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囲碁界最高の日 井山裕太7冠達成

1年ぐらい前から書いていましたが
ついにこの日が現実になりました

日本にある囲碁のメジャータイトル7つが
史上初めて一人の男に独占されたのです

井山裕太九段
彼が
棋聖・名人・本因坊
王座・天元・碁聖・十段の7冠をついに獲得しました!


日本の囲碁は、奈良時代に海のシルクロード沿いに
メソポタミアからもたらされ、正倉院にはイラン製の碁盤が
今も残されています

そして織田信長によって囲碁将棋の「名人」に扶持が与えられるようになり
プロ制度がスタート
江戸時代には本因坊家をはじめとする4大家が名人の座を争いました

タイトルが複数になってから
特に4つ以上になってから、それを独占したのは井山九段が初めてとなります

彼はコンピューターで囲碁を覚え
師匠ともネットを介して指導を受け
小学校2年生の夏には 全国小学生囲碁大会である「少年少女囲碁大会」で優勝、
16歳で早碁の「阿含・桐山杯」で初タイトル獲得
20歳で名人位を奪取するなど数々の最年少記録を打ちたて
それまでの趙治勲九段が持っていた記録をのきなみ塗り替えてきました

そして今日に至ったのです

すばらしい!

そしておめでとう!井山七冠!

by AWAchampion | 2016-04-20 22:50 | 囲碁界解説 | Comments(0)