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史上初 6スターマッチの反響

毎年1月4日は新日本プロレス 東京ドーム大会が行われる日です
過去25年行われていて
そのうち 近年11回は「レッスルキングダム」という名前で開催されています

近年 ネット環境の充実などから、新日本プロレスは海外のファンにも
普通に見られるようになりました

そして今回の レッスルキングダム11のメインイベント
IWGPヘビー級選手権
オカダ・カズチカ対ケニー・オメガの 46分45秒にも渡る死闘は
英語実況され 全世界に波紋を投げかけました

特に1983年からプロレス記者として活躍している
アメリカ プロレスマスコミ界の泰斗 デイブ・メルツァー氏が
毎回ビッグマッチに 5点満点でつけているレイティングで
初めて この試合に 5点満点中6点をつけました
そしてこの試合を「The Best Match Ever」と呼んだのです
彼はこの試合を褒めるのに WWEレッスルマニアで行われた
伝説的な試合 アンダーテイカー対ショーン・マイケルズを例に出し
「あの試合よりも良い試合だった」と評しました

これは全世界のプロレスファンにとんでもない衝撃を与えました
「あのメルツァが今までで一番いい試合と呼ぶ試合はどんなものなんだろう?」

そこでここ1週間ほどで
you tube で不法にではありますが、この試合のハイライトがアップロードされ
プロレスファン達がそれを見て 驚いているリアクション動画が多数アップされています
それを色々ご紹介したいと思います
それぞれ5分程度の動画です

まずはこれ
アメリカの30代後半のプロレスファンがコメントしている動画です

これは比較的英語が分かりやすいですね。彼は新日東京ドーム大会の説明・オカダとIWGPの説明
そしてケニーオメガとバレットクラブの説明をしたのち 試合評をしています
・長いからいいというわけではないが、46分ものあいだ 全く無駄なところが無い
・すでに最後の10分をのこして 5点満点の試合を達成していたが そこからが凄い
 文字通り死力を尽くして戦って、そしていろんなモノが重なって 我々をとんでもない高みまで
 つれて行った!

つづいて ドイツのファンのリアクション動画
これはライブで見ているモノのようです

これは言葉は分かりませんが、所々で英語で「ホントかよ!」「マジか!」と叫んでいて
最後 回転式のツームストンパイルドライバーが決まり、レインメイカーが当たったところは
英語とドイツ語が混じって「すごいぞ!今まで見た試合で一番すげぇ!」とさけんでいます

そしてデイブ・メルツァー自身のコメントです

抄訳
・5時間にも及ぶ興行だったがとんでもなく素晴らしかった(ランブルを除く)
・そしてケニー対オカダは まさにアンダーテイカー対HBKを上回る素晴らしさだった
・(トーク相手が)いや、俺は3wayタッグで寝ちゃった
 そしたらメインがとんでもないことになっていてビビった
・みんなケニーのことばかりしか言わないが
 オカダはとんでもない素晴らしいレスラーだ!
・本当に素晴らしすぎたが 素晴らしいが故にネガティブなことも言わせてくれ
 まずは90年代の三沢・小橋・川田のようなクビを狙った試合にとても似ていて
 これはダメだ。だれもクビは鍛えられない。ダイナマイトキッドもそうだが
 後年影響が出てくる
・あと、場外の戦いも危なすぎる。特に日本のリングの場外は障害物が多すぎて
 事故が起こりかねない あれは良くない
・しかし試合は本当に素晴らしかった。最高の戦いをしながら、ストーリーを語り
 観客の感情を動かしていた。もちろんそういう試合はあったけど、この試合を
 6点の試合にしているのは、その両者の素晴らしい身体能力だ
 メキシコのルチャが身体能力に優れているのは知っているけど、そういうことじゃ無い
 全ての動きがストーリーや感情の動きとマッチしていて、しかも見たことも無い動きだという
 ことである
・そして・・・ 新日は7月にLAに来るときには 絶対にケニーを王者にすべき 
 オカダよりケニーは世界マーケットに映える。もちろんオカダはすばらしいけど
 かれはあと10年対棚橋・対柴田などで食える
 そうじゃないんだ。ケニーのとんでもないカリスマ性を ここで売るべき
 それには理由がある
・それは・・・本音を言うと、私はWWEが好きだ
 WWEは彼をなんとしても獲得すべきだ。ケニーはAJより若く、才能にあふれてて
 ハンサムで、弁も立つ。全てを持っているとんでもない選手だ
 次のジョン・シナであるべき選手だと思う
 絶対にWWEはケニーを逃がすな

だそうです・・・最後の方はかなり複雑な気持ちになりますが
でも、それだけのとんでもないインパクトを残したって事ですね



by AWAchampion | 2017-01-11 23:49 | プロレス界展望 | Comments(0)