『エヴァが目覚めるとき』を読みました

最近 児童文学もちゃんと読まなきゃ・・・と今更ですが
色々読むようにしています

そこで古典的名作の一つ 『エヴァが目覚めるとき』ピーター・ディッキンソン(1988)を
読みました。

これが衝撃的な話でした。
舞台は遠い未来。地球上が殆ど人間による人工的な環境に作り替えられてしまった時のこと。
霊長類研究所の研究員夫婦の一人娘 エヴァが
ある日大きな自動車事故で身体がぐちゃぐちゃになり、瀕死の状態になりました。

そこで両親はエヴァの脳の記憶を司る部分だけを、少女のチンパンジーに移植。
エヴァは人間時代の記憶を持ったチンバンジーになりました。

というスゲーハードSFなんです。

で、この話のすごいところは、「少女がチンパンジーになった」という現象を面白がる部分は
前半にさっさと終わってしまって、後半の殆どが「本能と知性の間で、『私は一体誰なのか?』」
という哲学的な問いに悩むという、エンタメの一歩先まで行っているという点です。

結局最後は彼女は人間の実験施設を離れて
チンパンジーとして子を産み、育てることを選択します。
そして母チンパンジーとして、次世代のチンパンジーたちに知性を伝えようとするのです。

いや・・・これ10代向けなの?と
ビックリしました。

普通にこれを図書館で借りて読んでる中学生?高校生ってすごいなぁ・・・と
感心しました。
私はそういうタイプの知的な高校生ではなかったですからね。








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by AWAchampion | 2018-08-27 12:47 | 書籍・マンガなど | Trackback | Comments(0)