2020年 01月 13日
最近見た映画 ざっと・・・その2
思いのほか シティハンターが長くなってしまったので
ほかの映画もざっと・・・
◆1 「アナと雪の女王2」
大ヒット映画「アナと雪の女王」の続編ですね。
今回は雪の女王=エルサがどうして 魔法の力を得ることになったのか?
というお話でした
前作をミュージカルの表現・演出としては大好きですが
話はあまり好きではない私は、今作のほうが途中までは好きでした
ちょっと多分前作より大人向けなんでしょうかね?
それこそ「風の谷のナウシカ」などと主題が同じで
怒れる森とそれを鎮める少女の物語なので、大人には分かりやすい感じが
しました。
ミュージカルとしての演出も、今回のほうがより舞台的で、抽象的で
しかもミュージカルの舞台や80年代PVなどを見て知識があるほうが
面白い パロディっぽい演出がたくさんあるので私はニヤリと面白かったです。
なんですけど…子供にはどうなんでしょう?
舞台のパロディっぽいので かなり暗部が多い画面構成なんですが
単純に怖がるんじゃないだろうか?とは思いましたし
物語ももう少しかみ砕いても良いのでは?と子供番組ディレクター的には
思いました
ただ、話のオチなんですが・・・
これは水害国日本の人としては賛同できないでしょ?
森の水の力をそいでいるダムを壊すというお話で
そのために下流の町が崩れても「仕方ない」と決行する話ですが
ダム壊しちゃダメでしょ…
◆2 「カツベン!」
周防正幸監督の最新作は 大正期の映画館にいた
活弁師の物語でした
物語の内容は省略しますが、
周防監督はウェルメイドの物語を作り上げるのがうまく
特に、登場人物を悪人も含めて魅力的に描くのが
とてもうまい人です
今回も大悪党の小日向文世さんまで含めて
みんななんとなく牧歌的な雰囲気に描けていて
なかなか心地のいい作品だったと思います
まあ正直「ん?」とつじつまが合わなくなりそうな
所もないことはないのですが、世界がきちんと描けているので
良いと思いました
確かにこの活弁は日本だけの制度で
サイレント映画は外国では楽団だけが入って まさにサイレントで
見られていたんです
だから不思議な制度で、良いところに目を付けたなぁと
そういう感じでしたね
あと…「ファンシィダンス」からの盟友
竹中直人と渡辺えり子さんはやり過ぎ。ここはくぎを刺しておきましょう!
by AWAchampion
| 2020-01-13 21:06
| 映画・演劇など
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