2023年 08月 23日
久しぶりの歌舞伎座に行きました
ちょっと時間が出来たので 歌舞伎座に行きました。
夏の興行なので3部制で若手が多く出てるのですが
1部~2部は 私がお世話になっている中村屋さんが出ている
演目でした。
が、3部に本来市川猿之助さんがやる予定だった
スーパー歌舞伎「新・水滸伝」があるじゃないですか!
これこれ!
という事で見に行きました
で、見てみたのですが、このお芝居はもともと 小劇場出身の横内謙介さんと
先代の猿之助さんが作り上げた歌舞伎で、思っているものの3倍現代劇でした。
音楽はシンセサイザーで録音されたものを使用し、附け打ちだけがいる状態。
いわゆる義太夫はいなくて、むしろ役者が歌い出す感じですから
殆ど 和物ミュージカルですよね。
殺陣もあり、踊りあり歌あり、エンタメとして、これはこれで面白く見ました。
で、噂の中村隼人さんは、確かにスラリと背も高くカッコいい
市川團子さんは、19歳ですが とてもいい熱情がある役者さんでした。
で、香川照之さん(市川中車さん)は、そういう現代劇っぽいものには
ぴったりはまっていて
澤瀉屋さんは中々安泰なのでは?という気がしました
ただ、現代劇&和物ミュージカルとして見た場合は
ちょっと演出に口を出したくなる部分もあり
歌舞伎として見たら、素人ながら言いたいこともありました。
現代劇で見た場合ですが、主役が良いことを言うたびに
主題曲のメインモチーフが必ず流れるんです。
でもそうすると、最後の方は延々 ループしてその曲がかかるので、
なんかジョークみたいに聞こえるんですよね…。
狙ったところだけその曲をかけるとか、同じモチーフでも楽器を変えるとか?
やった方が良いのになぁ・・・とは思いました。
歌舞伎として見た場合は、テンポが速すぎて、音楽のきっかけがセリフに
シームレスにくっついているので
見得の効果がほとんどなくなっている気がしました。
やっぱり歌舞伎って、何かセリフを言って見得を切って、
「ん~澤瀉屋!」「ん~大和屋!」と大向こうから声がかかる・・・
というリズムがあるじゃないですか?
あのダイナミズムがほとんどなかったのは演出が
歌舞伎の方じゃないからかなぁ?と思いました。
とはいえ、エンタメとして満足したのは事実です
見てよかったと思いましたよ
by AWAchampion
| 2023-08-23 20:59
| 映画・演劇など
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