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映画「モリコーネ」を見ました

先日 映画「モリコーネ」を見に行きました。
これは映画音楽の世界的巨匠として知られる エンニオ・モリコーネについての
ドキュメンタリー映画です




監督は「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督
なんと5年以上の密着取材と、膨大な資料映像、さらに信じられないほど
多くの凄い映画人たちの貴重な証言を集めた作品で、
堂々 2時間50分の作品です!

いやこれが凄いのなんの!
やりすぎや!というぐらいの豪華な人々へのインタビューの数々
映画を好きな人なら本当に楽しめる作品だと思います。

本当にざっと、エンニオ・モリコーネという人の人生を
説明すると、イタリアのトランペット奏者の子供として生まれた彼は
子供のころから父の跡を継いで、バンドマンになるべくトランペットを
仕込まれます。
そして音楽学校に行ったところで作曲に目覚め、作曲科に入り
クラシック音楽の作曲家に師事し、伝統的な音楽の作曲家としてデビューします。

しかしそこで転機が訪れました。
テレビの劇伴や流行歌に作曲をするバイトをしているうちに、そちらの
方で思いのほか有名になってしまいます。

彼には実は「映像に合わせた曲を作る」という事に対して人並外れた
凄い才能があったのです。
そしてやがて映画の劇伴を作る依頼もやってきます。
しかしまあその多くはジャンクな映画ばかりでした。

その中で運命の出会いがあります。
セルジオ・レオーネという監督で実は小学校の同級生。
彼に「黒澤の『用心棒』を一緒に見てくれ」と言われ、
彼に依頼されて「荒野の用心棒」の作曲をしたことから
世界的に大爆発ヒット!そのまま映画界の巨匠に上り詰めるのです・・・。

しかしアカデミー賞は何度ノミネートされても取れません。
特に「これは自信がある!」と思った「アンタッチャブル」の音楽を担当した
自身3回目のノミネートで、オスカーに輝いたのは「ラストエンペラー」の
坂本龍一でした。

彼が6度目のノミネートで音楽賞をついにとり、さらに名誉賞も獲得
晩年になってやっとオスカーがほほ笑んだのです。

という。。。まあとにかく濃厚な人生を
本人がたっぷり語り、
ガッツリ映像が乗るわけですから めちゃめちゃ面白いわけです

しかもこの映画のためにインタビューされてるのが
順不同でいうと
ベルナルド・ベルトリッチ
クインシー・ジョーンズ
ジョン・ウィリアムス
ブルース・スプリングスティーン
ダリオ・アルジェント
クリント・イーストウッド
タヴィアーニ兄弟
オリバー・ストーン
王家衛
ジョーン・バエズ

ね?
これはまだ4分の1ぐらいで、イタリアの歌手、作曲家
映画関係者なども多数出てきます

これは度肝を抜かれました。

特にもう亡くなったベルトリッチ監督がうれしそうに
彼のことを語ったり、
同世代の「スターウォーズ」などの作曲で知られるライバル
ジョン・ウィリアムスがモリコーネについて語ったり
するのは本当にびっくりしました。
ジョン・ウィリアムスに「モリコーネについてどう思いますか?」って
インタビューオファーする度胸がそもそもすげぇ!!
いやぁ、イタリア人!やりすぎです!

見た後、「映画音楽は素晴らしい」の制作統括である
Iさんにたまたまお会いしたので「是非モリコーネの作品やりましょう!」
とお願いしちゃいました。わはははは。




by AWAchampion | 2023-02-02 01:13 | 映画・演劇など | Comments(0)