2011年 08月 24日
俳協若芽公演 「リアリティ・ショウ」を見ました
これは 鴻上さんの戯曲を、俳協の岩尾万太郎さんが演出された作品で、
1ヶ月間 ひとつ屋根の下に閉じ込められるという番組に参加した
劇団員たちとアイドルの 人間模様を描いた作品でした。
ここに、セサミストリートのエルモこと 松本健太くんが、出演していたのです。
彼は今26歳。本当にエルモがそのまま大人になったみたいな
好青年で・・・(付き合いが深いので改めて書くのは ちょっとムカつきますが、まあ本当のことなので)
見た目も、なんだかパペットっぽいせいで、今までは ちょっとドジで誠実な好青年の役が
多かったのですが、今回はなんと、ゲイで芸達者ないぶし銀という役で
劇中劇の「ロミオとジュリエット」で 乳母やら神父やら たくさんの役をまとめてこなすという
難しい役でした。
しかし、彼も成長するんですねぇ・・。なかなかうまくこなしていました。
もちろん まだ そういう役が「はまり役」とまではいきません。でも一生懸命やるのが彼のいいところですから
とても良かったと思います。
で、このお芝居、実は私はスケジュールが厳しくて行くつもりがなかったんですが、
同じくセサミストリートで 演出を一緒に担当させていただいていた
共同テレビの 植田監督から電話を頂いて「絶対見るべきだ!」と背中を押され
見に行ったというわけだったのです。
植田監督は私が非常に親しくさせていただいていて、しかもとても才能のある演出家さんです。
その彼がここまで言うんだから・・・と思って見に行って正解でした。
客席には セサミのAD経験者の K君とAちゃんが なんだか イチャイチャしながら
見ていましたし、
人形劇団ひとみ座にいた 大江瑞穂さんなんかもいて
旧交を温めた一日でした。
とにかく苦楽を共にした仲間が、成長していく姿を見るのは楽しいものです。
モノづくりにおいてホームグラウンドがあるというのは、そういう良さがありますよね。
by AWAchampion
| 2011-08-24 23:49
| 映画・演劇など
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