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八代亜紀「夜のアルバム」

八代亜紀が、ピチカートファイヴの小西康陽プロデュースで
本格的なジャズカバーアルバムを出しました
「夜のアルバム」というタイトルで、昨日私のうちにもアマゾンの密林から
送られてきましたよ。

中身はこんな感じです。



ほかにも
♬サマータイム
♬枯葉
♬虹の彼方に
♬ジャニー・ギター
♬クライ・ミー・ア・リヴァー

などのジャズナンバーやら

♬私は泣いています
♬ただそれだけのこと

などの日本の昔の歌謡曲がジャズっぽくアレンジされていたりします。

中でも 五木の子守唄がいつのまにか いそしぎになるアレンジは良かったですよ。

小西さんといえば、とてもポップなアレンジャーのイメージがありますが
今回は「抑えすぎでは?」と思うほど抑えて
八代亜紀のハスキーボイスを活かそうとしています。

八代亜紀自身、デビュー当時はグランドキャバレー・クラブ歌手として
活動していて、当時の流行歌であるジャズナンバーも
随分歌ったそうで、付け焼刃という感じでは全くなく、
とても楽しげに歌っています。

それでいて、ところどころ 「肴は炙ったイカで良い」感じが出ていて
おしゃれ一辺倒でない 良いアルバムだと思いました。

小西さんも抑えたアレンジ、八代さんも「重すぎず」歌っているので
八代亜紀という歌手から想像される、濃厚すぎる糸を引くような
感じではないのが印象的なアルバムになっています。
まあ、好みとしては もうちょいソウルフルなナンバーを一曲ぐらい
入れても面白かったかな?とは思いましたけどね。

ところで、買ったら中に握手会のチケットが入っていました。
いやぁ・・・今はこの手のCDにも握手会のチケットが入るんですね。
大変な時代です。
by AWAchampion | 2012-10-11 08:04 | 歌謡曲考察 | Comments(0)