2022年 04月 20日
久々に落語を聞きに行きました
久々に、落語を聞きに行きました。
今 一番尖っている若手落語家 柳亭小痴楽(りゅうてい・こちらく)さんが
池袋演芸場でついにトリを取るということで話題になっていたので
いそいそと出かけてきました。
16時半~20時半が後半。
そこに10人ぐらいの芸人さんが出て 一人15分程度の持ち時間
最後だけ30分ぐらいというのが普通ですが
この日は 小痴楽さんが大ネタをかけるというので
皆さんちょっと短縮バージョンのネタをかけていました。
お目当ては小痴楽さんではありましたが
この日 浪曲界の大谷翔平こと 玉川太福さんが出てるのも
楽しみでした。
私、浪曲はまあ広沢虎造の「森の石松」ぐらいは聞いたことありますが
正直あまりなじみが無かったんですが、30代の太福さんが
20代ぐらいの小粋な三味線の女性と一緒に 浪花節をがなる姿は
中々面白くて、「へ~~」と勉強になりました。
で、そんな大ネタって何するのか?と思ってたら
なんと 小痴楽さんがやったのは「らくだ」でした。
これね…。
落語ファンはご存じだと思いますが
町内の嫌われ者 らくだが死んでいて、
それをヤクザものと屑やがかたずけようとする
ブラックコメディなんですよね。
普通にやると60分は超える大作です。
それを今、売り出し中で尖りに尖っている小痴楽さんは
笑いというよりも暴力と狂気で演じていきます。
ホント「アウトレイジ」みたいな落語で
笑うというよりも怖くなりました。
やくざ映画を見た時のエンタメ感・・・みたいな・・・。
とても若々しい「らくだ」で堪能しましたね。
この「らくだ」ですが「笑福亭の大ネタ」といわれるように
上方落語の大ネタなんです。
上方四天王と言われ 人間国宝桂米朝の最大のライバルだった
六代目笑福亭松鶴師匠の十八番。
で、つい最近ですが
3月31日に 新宿末廣亭で 松鶴師匠の愛弟子である
鶴瓶さんが、ご自分の愛弟子 笑福亭べ瓶さんと親子会をしました。
そこで 昼席で 鶴瓶さんが松鶴師匠の型で「らくだ」を演じ
夜は赤坂に場所を変えて 今度は鶴瓶さんの型でべ瓶さんが「らくだ」を演じる
という興行があり とても話題になってました。
私、両方ともチケット争奪戦に敗れ…悔しい思いをしまして
仕方なくその日は 池袋演芸場の柳家喬太郎独演会に行く・・・つもりが
まあそりゃ 1000人のホールでもチケット取れない当代一の人気落語家喬太郎が
120席の池袋でとれるはずもなく。
仕方なく 末廣亭夜の 桂米團治&柳家花緑 二人会のチケット・・・
も、米朝師匠の息子さん 米團治が末廣亭に来るというプレミアムチケットで取れず。
残念な思いをしていていましたので、ちょっと小痴楽さんの「らくだ」で
その辺の無念な思いを晴らした感じでした。
で、池袋演芸場って、4つある都内の定席の中でも マニアックな所なんですが
6割は私みたいな ちょっと小汚いオジサン落語ファンだったですが
2割ぐらいは、なんというかアート映画を見るようなおしゃれな若い女性で
1割ぐらいは 着物着た人たちで、小痴楽の人気の広さを見ましたね。
たまに寄席演芸を見に行くのも良いものです
by AWAchampion
| 2022-04-20 04:06
| 映画・演劇など
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