2010年 11月 03日
perfume 東京ドーム公演
え?何をって?
perfumeの東京ドーム公演ですよ!!
私、もともと perfumeの振り付けと、ライブ演出を手がけている
MIKIKOさんと「アイ!マイ!まいん」でお仕事をご一緒している
関係で、絶対見たいと思っていたのですが、
なにしろチケットが取れなくて、あきらめかけていました。
が、なにぶん明日 仕事でMIKIKOさんと会うもんですから
これは見てないとちょっとまずいな・・・とも思い、
チケットがないまま、後楽園まで行きました。
で、カンペに「2階席 1枚 定価で買います」って持って
立っていたら、パフュームよりも可愛い大学生の2人組が
私のところへよってきて、売ってくれました!
ありがとう!
で、その喜びを前の日記に書いたわけです。
そんなこんなで
入ってみました。
プロレスでは毎年新日本プロレス新春興行に来ていますが
アーチストのコンサートは1990年 ポールマッカートニー以来です!
もちろんperfumeのコンサートもはじめて!
すると、本当に東京ドームの一番てっぺんの縁まで人でぎっしり!
超満員札止めですよ!
猪木の引退試合か!!と言うぐらい入っていました。
(ちなみに猪木の引退試合は7万人という発表で
東京ドーム興行記録です)
舞台は中央に丸いセンターステージがあり、
三方に50メートルの花道が延びていて、その先にちいさなステージが
ありました。
センターステージの上には照明のやぐらが組んであり、
そこに大きなスクリーンが4方についていました。
さらにバックスクリーン側に 大きなスピーカーがいくつも並んでいる
という舞台設定。
入った時には センターステージには白い幕がかけられていました。
時間になると 三方のちいさいステージに、ウエディングドレス
チックな衣装の3人がせり上がり、ゆっくりセンターステージに向けて
歩き出します。
やがて センターステージの幕の中にはいり、曲が高まって、照明が
集中し、大音響と共に 幕が切り落とされると、
衣装を変えたパフュームの3人が!
というオープニングでした。
VJワークは非常に刺激的で、それに絡むダンスや衣装の色合いも
良く、非常に参考になりました。
特に中詰めの、衣装換えの間に
capsceleの曲が流れ、VJが始まり、
3人が現れると、バックスクリーンの巨大スピーカーが割れて
巨大LEDが現れ、voiceが始まった辺りの流れは最高でした!
voiceは、シアン・紫系のラインアートのLEDをバックに
蛍光グリーンのティンカーベルっぽい衣装の3人が踊るのですが
カラー構成が、本当にとんでもなくセンスがあって
ちょっと打ちのめされました。
ただ、思ったほど舞台上の仕掛けは少なく ライブ映像のカット割も
非常にオーソドックスで、それに素晴らしいセンスの
VJが絡むと言う構成で、
デジタルデジタルしているのかと思ったのですが
そこまでではありませんでした。
舞台装置が前に出るわけでなく、あくまで3人の踊りを見せる・・・。
しかも 打ち込みサウンドですからバンドもいないわけで
本当に3人しかいない、かなりヒューマンな側面の強いライブで
意外な感じがしました。
ただそれが逆に VJ・音楽・レーザー光線などの効果を
目立たせて、非常にいい総合芸術を見せてもらいました。
それにしても、聞いてはいましたが、
あーちゃんは、客をいじり倒すんですね。5万人もいるのに
45分ぐらい客をいじってましたよ。
私は3階の正面 上のほうから全体を見ていたのですが、
サイリウムを振っている人は殆どいませんでしたね。
もちろんヲタ芸をする人もいなくて、「のっち!」みたいなコールも
唯一『ジェニーはご機嫌斜め』のときだけおきる程度で
もちろん今流行の、MIXもありません。
つまりアイドルの客層ではなかったですね。
女の子と家族連れが非常に多かったです。
ただ、本人達は、アイドル志向なんでしょうね?
考えてみれば 21とか22歳だそうで、
AKBで言えば大島優子・小嶋陽菜ぐらい?
モー娘なら高橋愛より全然若いんです。
だから、一曲?2曲?アイドルぶりぶりの曲も歌いましたが
そのときは・・・・まあそれだけが生歌ということもあるのですが
超たのしそうなのが印象的でした。
特に「ぱ・ぱ・ぱふゅーむ!」みたいな可愛い歌があるのですが
ゴンドラに乗って客席を回り、サインボールをラケットでバシバシ
打ち込みながら歌うんですよ。
そういうアイドルっぽいところが、私なんかは意外な一面でしたが
本人達は生き生きとやっていたのが印象的でしたね。
特にそうやって3人の魅力を引き出すというライブだったので、
人生の中で「今、絶頂です!」と言う感じの
3人のやりきった表情はとても美しかったです。
アンコールの最後は もちろん「ポリリズム」
感動的でした。
MIKIKO先生はいい仕事をしました。
まだお若くて、会うと腰の低い華奢な感じの女性なんですが
想像を絶する大変さだったと思います。
このライブにかかわった
クリエーターのみなさんに乾杯!
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
この日記を書いた後
『perfumeブームの仕掛け人』
『4人目のperfume』こと
掟ポルシェ氏のU-STREAMを見ました。
愛の深さが、私なんかとは違いすぎます。
彼らのようにインディーズ時代から追っている人にとっては
本当に素晴らしい日だったんでしょうね。

そうですよね。「VOICE」のくだりはホントに素晴らしかったです。
いろんな方のライブレポートを見ているのですが、意外とそのことに触れてらっしゃる方が少なくて、ちょっと残念だったのですが、ここで見ることができてうれしいです。
すごくきれいで鮮烈な印象ばかりが残っていて、具体的なイメージの記憶がなく、自分のブログでも断片的にしか記せなかったのですが、岡田さんのレポを読ませていただいて、「あ、そうだった(がってん!!!)」な気持ちです(笑)。
これは個人的な感覚になってしまうのですが、Perfumeの3人とバックのVJのモニターへの写り方が、昔のTVショーとかでの、無理やり背景の映像と人間を合成してみました?!的な感じ(すごくわかりづらい例えでごめんなさい、、、汗)に自分には見えまして、そこがまた、なんといいましょうか、すごくノスタルジックといいますか郷愁を誘う感じがしまして、じ~ん(涙)としながら見ていました。
いろんな方のライブレポートを見ているのですが、意外とそのことに触れてらっしゃる方が少なくて、ちょっと残念だったのですが、ここで見ることができてうれしいです。
すごくきれいで鮮烈な印象ばかりが残っていて、具体的なイメージの記憶がなく、自分のブログでも断片的にしか記せなかったのですが、岡田さんのレポを読ませていただいて、「あ、そうだった(がってん!!!)」な気持ちです(笑)。
これは個人的な感覚になってしまうのですが、Perfumeの3人とバックのVJのモニターへの写り方が、昔のTVショーとかでの、無理やり背景の映像と人間を合成してみました?!的な感じ(すごくわかりづらい例えでごめんなさい、、、汗)に自分には見えまして、そこがまた、なんといいましょうか、すごくノスタルジックといいますか郷愁を誘う感じがしまして、じ~ん(涙)としながら見ていました。
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by AWAchampion
| 2010-11-03 23:47
| 映画・演劇など
|
Comments(1)