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1月に見たエンタメ その3 志の輔らくご

そして1月の最後に見たのが 「志の輔らくご」です。
立川談志師匠のお弟子さん 立川志の輔さんが
27年前から渋谷のPARCO劇場をひと月借り切って
行っていた 「志の輔らくご」は、都内でも最も
チケットが取りにくい落語イベントとして知られています。

それを今回何とかゲットして行ってきましたよ!
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数々の名作演劇が上演されたPARCO劇場ですが
考えてみれば私が入るのは初めて。
600人のキャパだそうですが、入っただけで
濃密な演劇の匂いを感じましたね…。

で、普通の落語の独演会というのは
独演会と言いつつも
〇前座さんの落語 5分ぐらい
〇真打の1本目の落語 20分ぐらい
〇お弟子さんの中でもエライ人の落語 20分ぐらい
休憩
〇真打の2本目の落語 60分ぐらい

というのが普通の構成です。

しかし志の輔らくごは違います。
最初から志の輔さんたった一人。
3席で3時間と言いますからスゴイ!

演目は1本目が「送別会」
これは新作落語で、定年を迎えた二人のサラリーマンが
40年前に初任給をもらった直後に入った居酒屋が
まだ残っていたことに喜んで入っていくというお話。
どことなく桂文枝師匠の創作落語の味わいがあるような
サラリーマン落語でまずはアイドリングといった感じ。

2本目が「モモリン」
これも新作落語で、地方都市桃沢市で街おこしのために
作ったゆるキャラモモリンが大ヒット!
ワイドショーの全国生放送が入ることになったのですが
そこに市長がなぜか入って、着ぐるみが抜けなくなり…。
という爆笑落語。
笑いましたねぇ。大笑いしました。

その新作の後、なんと特別ゲストで熊本からくまモンが
来場!大いに盛り上げました。

休憩をはさんで
最後が古典落語「しじみ売り」。
これはもともと上方の落語で、談志師匠がやっていたわけではなく
志の輔さんが別の方から教えてもらったもののようですが
これがほんとに良かった。
いや泣けて泣けて。とんでもない技量ですよ。

今渦中の松本人志氏が、「僕は寝る前は必ず落語を聞く。
桂枝雀師匠か志の輔さんのどちらかにしている」と言っていた
事があり、私は年代的に天才枝雀の全盛期を子供時代に
テレビで見てますから…
「いやいや、いくら志の輔さんが素晴らしくて、当代一の落語家でも
天才枝雀と比べちゃダメでしょ」と思ってました。

実際音源で「バールのようなもの」などの新作落語は
幾つか聞いたことがあるのですが、その思いは変わらなかったです。

が!その志の輔さんが全力でやる 得意の古典落語は
凄かった!考えを改めました。
さすがに当代一の落語家。ぐいぐい話に引き込まれました。
先に書いた通り談志師匠がやってたわけじゃないそうですが
演出の中に、確かに談志師匠のDNAも強く感じましたね。
演出・演技ともに超一流でした。

この人が落語の本流である落語協会から出てるんじゃなくて
独立集団の立川流から出てることは、確かに凄いですね…。
私は仕事をしたことが何度もある関係で志らくさん推しなんですけど
「いやぁ~~、志らくさん!あんたがんばれよ!」と言いたくなりました。

良いものを魅せてもらいました。
次も独演会、大変ですがチケットゲットします。
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by AWAchampion | 2024-02-02 19:37 | 映画・演劇など | Comments(0)