2020年 02月 29日
映画「おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ」・「AI崩壊」
さて、最近わたくしがお仕事をした俳優さんが出られた映画を2本見ました
1本目は 横山だいすけさん
映画「おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ」
です。
これは、NHK「おかあさんといっしょ」の映画第二弾として制作されましたが
今回の映画は前回の反省を全部踏まえて改善した
テレビマンらしい素晴らしい作品になっていました。
前回の一本目の構成は
〇前半 実写パート おにいさん・おねえさんたちが バスで旅行に出かけた先で
いろんな停留所に止まって、それぞれひと騒動!
飛行機シュミレーターをしたり、お殿様に会ったり!の活躍!
〇中休み 8分ほど トイレ休憩がある
〇後半 アニメパート 通常は着ぐるみのガラピコたちがアニメで
違う星を探検!友情の大切さを知る
という感じでしたが、この構成で大きな特徴でもあり
欠点でもあった「映画だから、いつもと違うことをしている感」が
子どもたちにとっては、いささか居住まいの悪い方向に働いていて
集中力が続かない子もいたように思えました。
しかし今回は、卒業したばかりのレジェンドおにいさん
小林よしひささん扮する :「すりかえかめん」が実写パートにもアニメパートにも登場。
そのことで 同じ世界観に統一しつつ
アニメと実写を行ったり来たりすることで、子供たちの興味をきちんと引き付けていました。
しかも実写パートも「ただ外に出ただけで、
基本的にはいつものスタジオと変わらない」入りにして
いきなり よく知られている歌を連発!
いい意味で「映画っぽくない」形にしたことで 成功したしたと思いました。
しかも前回にもまして 劇場のお父さんお母さんも一緒に踊れるような
インタラクティブな仕掛けがあり
子どもたちの「映画初体験」としては非常に素晴らしい出来なんじゃないでしょうか?
私は土曜日の11時の回を見てましたが
7組ぐらいの家族連れがいて。子供たちは一曲目からちゃんと踊ってました。
子どもコンテンツを作るわたくしとして、先達が作られた道は
あとから映画を作ろうと思っている私にも希望を与えてくれます。
2本目は 大沢たかおさん
「AI崩壊」です
これは「サイタマノラッパー」で名前を売った若き映画監督 入江悠さんの
オリジナル脚本企画で、近未来 今から10年後に
日本は医療AIと多くの社会的インフラが直結したときに
そのAIが暴走したら・・・という作品です。
大沢さんはAIの設計をした天才科学者
他に 松嶋菜々子さん、賀来賢人さんらが出演していました。
正直タイトルの「AI崩壊」と聞くと、既視感もありますし
「2001年宇宙の旅」など多くの名作もあるので
ん?大丈夫かな?と思ったのですが
内容は、「日本でAIが暴走したら」というIFをきちんと
日本社会に落とし込む努力をされていて、思った以上に
ちゃんとストーリーに入れました。
まあ、正直言うと カーチェースがあまりに車が引っ付きすぎてるとか
警察車両が軽自動車を囲んで走っているのに 捕まえられないかな?
とか、ラストの解決方法の杜撰さなど、粗はありました。
だから これが世界的にどうこう・・・とまではいかないと思いますが
しかし今の日本映画として野心的な企画自体は 一定の及第点が与えられる
良い作品だったと思いました:
その最も大きな要因が 大沢たかおさんの名演技です。
彼は、もともと木村拓哉よりすこし年上、福山雅治とほぼ同世代の
主演俳優です。
しかし、同時に作品によってカメレオンのようにストイックに
役柄に合わせてくる俳優でもあります。
わたしがちょうど2018年に「世界力3」の撮影で大沢さんと
ご一緒したときが
ロンドンで「王様と私」の粗野なシャムの総理大臣役を
やるために 95kgほどあった体重を
4か月後の「AI崩壊」クランクインまでに75kgに落とすとして
猛烈なダイエットとエクササイズをされている最中でした
その努力は映画で素晴らしい成果があったように思います。
大沢さんの役者としての力が、この企画に血を通わせたことで
映画は成功したといえるのではないでしょうか
by AWAchampion
| 2020-02-29 08:38
| 映画・演劇など
|
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