2010年 11月 20日
赤坂~板橋区 夜中の大散歩
もう事前に電車のあるうちには帰れないことは分かっていまして、
で、タクシー代が出ない番組であることも分かっていました。
前回のこの番組では 終了が33時半・・・つまり9時半だったので
余裕で電車で帰れたのですが、今日はなんと25時に終わってしまいました。
そこで・・・フト、「果たして赤坂から板橋区まで歩いて帰ることは
可能なのか?」という疑問が沸き起こりました。
もともと【東京ウォーキングマップ】のロケハンで都内を
くまなく歩いていた私です。最近は歩いていないとは言え、まだギリギリ
30代。なんか良い思い出になりそうだったので、歩いてみました。
ツイッターでも実況しながらの大散歩開始です。
1時10分に豊川稲荷横の編集所を出発
1時18分に赤坂見附の交差点をわたりました。
紀尾井町から麹町を抜けて四谷までは わずか15分
1時45分に四谷三丁目を通過しました。
そこから新宿方面へ・・・。
1時58分に新宿二丁目界隈を通過・・。
ゲイバーの灯がぼんやりと怪しく光っていました。
2時またぎ辺りで 新宿三丁目から紀伊国屋前へ・・。
この辺りはまばゆい光で、全然夜中であることを感じさせません。
2時10分に歌舞伎町の区役所どおり辺りに差し掛かりました。
すると今日は花園神社の酉の市だったのか、まだ屋台が出ていて
人ごみでごった返していました。
もちろんホスト・キャッチ・キャバクラ嬢など、
お馴染みの人々と、アルコールの匂いが渦巻く 東洋の不夜城です。
特に、風林会館の前は、なにやらピリピリするほどの暴力の
においを感じました。
そこから坂を上ると オスローのバッティングセンター。
この場所が煌々と照明に照らされて、金属バットの乾いた音を
奏でている様子が、いかにも新宿歌舞伎町です。
区役所どおりは今、並木に青いLEDがつけられてクリスマスっぽく
なっているのですが、その蒼さが、また暴力の匂いを感じました。
職安どおりに出て、ドンキホーテから百人町へ・・。
この辺りは本当に韓国料理屋さんばかり・・。
しかも大盛況!韓国の人は宵っ張りなんですかね?
新大久保から一本裏道に入ると ロッテ本社です。
ロッテ本社の周りは、この新宿工場で働く人のための寮だったり
安い宿がたくさんあります。
百人町やら大久保は、昔は良い街でした、
ですから建物も昭和30年代ごろの素敵な意匠のものばかりで
なかなか良い路地歩きでした。
そこから、戸山公園方面へ。
この辺りはなんか暗いですね。
そして高田馬場。私は大学が早稲田だったので
駅前のニュー浅草も、鳥やすも懐かしいです。
しかし、あれだけあった古本屋さんは 本当に全てなくなってしまった
んですね。
都内屈指の古本屋街は、全てラーメン屋にかわられていました。
馬場下町から明治通りを抜けて目白方面へ
坂が続きます。
やがて、池袋のジュンク堂が急に見えました!
そこが、3時20分。
そして池袋西武前が3時25分。さすがに静かです。
しかし池袋といえば西口。
ロサ会館の辺りを歩くと「社長!もう一軒!」「どう!キャバ!」
みたいな人々が私に鈴なりです・・・。
そんなこんなで、板橋区の自宅に着いたのがちょうど4時
編集所を出てから 2時間50分でした。
まあどこにも寄らず ノンストップ歩きでしたから、
昼間に歩けば3時間半ぐらいでしょうか?
赤坂から新宿は、普通に徒歩圏内だと思いました。
逆に新宿から池袋は遠いですね・・・。
なんか自信がつきました
夜中に歩くと、ぶつぶつといろんな独り言を言いながら歩くので
人は哲学者になりますね。
by AWAchampion
| 2010-11-20 04:39
| 散歩
|
Comments(0)