2020年 06月 14日
最近見た映画 「新聞記者」「AKIRA」「柔らかい肌」「新喜劇王」
最近見た映画 どれもフラッシュで
◆「新聞記者」
昨年の日本映画の賞を総なめした映画です。
新聞記者と、内閣調査室の若い官僚が、国の施政に疑問を抱き
巨悪を暴いていく…という作品です。
監督さんもすごく若い方なのですが
こういう映画の場合、かなりリアルに描写してこそ映画の中の悪と
事実がリンクすると思うのですが、はじめから「新聞記者」の場合
かなり、善悪を画のルックでもわかるような対比にしていました。
でもそれだと、「踊る大捜査線」みたいで、戯画化されたエンタメ映画と
見えてしまいます。
志が真面目なだけに もったいないなぁ・・・と思いました。
疑似映画にロバートレッドフォードとダスティンホフマンの
「大統領の陰謀」というウォーターゲート事件を暴いた
ワシントンポストの記者の話がありますが、それを見ると
事が動くまでは極めてリアル感を出したセット、撮影法、照明
演技などでした。
◆「AKIRA」
日本アニメの金字塔「AKIRA」がIMAX上映していたので見に行きました。
いやあ、迫力ありますねぇ。素晴らしかったです。
◆「柔らかい肌」
フランソワ・トリュフォーの中期の作品ですね。
正直私はトリュフォーの映画を 昔から見てもピンとこないタイプですが
今回もピンとは来ませんでした。
ストーリーとしては、優柔不断な中年の評論家が若いCAと
恋に落ちていく…という話なのですが、毎回トリュフォーの映画で
お馴染みの「理由なく恋に落ちていく」物語なのです。
これはトリュフォー自身がハンサムで、女優と数多く浮名を流した人だから
なんでしょうけど、本来はそこの恋のプロセスこそが物語になるのに
なぁ・・・といつもながら思ってしまいます。
ただ、この映画の直前、かの有名なトリュフォーによる
「ヒッチコックの映画術」のインタビュー&執筆が行われたばかりの時で
モンタージュが非常に洗練されていたのが印象的でした。
◆「新喜劇王」
「少林サッカー」でおなじみ、香港のチャウ・シンチー監督最新作です。
女性30歳、スタ二フラフスキーの「演劇論」を愛読する女優志望ながら
回ってくるのは死体役ばかりの、エキストラ…。
そんな彼女はスターになれるのか?というコメディです。
小ボケが炸裂して楽しく見られましたが、正直「少林サッカー」の
あの面白さから見ると、さすがにあっさりとスターになっちゃって
ストーリー的には思ったものよりずっと薄味でした。
豚骨ラーメンを食べに来たのに。エビの出汁…みたいな感じ?
ただ、この監督は本当に女優を輝かせるのが上手いですね。
今回の主演は、中国内でも無名で抜擢を受けたようですが
とても良かったです。
あと、映画とは直接関係ありませんが
話の中で、主人公がヒモの彼氏から2万元欲しいといわれて
エキストラに精を出すというシーンがあります。
2万元って調べたら31万円なんですね。
結構日本でもリアルな数字じゃないですか?
水死体一回400元という数字も出てきますが
日本円で8000円ですから、日本だってそんなもんでしょ?
この映画は主に北京で作られていますが
北京の物価と東京の物価って、もはやそれほど変わらない
んだなぁ・・・とビックリしました。
by AWAchampion
| 2020-06-14 13:14
| 映画・演劇など
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