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働き方改革が進みます。テレビの世界も変わらなきゃ

世の中的に働き方改革が進んでいます。
私の修業時代は土日はあんまり関係なかったのですが
今は、テレビ業界は結構土日は休みか、緩めのスケジュールになっていることが多いです。

で、とある制作会社さんでは それまで1番組にたいして
ADさんはエキスパートが1~2人つくという体制で回してたのを
思い切って8時間交代の3交代制にしたところ
全然人が辞めなくなって、結果として良い感じで仕事が回っているそうです。

やはりちゃんと睡眠をとった人がたくさんいれば
普通の判断ができますから・・・。

逆に・・・・
あんまり言いたくないんですが とあるかな~~り評判の悪い老舗番組。
もともといろんな話は聞いていたのですが、
2週間に一人 いろんなポジションの人が辞めまくるという
なかなかの状況。

私も以前書きましたが、仲の悪いプロデューサーが
別々の全く違う事を言ってディレクターを個別に人格攻撃するという
わけのわからない構図。

前近代的なパワハラ気質だと、どうしても「ビジネス」としての
仕事が成り立たなくなるんですよねぇ。

多分視聴率のプレッシャーなどがあって、もともと私たちに見えない上のところから
ず~~っとパワハラ気質なんでしょう。
そうなると、それが玉突き的に撮影現場まで降りてきて、フリーランスやらADさん
制作会社の人間という立場の弱い人が、単にバキ打ちにあう羽目になります。

ドラマの現場とかゴリゴリのバラエティの現場とかも
昔は相当パワハラでしたから、今は二極分化して 貧乏なところほど
パワハラ気質は残っているんじゃないでしょうか?

わたしも弱小ドラマ制作会社の助監督でしたら
若いころは ずいぶんいろんな人に 拳でご指導を受けました。
フリーランスになっている一つの要因といえるかもしれません。

そんな事を考えていたら、テレビ朝日の「ワイドスクランブル」や
TBSの「クレージージャーニー」でかなりひどいパワハラが
日常的に行われていた・・・という報道も入ってきました。

そうだろうなぁ・・・。

21世紀も20年経ちます。
徒弟制的なところにも 良いところはあると思いますが
ちゃんと睡眠時間をキープして、仕事仲間にリスペクトを示して
仕事をしないと
結局誰もいなくなるってことですよね。

テレビ業界こそ、ちゃんと働き方改革をすべきです。



by AWAchampion | 2019-10-09 08:10 | Diary | Comments(0)