新文芸座で久しぶりに

私が東京にやってきたのは1990年のことでした。
大学で映画研究会に所属して、それから浴びるほど4年間映画を見まくったわけですが
ホームグラウンドは 名画座と呼ばれる2~3本立て映画館で
特に 銀座の並木座・池袋の文芸座・大井の大井武蔵野館には足繁く通いました。
並木座は黒澤・市川崑・溝口健二・小津安二郎など巨匠の映画
大井武蔵野館はカルト日本映画
そして文芸座はゴダールらフランス映画、フェリーニらのイタリア映画
タルコフスキーらのロシア映画など何でもかんでもここで知りました。
大島渚監督の特集上映なんかもここで見たのです。

でも最近はとんとご無沙汰しておりました

で、今何やってるのか?と思ったら
「日本のアクション快作特集」というじゃないですか?

で、今日は何と東映エログロ暴力映画の金字塔
池玲子の「不良姐御伝 猪鹿お蝶」(鈴木則文監督)と
杉本美樹の「0課の女 赤い手錠(ワッパ)」(野田幸男監督)じゃないですか?

見に行っちゃいました・・・

「0課の女 赤い手錠」は私が大学時代に既に「絶対見るべき映画」の一つとされていて
私は大井武蔵野館で、ボロボロのプリント状態のものを27年ぐらい前に見ました。

そして「不良姐御伝 猪鹿お蝶」は かのタランティーノが大好きな映画として
知られていて、私は今回初めて見ました

1970年代初頭は 日活が「にっかつロマンポルノ」で隆盛を極めていましたが
実は東映も東映東京撮影所は基本「東映ポルノ」を量産していました。
正直 ヤクザ映画でならした東映は
ポルノはポルノでも 暴力と結びついた異色の作品群で
レイプされてからの復讐・・・みたいなのが多くて
今の感覚では「ひ・・酷い」という話が多いです。
この2本も基本そういう作品なんですけど、表現がかっとンでいるので
後生まで残ったというわけです。

特に鈴木則文監督は私が物心を付いた頃は既に
「伊賀野カバ丸」だの「パンツの穴」だの、見ると大体糞尿が垂れ流しになる
作品を撮っていて、「下品こそ、この世の花」というご本人の名言があるとおり
スゲぇ事になっていましたが
この「不良姐御伝 猪鹿お蝶」のスタイリッシュさはビックリしました。
元々こう言う作品を作られる方だったんですね・・・。

とにかく久々にエログロ暴力の映画をじっくり見ました
これはこれで、何か懐かしかったです。



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by AWAchampion | 2018-01-22 01:26 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)