立川流マゴデシ寄席を観ました

とにかくエンタメを摂取しまくる12月

今回は　御徒町にある　お江戸上野広小路亭に

立川流マゴデシ寄席を見に行きました。

これは談志さんの孫弟子の皆さんが開いている回で

今回は　志らくの一番弟子にして奇想天外な芸風で

知られる　立川こしら。

志らくの二番弟子で、サブカルやアニメに強く

私が一回本の番組に出ていただいたことがある

立川志ら乃。

志らくの弟子で間もなく真打の立川らく兵。

そして談笑さんの弟子で、もともと放送作家で

新作落語で最近名をはせている　立川吉笑。

の4人会でした。

私は最近落語界をその奇人ぶりでにぎわせている

こしら目当てで行きました。

何しろ彼は　いきなり住民票を対馬に移して

そこで落語を始めたり、30分ぐらいあるネタを

超高速で演じたり、まさに訳が分からない

志らく譲りのイリュージョンな人なのです。

で、今回も楽しみに見ていたら・・

とにかくまくらでドカンドカンと爆笑をとり、

超有名な演目「子褒め」を始めました。

そこでも時事ネタを織り込んで脱線しまくり・・・

いよいよ本題へというところで

「ここでお時間が来たようです」と下がっちゃいました。

いやぁ～～驚いた。

場内もざわめきましたよ。何しろ子供をほめる前に

終わっちゃったんですから（笑）

続いてらく兵。

彼はかの名人志ん生の十八番「火焔太鼓」を

極めてオーソドックスに演じて会の雰囲気をもとに戻しました（笑）

そして志ら乃。

場内は80人ほどのキャパで満席なんですが、なぜか彼は

私とやたらと目が合うんです。

そこでまくらで「テレビマンは失礼だ」みたいな小話を

したんですが・・・ん？私何かしましたかね？

ちょっと気になりましたが　まあいいでしょう。

最後は吉笑。

とある島でのカレンダー騒動を描いた爆笑新作落語で

たっぷり楽しませてもらいました。

再来年真打昇進という事で、メチャクチャ楽しみです。

ということで、不思議な立川流の寄席でした。