2020年 10月 16日
「紙の動物園」で思わず落涙
久々の書籍ブログです。
1976年に中国で生まれて11歳の時にアメリカに渡ったという
作家 ケン・リュウ氏のSF小説 短編集「紙の動物園」を読みました。
中国の人が英語で書いたSF…
なんか興味があって読んでみたのですが
目黒シネマに向かう山手線の中で
表題作の「紙の動物園」があまりに良くて感動し、
思わず50歳を迎えようとするハゲのオッサンが
山手線でホロホロと泣きました。
いや~~
オッサンの涙は我ながらキタナイ!
わはははは。
思わず隣に座ってたサラリーマンが席を外し、
向かいに立っていた女子高生が逃げていきました。
わははははは・・・。
世界幻想文学大賞やヒューゴー賞と言ったSF小説に与えられる
世界的な賞を総なめしたそうですが
イヤほんと それに値するような超良い小節でした。
SFと言っても全然難しくなくて短い物語なのですが
アメリカ人の父と、中国から買われてお嫁に入った母の間に生まれた
「ぼく」の幼少期の思い出と、言葉が違うがゆえに成長するにつれて
すれ違っていく母と子との思いを描いた物語です。
いや~~~
ホント泣いた。
by AWAchampion
| 2020-10-16 01:22
| 書籍・マンガなど
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