忍び寄るコロナの影 1月14日～21日 テレビディレクターの過激な1週間

東京でも年明けから　コロナの陽性者が増えてきました。

そんな一週間です

1月14日（金）

11時から渋谷の某劇場で舞台中継の下見。今回の演目はとても面白いし

演者がエネルギッシュなので、カメラ位置も変わったところに一つ

仕込むことにした。

自宅に戻って　翌日のスポーツドキュメンタリーの資料を作成する。

1月15日（土）

15時から台場の制作会社でスポーツドキュメンタリーの打ち合わせ。

デイリーでワイドショーやニュースをやっているスタッフの方が多いので

迫りくるコロナの話を色々聞く

1月16日（日）

11時に池袋でPCR検査。即日結果が出る抗体検査ですね。

で、その結果を受けて14時に音楽番組のリハへ。プロデューサーのM氏と

台本の総打合せ

深夜、リハに基づく音楽の尺が出たので、全体的に大きく書き直して

未明に各人に送付

1月17日（月）

音楽番組の定例会議。もう本番まで1週間なのだが、色々間に合っていない。

総合演出のT氏が八面六臂の活躍で何とか前に動かす感じ。

台本の直しも行う、打ち合わせはぶっ通しで6時間。疲れた。

1月18日（火）

前日の打ち合わせを受けて、台本を直す。

20時半から　とある局の人とその先の企画についてリモート打合せ。

結構アイデアがまとまらず、みんなで悩む。23時まで。

1月19日（水）

音楽番組のHPに届いたファンの皆さんの質問が　どさっと届く。

それを入れ込みつつ台本を制作。音楽番組は昨年別の作家さんが3時間の台本を書かれた

時より、20ページ多い。3時間でトーク部分がメインの進行台本で47ページ。

私は台本を多く書きがちの演出家なのかも？18時に池袋でPCR検査。

1月20日（木）

12時からリモートで、私が作家をしている某大手企業社史VTRの打ち合わせ。

おかげさまでこの会社の事について詳しくなった。一回本社行ってみたい。

16時から御成門の制作会社で音楽番組の総顔合わせ。

打合せの後、当日各出演者の紹介VTRの編集をしているディレクターさんたちと

構成について話し合う。今回私は作家さんなので、人が繋いだVTRに

ナレーション原稿を書く立場。いつもと逆なのでなんだか変な感じで面白い。

私が意見を言うと、あからさまにディレクターさんがムカついてて笑う。

ごめんね、皆さん。私もいつもこんな感じなのかな？改めます（笑）

結局22時まで。

途中、APのH氏と雑談。

なんと今　8本番組を掛け持ちしてるそうで、

さすがにそんな人は珍しい。

私は5本が限度だと話してたら、「まあディレクターだとそれが限度ですよね？

私ももともとディレクターだったから分かります」と言われた。

色んな人がいるなぁ…と感心。

で、翌日が出演者を入れたボーカル＆バンドの全体リハ…。

そこに向けて台本を修正…。

だったのだが、深夜24時に総合ＰのＭ氏から

「コロナ禍なので、全員曲の練習は無しにします！

　すべて、出演者1人だけの曲のみのリハとさせてほしい」と通達。

そこから修羅場。まあ主にＡＰのＨさんは　ホントにそこから

リハのスケジュール変更・マネージャーをたたき起こして入り時間の変更。

バラシになったＭＣの打ち合わせの後処理など　死にそうになっていた。

テレビ界あるある。

で、私もリハに顔を出さないことに決定。

1月21日（金）

とはいえ、台本は配らなきゃいけないので、ちゃんと仕上げて未明に送付。

リハは昼から　急遽ズームをつないで、みんなリモートで確認しながらの進行。

ワハハハ。ちょっとさぼって途中で、お風呂入っちゃったり、

コンビニに行ったりして…。これはこれで良い（笑）

しかしリハで色々変更点が出ていて、「岡田さん見てました？」と

確認されて慌てる。

で、夜中バリバリ台本書きなおす。