2024年 08月 12日
「ちゅらさんスクリーンコンサート」
これが、いつも映像編集を担当させていただいている「映画音楽は素晴らしい」チームが
制作されたので、今回もお仲間に入れていただきました。
で、今回も後ろのスクリーンに映る映像を編集させてもらいました。
正直言って「ちゅらさん」が放送された2001年は私はディレクターとして
デビューした年で、とてもとても忙しくて朝の連続テレビ小説を見る余裕は
ありませんでした…。
なので今回全156話を何度も何度も見たのですが、本当に大人のおとぎ話
みたいな話で、なんか「家族って良いなぁ」としみじみ思いましたね。
それに設定上、文也君は私と同い年。
小学生の時に小浜島に行っていれば、私も恵理みたいなカワイイ奥さんが
いたのか・・・?と思うと・・・。ワハハハハ。
特にプロポーズのところなどは気合が入りましたね。
これ、つい最近再放送されたところですし、皆さんの記憶にも
残っているところですから。
おおむねスクリーンに映った映像も好評のようでうれしく思います。
今回はお客さんを実際に入れてのイベント形式だったので
私もテレビディレクターなんですが、劇場の一番後ろでPAさんの横で
自分で編集した映像を出す担当としてもやらせていただくという
貴重な体験もさせてもらいました。
毎度ながらオケと映像を合わせるのは結構難しいんです。
オーケストラの演奏はポップスと違って毎回長さが違います。
気分が乗って長くなってしまったりするんです。
でもそういう場合でも一番いいところで一番いい映像が出るように、
一旦デモ音源に合わせて作った1曲分の映像を いくつかのパーツに分割して、
長めにのりしろを作っておき、
リアルタイムで指揮者用の楽譜を私も追いながら、
音楽と映像をベストのタイミングで ぴたっと合わせているんです。
で、それを堺正章さんが、リハーサルでご覧になって
「何これ?こんなことができるの?これは凄い事ですよ!」と褒めてくださいました。
いや~~嬉しかったですねぇ。
マチャアキさんと言えば、私の師匠 久世光彦のソウルメイトみたいな人です
その人に褒められたんですから、なんかちょっと師匠孝行もできたみたいな気になりましたよ…。
今回のスクリーンコンサートは 総合演出が「ちゅらさん」のプロデューサーであるSさん。
制作統括のNHKエンタ部のエースIさん。そして演出である株式会社BRAVOのSさんたちの
情熱が沖縄でのコンサートを実現させたわけで、そこにスタッフとして呼んでいただけて
良い経験をしました。
by AWAchampion
| 2024-08-12 23:23
| テレビ
|
Comments(0)