エアカナダで見た映画 4本

ニューヨークロケの行き帰り
エアカナダで映画を4本見ました

■ブラックパンサー
マーベルコミックの映画化シリーズの一つで、出てくる人が殆ど全て黒人という
作品です。




アフリカの奥地、小さな農業国 ワカンダ。しかしこの国は未知のヴィヴラニウムを
生みだし、それによる高度な文明を築き上げていたが、そのことを鎖国によってひた隠しに
していた。
その国の王は皆、聖なるハーブの力で ヒーロー ブラックパンサーとなり
そのヴィヴラニウムを平和利用のために、そして鎖国のために戦う戦士となるのであった。

そのワカンダで新たな王が誕生したが、跡目争いから謀略によってその座を追われ
王座を略奪したいとこは ヴィヴラニウムを世界征服に使おうとしていた・・・


という、まあ貴種流離譚の一つですね。
マーベル映画はとかく「いや、漫画はそうなってるのかも知れないけど強引だよ」という
展開も多いのですが、この映画に関してはとても人間関係やそれぞれのモチベーションが
シンプルに整理されていて、見やすいおとぎ話になっています。

マーシャルアーツに長けた人民の支持の厚い王子が、謀略によってその王座を追われ
艱難辛苦の飢えに 格闘によって王座を取り返すという意味で、インド映画の
「バーフバリ」とちょっと似ているかも知れません。
そして「バーフバリ」より相当オシャレです。

が!逆に言うと「バーフバリ」のような過剰すぎるアクション・濃すぎるキャラ・深すぎる彫りの顔
くさすぎる台詞・くどすぎる映像表現の『全部入りマサラ ドロドロ具だくさんカレー』を食べてしまった
身体には、「ブラックパンサー」は「さらさら 野菜スープカレー」みたいかもしれません。
まあどちらがイイ悪いでは無く、そういう感じがしましたね。

■カーズ3
 ピクサーの名作「カーズ2」の続編です。カーズ・シリーズというのはアメリカのカーレースで、
高慢で恐れ知らずのライトニング・マックイーンが頂点に上り詰めるも、スランプに陥り
田舎の小さな街で 古びた車の仲間たちとの交流や、消えた過去の伝説の王者との出会いから
人と人とのつながりを思い出し「車は一人では勝てないんだ」と学んで
王座に返り咲くという作品です

で、その第三弾ですが、前作で田舎の友達や伝説の王座の指導により 破竹の勢いで勝っていた
マックイーンに、世代交代の波が押し寄せます。彼らは空力工学を駆使し、科学的なトレーニングで
勝ちまくり、旧世代のマックイーンとその同型車たちは負け続け、次々と仲間が引退していきます。
マックイーンも負けがこむことで、スポンサーが代わり、科学的なトレーニングを積むのですが
どうも性に合いません。
そんななか 若いトレーナーのラテン系娘 ラミレスと対立してしまうのですが、彼女の提唱する
科学的トレーニングより実践的なトレーニングが良いと主張するマックイーンは彼女を
草レースに連れ出し 本当のレースを経験させます。
そのことで、お互いがわかり合い、お互いのスキルを交換しつつマックイーンは引退をかけた
レースに臨むのですが・・・

というお話です
この話は オチまでは書きませんが
私はこのエンドは「え?これでいいの?」と思っちゃいました。

ハリウッドの脚本アナリシスには「オチは 観客の誰もが『こうなったら良いのにな』と思いつつも
今のまま行くと絶対そうならないような所に落とせ」という有名な言葉があります。
しかし今回のこの映画のオチは、バッドエンドじゃないんですけど・・・腑に落ちないエンドです。
う~ん?それでみんな満足するかな?
それで続編出来るかな?
違うオチの方が良かったと私は思いました








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by AWAchampion | 2018-06-16 15:33 | 映画・演劇など | Trackback | Comments(0)