2020年 06月 04日
久しぶりの映画館!
久しぶりに映画館に来ました!
私自身 最後に映画を見たのが2月の終わりだったので
ホントに3か月ぶりぐらいに映画館に来ましたよ!
池袋・新文芸坐!
まあここは名画座の老舗中の老舗
ここをつぶしちゃいかん!と来ました!
入ってみると 一席おきにテープが張られている状態
ソーシャルディスタンスを取るという事ですが
これだと満席でも 半分しか入りませんね
で、今日見たのは
アルゼンチン文学の世界的名作を映画化した
「蜘蛛女のキス」と
コッポラが1988年に作った、ウェルメイド映画の名作「タッカー」
良いですねぇ。
「蜘蛛女のキス」は私はマヌエル・プイグの原作ももちろん読んでます。
元々が極めて演劇的に描かれた作品で、
アルゼンチンの監獄の中で、政治犯とゲイが同室になっていて、心を開かない政治犯のために
ゲイが、延々と悲恋映画のストーリーを語って聞かせる。
そんな中で、二人の心が通い合っていく・・・。という作品です。
これを非常に映画的に、とても正統派な作品に仕上げています
確かに私がもし演出するなら、逆に原作に引っ張られて演劇的な演出にすると思いますが
映画としてきちんと端正な映画にした、このアプローチも素晴らしいと思いました
「タッカー」はコッポラが「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」といった
大作で最高の名声を得て、
「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」「コットンクラブ」といった
とてもスタイリッシュな若者映画を作った後、
数年後に思い切りウェルメイドな、ハワード・ホークスとか
エンルスト・ルビッチみたいなスタイルで描いた作品です。
1950年代のアメリカが健全だったころの映画を
あえて1988年に作るというこの試みは
当時はあまり受け入れられなかったようにも記憶していますが
今見ると、コッポラの職人監督としての才気がみなぎった
良い作品だと思います
撮影監督は。「地獄の黙示録」でもコンビを組んだ
巨匠、ヴィットリーオ・ストラーロ
「暗殺の森」出てくるような、アメリカンナイト(疑似夜景)を
あえて美しく描いていて、ストラーロだなぁ・・・。と思わせる出来でした。
by AWAchampion
| 2020-06-04 01:01
| 映画・演劇など
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