバーは奥さんがクリスティーヌだったかもしれないけど
ファントムとクリスティーヌが 「あれほど激しく求め合った一夜~」みたいに
歌い出したときには耳を疑いました

また、ファントムは見世物小屋を開いている設定ですが
逆では?そう言うのを嫌悪していたんじゃないの?

さらにメグが「枕営業させられてたのよ!ファントムに!」みたいなことを
幼いグフタフにもばっちり聞こえる感じで話したりするのもイヤ
そもそもメグになにやらせてるんや!ファントム!

いやほんと、
ロッキーの息子がいじめっ子からジャケットを取り返すだけの話『ロッキー5』や、
ルーク・スカイウォーカーがダークサイドに落ちた末に死ぬ
『スターウォーズ8』も可愛く見えるほどの クソ続編ですよ!!

いやホント 何度も書きますが
誰が見たいんですか?
前作を愛していればいるほど、絶対見たくない作品でした。
1986年版「オペラ座の怪人」はそれ以来一度も途切れること無く
ロンドンで公演中
NYでも30年以上公演中ですが
「ラブ・ネバー・ダイ」は両都市は一瞬で公演が終わりましたからね
みんなそう思ったんでしょう・・・。












# by AWAchampion | 2019-02-10 01:58 | 映画・演劇など | Comments(0)

今年からとある老舗番組の演出チームに入れてもらいました。
(告知して良いかどうか?まだ聞いていないので具体的には書きませんが・・・)

民放では結構珍しいタイプの番組なので
この年になっても 一から覚えることが多いですが
その分 この年になっても成長させてもらえる喜びも感じますね

なんだかんだ映画マニア・ミュージカルファンの私も
やりようによっては楽しめる番組なので 入ってまだひと月も経ってませんが
どんどん企画書書いてまして
楽しいことが出来れば良いなぁと思っております。

# by AWAchampion | 2019-02-07 00:53 | Diary | Comments(0)

サスペリア を見ました

「メリー・ポピンズ リターンズ」の感動もさめやらぬ その翌日
今度は 話題になっている「サスペリア」を見ました

これは1977年に「決して一人では見ないで下さい」という惹句で
一世を風靡したホラー映画のリメイクなんですけど
私と同い年で 今年「君の名前で僕を呼んで」でスマッシュヒットをした
イタリア人監督ルカ・グァダニーノが、相当前作とは違った仕上げをして
賛否両論を生んでいる作品です。

ホラーとはいえ相当難解で、正直何がいま画面で起きているのか?
人は死んでるけど なんでだ?という感じの作品ではありますが
私なりの解釈でストーリーをご説明します

1977年 西ベルリン
そこに 前衛舞踏を行う女性だけの舞踊団が有り、集団生活をしながら
カリスマ振付師のもとで「民族」という作品のリハーサルをしていた

そこへアメリカ・オハイオ州のアーミッシュの村から出てきた
スージーが入団すべくやってきて、オーディションを受ける。

合格したスージーはその日から その劇団の寮で共同生活するようになるが
その日から悪夢を見るようになる。

(ここからは私の解釈のストーリーです)
その劇団は実は魔女たちが 運営しているアンチ・キリスト教集団だった。
魔女達は 新しい時代の魔女を探すべく 劇団員達を品定めしていた。

その劇団で行われていたのは
ドイツ民族の歴史と誇りを踊りで表現するというもの。
しかしドイツ人は
先の戦争で「あれはナチスという一部の狂信軍団がやったことで私たちは関係無い」
と思っているが、心のどこかで贖罪意識が有り、自分の血の中に殺人者の意識がある。
その偽善に気がついた劇団員は その劇団を抜け出そうとする。
だが、捕まり、「お前も同類なのだ」と踊りながら なぜか全身の関節を逆に曲げられて
抵抗できなくなってしまう。

そして舞踊「民族」は 最後の完成の時を迎える。
血と死に彩られて 狂ったように全裸で踊り続ける劇団員達を アメリカから来たスージーが
やがて支配しはじめる
それはあたかも、西ベルリンが新しいアメリカという価値観で 支配されていくように・・。

その企みに気づいた 老学者もスージーに記憶を消されてしまう
ただ、記憶は消されても 壁に刻まれた人の思いは消えない・・・




何じゃこりゃ? ですよね?

合ってるかどうかも分かりません。

映像的には ジャーマン・ニュー・シネマの暗く希望のない感じが良く出ていて
凄く雰囲気は出てましたが、これがイタリア人の監督というのが
中々よく分からないところで、
何て言うか・・・アメリカが嫌いになった
ヴィム・ヴェンダースがピナ・パウシュをモデルに
「死霊の盆踊り」を撮ったみたいな
不思議というか何というか、色々メチャクチャな映画でした。

まあメチャクチャな映画は嫌いじゃないけどね。
でもまた見たいか?と言われると、う~む?




# by AWAchampion | 2019-02-04 01:31 | 映画・演劇など | Comments(0)

1964年公開の「メリー・ポピンズ」はジュリー・アンドリュースの出世作として
名高く、ディズニーが実写映画をはじめたきっかけともなる エポックメイキングな
作品です。

多分子供向けに作られたミュージカルとしては最良のもので
私も実際子供の頃見て大感動しました。
母が主宰する
のんのんバレエミュージカルスタジオでも上演したことがあります。

「チムチムチェリー」
「スパカリフライジリスティ・エスピアリドーシャス」
「2ペンスをハトに」
「お砂糖ひとさじで」など名曲が目白押しで、
私が今 子供向けコンテンツを作る際に いつも心の中にある
理想の1本と言っても良い作品です。

その続編「メリーポピンズ・リターンズ」が54年経った今年、
2月1日に封切りというじゃないですか?
私 誕生日が2月2日ですから 自分へのご褒美として早速行ってきました!


子供向けですから吹き替え版と字幕版が用意されていますが
私は字幕版を見ました。

大いにネタバレしますから 見てない人はすぐ逃げて下さいね!!



さあ、良いですか?

いやぁ・・・泣いた。オジサン冒頭から号泣。
前の作品を好きな方の方が多分泣けるんじゃないかな?と思います。
というのはお話にその理由があるんです。

ストーリーはこうです。
前作でジュリー版のメリーポピンズがやってきたバンクス家はお父さんが
銀行のエラい人で、おかあさんが女性解放運動している人で、子供のジェーンとマイケルは
放置されて育ちました。だからそのやんちゃな二人をしつけるために
メリーがやってきたのです。

お話はそれから30年後。
弟のマイケルは大人になり、父の銀行に勤めつつも本業は画家として活動しています。
姉のジェーンは未だ独身。貧しい労働者のための活動をしています。
1920年代。世界は大恐慌時代に入っていました。
マイケルは、未だにあの家に住んでいて
結婚をして子供が3人いますが、妻が前年死んでしまいました。

そんな日曜日のある日・・・弁護士がやってきます
なんとマイケルの家が借金の抵当に入っているというのです!
実はマイケルの奥さんの病気が原因で お金を借りたものが亡くなった後
返済が滞ってしまったのです。

金曜日の夜までに一括して返さないと、あの思い出深い家が取られてしまう!
返すためには 父が持っていた銀行の株券を探し出さなきゃいけないのですが
ドコにあるのか分かりません。
さあ困った!
家捜しをしていると、屋根裏部屋から子供の頃に遊んだおもちゃがたくさん出てきます。
その中に、見覚えのあるタコがありました。
ああ、前作の最後でお父さんと一緒に上げたタコですよ。大切にとってあったんですね
(もう号泣)
そのタコが風に舞って 空へと舞い上がってしまいます。
すると・・・そのタコに捕まって空から降りてきた人がいました
その人こそ メリーポピンズなのです!!

彼女はマイケルの3人の子供 アナベル・ジョン・ジョージーの乳母になり
マイケルと一緒に株券を探すことになります。

前作と違う 3人の子供はしっかり者
だけど子供の心を忘れています。そこで、メリーが3人に魔法の体験をさせていくのです。


つまりお話が「昔子供の時に メリーポピンズが好きだった大人達に、もう一度
子供の心を思い出させるために戻ってきた」という色合いが強いので、
前作に思い入れがあればあるほど泣ける構図になっています。

そして今回 監督は「CHICAGO」の映画化でお馴染み 舞台演出&振り付け家の
ロブ・マーシャル
彼のチームは 前作のイメージを壊さないように 21世紀の映像になるべく前作の
手作りのぬくもりを与えるような 素晴らしいビジュアルイメージを作り出しました。

前作は、当時のMGMミュージカルのスタイルを踏襲しつつも ディズニーならではの
アニメ合成など 当時としては最新の技術を使って夢を紡いでいました。

でもそれから54年経って、本当は今ではCGで何でも出来る時代です。
だけど、極力本当にワイヤーで空から降りてきたり、バスタブに滑り込んだり
陶器の滑りやすい床を作ったりして、子供にウソをつかない絵作りをしていたのが
素晴らしいと思いました。

途中で子供達が 自転車に5人乗りするシーンがあります。
あれも本当に乗ってるわけですが、そのやり方が素晴らしい。
映画で描かれた夢をマネしたくなるって、子供の想像力をかき立てる素晴らしい
出来事だと思います。

また美術・衣装の色あいが 本当に神レベルの素晴らしさで
仰天しました。
特に衣装の素材、色あい 全てが本当にセンスの塊で
ディズニーの底力を見せつけられました。

途中、メリーが1920年代のアールデコ風のバンプな娼婦風になって
レビューに出るシーンなどは、
「おや?CHICAGOっぽいが、それはメリーポピンズにはあわないんでは?」と
思うシーンもありましたが、考えてみれば
時代的にはドンピシャなわけで、なかなか衣装一つシーン一つにしても
大人も子供も楽しめるように考え尽くされてるなぁという印象がありました。

もともとロブ・マーシャルは振り付け師ですから、ダンスのシーンは最近の映画にはない
力強い迫力がありました。
「CHICAGO」は踊れない人を踊っている風に見せるがゆえに、PVなみの細かいカットの集積で
ダンスシーンを作る21世紀型のミュージカルでしたが
今作は、MGMミュージカルの系譜の上にある前作に敬意を表して
ちゃんと 人の身体が全身見えるサイズを基本に、「役者がちゃんと踊る」映画にしていて
そこもとても好感を持ちました。

子供番組を生業としている私にとって
無限のインスピレーションを与えてくれる作品だったと思います。


ただ・・・褒めてばかりですが
前作は 映画史に残る大傑作だとしたら、今作は 良作という感じではあります。
その大きな原因が 歌にあると思いました。

前作は見れば一発で覚える歌が 何曲もあって
劇場を出るときに口ずさんでしまうミュージカルだったと思いますが
今回は 音楽自体は高度になっていて洒落てるのですが
覚えにくいんです。

これは字幕の松浦さんが直訳しているせいもあると思うのですが
それにしても覚えられない。
原因としてはメロディに強いフレーズがなく
子供向けの歌曲の
「繰り返し」「擬音」などのセオリーを踏んでいないためだと
思われます。

「小さな明かりを灯そう」の歌も、訳詞家をいれて
「ティップ・タップ・ライト 明るいね」みたいな歌詞にすれば
もう少し覚えやすいかもしれませんね?

そこは残念だなぁ・・そこが良ければ満点だったのになぁと思いましたね。

あと、前作で煙突掃除夫のバートを演じた
ディック・ヴァン・ダイクが 最後出てきて踊るシーンがあります
すげぇ!なんと御年93歳だそうですが、バリバリ現役ですよ!!

その昔 『雨に唄えば』の監督 スタンリー・ドーネンが
70歳でアカデミー名誉賞を取ったときに 壇上で踊ってましたが
それを遙かに上回る 年齢での凄さ!
いやあビックリしました。

色々書きましたが 基本的に私はメリーポピンズが帰ってきたところから
泣きっぱなし。
隣に座ってたお嬢さんが終映後「なに?このオジサン大丈夫かしら?」って目で
私を見てましたよ(苦笑)

平原綾香さんが吹き替えている 吹き替え版も近日見に行きます!








# by AWAchampion | 2019-02-04 01:13 | 映画・演劇など | Comments(0)

さて、今日2月2日は私の誕生日です

もうオジサンですから、特に胸がウキウキするほど嬉しいわけでもないし
独り身ですから誰か祝ってくれるわけでもありません。

でも、オジサンだからこそ「一年間お疲れ様」と自分をねぎらってあげたい
一日なのかも知れませんね。

ちなみに2月2日誕生日の有名人は
天龍源一郎(元プロレスラー)
劇団ひとり(コメディアン)
ですかね?

これで私も48グループの仲間入り
HAG48 ですな。わはははは。

HAGが何を指すかは私に会ったことあるひとなら
一発で分かりますな わはははは

# by AWAchampion | 2019-02-02 07:45 | Diary | Comments(0)

メリー・ポピンズの続編がまもなく公開ですが、
オリジナル メリーポピンズの ジュリー・アンドリュースのことを
なんとなく調べていたら、なんと・・・

身長 173cm!!


で、デカい!

イメージ変りませんか?
173センチっていったら、宝塚でも歴代最も長身の男役さんぐらい
あるんじゃ無いでしょうか?

しかも彼女は骨太のイメージだし。

いやぁ・・・知りたくなかったかも(笑)

# by AWAchampion | 2019-02-01 02:50 | ビックリしたもの | Comments(0)

おかげさまで15周年

おかげさまで 私はフリーランスのテレビ演出家になってから
今日でまる15年目を迎えました。

もともとは久世光彦門下のカノックスという制作会社に所属していたのですが
2004年の1月31日をもって卒業しました。

さいごに師 久世から私にかけられた言葉は
「倫太郎、お前の作る物は上手いが小さい。もっと大きな物を望め」ということでした。

そんな師もなくなって13回忌が過ぎました

そして私は色々浮き沈みはありましたが
なんとかフリーで演出家を続けられております

映像演出家は、一人でどうこうできるのではなく
必ず共同作業で多くの人々に支えられて成り立つ仕事です。

特に私はここ15年間 ほぼ全ての現場で「はじめまして」から始まる
流れ者ディレクターでしたから
本当に出会いに恵まれてきたんだなぁと感じます。

今後とも是非 テレビ演出家 岡田倫太郎をどうぞごひいきに・・・。

# by AWAchampion | 2019-02-01 02:30 | Diary | Comments(0)

いやぁ、素晴らしいですね
大坂なおみ選手が 全豪オープンも勝っちゃいましたよ!
見てました観てました!

私は昨年9月から12月までガッツリ 大坂なおみ選手のことを調べ
取材をしていました。

東海テレビ60周年記念番組
「THE世界力3」(大沢たかお×錦織圭×大坂なおみ×吉田麻也)
の制作にほぼ下半期没頭してたのですが、全米オープンの時は
まだ取材開始直後で、それほど彼女の関係者とお会いしていないときの
勝利でした。

今回は、サーシャ・バインコーチにもお会いしてますし
エバート テニスアカデミーの皆さんとも会っています。
そして何より 御本人と会っていますから
この優勝は 本当にグッときました。

大坂なおみ選手!
グランドスラム連勝&ランキング1位 おめでとうございます!!


さあ、次は
サッカー日本代表 吉田麻也選手の アジアカップ優勝
そして・・・錦織圭選手 夢のグランドスラム勝利ですよ!!





# by AWAchampion | 2019-01-26 21:09 | Diary | Comments(0)