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最近見た映画 その1 「イン・ザ・ハイツ」

去年の11月からず~~~っと 殆ど休みがない生活でしたが
ちょっとこのお盆は ホッコリできたので
久しぶりにまとめて映画を見ています

忘備録程度に その映画を書きます

まずは「イン・ザ・ハイツ」
これは、今NYでやっているミュージカルの映画化です。

NYでは今「ハミルトン」というミュージカルが
3年先まで予約が取れないと言われていて、一番安い席でも20万円する
というほど ハミルトンフィーバーが続いていますが
その同じクリエーターが、NY大学在学中に作ったという作品です。



お話は、ニューヨーク・マンハッタン島の北側。
黒人のスラム街として有名なハーレムの、さらにその先
スペイン語圏のヒスパニックたちが住まう地区
ワシントン・ハイツが舞台です。

都会っ子でありながら貧しく、差別された存在である
ワシントン・ハイツの住人たちは
それでも、持ち前のバイタリティと連帯感、
そして何より ラテン系特有のポジティブさで楽しく生きています。

その町で ドミニカ共和国から出て来た ウスナビは
父から受け継いだ雑貨店を経営しています。
彼の周りには、明日を夢見る人たちがたくさん。

そんな夏のある日、NYを大停電が襲います…。

という話です。

いや、とにかく久しぶりにたっぷりミュージカルを見た!
という感じでした。ちゃんと大人数でダンスをするという
事にこだわっていて、町全体のグルーブを感じました。
しかもラテンミュージックですからね。とにかく熱い!

で、何がいいって、
NYでハーレムより場末のヒスパニックというと
とかく 女性が性的に搾取される描写が描かれがちです。
なんというか「ラテンの女は情熱的で開放的だ」という
イメージがあるんでしょうかね?
「ウエストサイド物語」でさえ、チタ・リベラがジェット団に
マリアは生きているといいに来るところで、「ヘイヘイヘイ」と
男たちに翻弄されそうになって、「マリアはチノに殺されたわ」と
嘘を言うところから、悲劇のラストリーンになるわけですが
この映画では、そういうシーンは一切ありません。

だからと言って恋愛描写がないのか?
セクシーな格好をしていないのか?というとそんなことはありません。

だけど 本来ラテン系の人たちは女性に対してとても
リスペクトを払っている人たちなのです。
神様が作りたもうた 女性の美を賛美する男たち…。
女性たちもその美を隠すことなく表現する。
そういうのがラテン系の本来の気質です。

そういう風に住人たちを描いているのが良いなぁと思いました。
要するに スラム街で危険地帯と描かれがちの人々を
「下町人情」たっぷりに描いていて
人間って、そうそう悪いもんじゃないよ。という人間賛歌になっているのが
とても良いと思いました。
かなりおすすめの映画だと思います。

また、このザ・ヒスパニックの映画を
台湾系アメリカ人の監督さんが撮っているのも
アメリカっぽいなぁ・・・。と思いましたよねぇ。



by AWAchampion | 2021-08-15 19:16 | 映画・演劇など | Comments(0)