エンタメまみれ！12月下旬のテレビディレクターの一週間

いやいや、今年は実は早めに仕事が割と年内は緩めになったので

エンタメをガンガンインプットしています。

そんな2023年12月下旬の1週間です

12月18日（月）

NHKの子供番組のナレーション撮りと直し編集。

12時に赤坂の編集室に入り、終わったのが23時。

ADさんはそのまま朝まで作業をしたそうだ…。

お疲れ様です。

12月19日（火）

朝、9時に都内の病院で年明けの入院に向けての

検査を…

結局13時までかかる。

その後いったん自宅に帰り　17時半に東京會舘へ。

父　岡田敬二が演出をした北翔海莉さんの

ディナーショーへ…。

従兄弟で広告デザイナーのF.Mさんと隣。

楽しくお互いの近況を話す。

詳しくはブログを書きましたのでそちらを…。

ディナーショーの途中で　子供番組の総合演出さんから

電話があるも、さすがに出られないので切る。

後から確認をすると　どうやら直したいところがあるらしい。

やれやれ…。

12月20日（水）

朝から「ゴジラ-1.0」を見る。

これについても詳しくは書きましたので

そちらを…。

前日の直しの全容が判明。しかし契約では

18日までなのでプロデューサーさんに

「やっても良いけど別会計ですよ？」と

お伝えすると、ADさんから即連絡があり

「私たちが引き継ぎます！」とのこと。

ごめんね…フリーランスはそうやってシビアにしなくちゃ

ダメなときもあるんですよ‥。

12月21日（木）

翌日の企画会議に向けて　企画を3本ほど書く。

本当はこの日、知り合いの女性とクリスマスディナーでも

どうですか？と言っていたのだが、前日発熱しちゃったそうで

キャンセルに・・。まあ仕方ないですな。

12月22日（金）

朝10時半からNHKの企画会議。

ご存じの通りNHKは秋から受信料値下げをしたので

新企画がなかなか通らない…。ムムム…。

12時半まで…。

その後池袋の映画館で

フィンランドの巨匠　アキ・カウリスマキ監督の新作

「枯れ葉」を見に行く。

アキ・カウリスマキと言えば　小津安二郎監督を敬愛していて

動かないカメラ、無表情の役者が織りなす

オフビートでシュールな笑いをお届けする…。みたいな作風でおなじみ。

「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」が有名で

私も大好き。

ただ、彼にはまじめに撮る作品群もあり「マッチ工場の少女」などが

代表作なのだが、今回はそっち系統。

だから笑いが少ない・・。

とはいえ、笑えるシーンを忍ばせてくる人なので

ロシアとウクライナの戦争などが会話に出てくるのだが

酒場では60年代のレコードがジュークボックスでかかり

家ではテレビが無く、ラジオで情報を聞いていて

男女が互いにスマホを持っているのに、紙に書いた電話番号のメモをなくして

連絡が取れなくなったりと、

どこまでがギャグなのか？わかりにくい感あり。

12月23日（土）

この日は　新橋演舞場に「歌舞伎版　ルパン三世」を見に行く。

これについては前に詳しく書きましたね…。

12月24日（日）

朝から洗濯。

終わってから、この日はＭ－１グランプリの日なので

ちょっとチキンを買って、自宅で見る。

急に「打ち合わせがしたい」と連絡があったので

「今日は忙しい。明日で」とお願いする。

いや、そりゃそうよ日曜日よ？

Ｍ－１グランプリはここ数年

苦節30年の錦鯉さんや、爆笑問題の事務所タイタンの

ウエストランドなどが優勝するという

「人生がこの1夜で変わる」物語を見せてくれていたが、

今回優勝したのは　ともに慶應大学出身で

学生お笑いサークル時代から有名だった令和ロマンさん。

彼らは慶應卒業後に、吉本の養成所に入って首席卒業。

その後も順調に6年でＭ－１チャンプになった。

まさにエリート。

なかでも一人は　大和証券の副社長の息子らしく

「全然お金に困ってません」というなんともはや

テレビマンが感動物語を作りにくいタイプの芸人さん。

どういう風に調理するのかは見もの…。