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大河ドラマ「龍馬伝」見ました

今日から始まる大河ドラマ「龍馬伝」をたまたま 見ました。

私は真剣に見ていた大河ドラマは「独眼竜正宗」あたりが最後でしたから
なんだかタイムマシンに乗ったような気がしました。

まず違うところは
1)もともと 放送時代劇のフォーマットである「ナレーションベース」ではない
2)8割がた 手持ち撮影である
3)ワイドレンズ+アップショットの多用で、わざと画面の上から 
  「落ち着かない様子」+「躍動感」を出そうとしている

という点でした。

高知県は私は行ったことがないのですが、あんなにソテツが生えているものでしょうか?
なんだか見た目には マルケスの「百年の孤独」とかを見ているような
南米の革命前夜の雰囲気がして、全然江戸時代っぽくなかったですね。

まあ、それを意識しているのでしょう。福山氏の髪の毛がチリチリなのも
龍馬にゲバラの姿を重ねていて、岩崎弥太郎はカストロなんでしょう。

とにかく BGMギターの多用も含め 非常に南米映画っぽい作りになっている
不思議な大河ドラマですね。

昔からのセオリーだと 日本の近代以前の町や人を描くには
非常に線対称の構図を作ることがいいとされて来ました。

思うに剣を使うシーンだけとか、どこかにそういうシーンをはさめばいいと思うのですが
ある一つの手法にこだわりすぎると、良くないのでは・・・?という感じは
強くしますね。

まあお手並み拝見です。
by AWAchampion | 2010-01-03 19:25 | テレビ | Comments(0)