2008年 11月 01日
歌謡曲スタンダードナンバー その13「また逢う日まで」
今回は1971年の名曲 「また逢う日まで」です。
もともとはコーラスグループ ワンダーズの一員だった尾崎紀世彦が
ソロになって2曲目に放った、大ヒット曲です。
これは作詞が阿久悠 作曲は筒美京平という 大ヒットメーカー同士が
がっぷり四つで作り上げた、まさに昭和の歌謡界が生み出した、一つの頂点と言ってもいい
素晴らしい楽曲です。
ちなみにこの映像は、どうやら昭和49年ごろのNHKホールでの映像らしいですが、
舞台演出家が、何故かこの曲のバックダンサーに、アイビー調のチアガール風な
女の子達を入れたことに、テレビディレクターがむっとしたんでしょう。
極力バックダンサーを感じさせないような演出を施しています。
そこで、こんなヘンテコなカット割りになっているんでしょう。
私ごとですが、私が大変お世話になっているプロデューサーさんが、
この頃の尾崎紀世彦のマネージャーさん 三浦さんでした。
当時ナベプロ全盛の時代に、インディペンデントで活躍する歌手が
レコード大賞を取るというのは、まさに快挙だったそうです。
和製トムジョーンズと言われることもあります。
本家トムジョーンズが、ラスベガスのホテルで長期間興行を行っていたように
東京のどこかのホテルが、こういう実力派の歌手を抱えた劇場を持っていれば
もっと東京は素晴らしい街になると思うのですが・・・。
1971年 「また逢う日まで」 尾崎紀世彦 作詞 阿久悠 作曲 筒美京平
by AWAchampion
| 2008-11-01 00:03
| 歌謡曲スタンダードナンバー
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