rino-diary テレビディレクター 岡田倫太郎です。
2024-03-19T10:00:36+09:00
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テレビ演出家 岡田倫太郎のブログです 私のHPは http://www.rino-bravo.com/ です。よろしく
Excite Blog
超体験NHKフェス 大河ドラマ「光る君へ」ファンミーティング
http://rokada.exblog.jp/242114356/
2024-03-19T10:00:00+09:00
2024-03-19T10:00:36+09:00
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テレビ
今年はどちらかというとそちらの仕事の比重の方が大きいぐらいです。
そして昨日もそういう仕事でした
今 NHKの渋谷放送センターでは
超体験NHKフェスというイベントが開催中です。
その中の目玉企画の一つとして、
大河ドラマ「光る君へ」のファンミーティングが行われました。
で、私がそのイベントの構成・演出をやらせていただいたという
事なのです。
詳しくは記事を読んでいただきたいです
とても温かい、良いイベントになりました。
バックステージには 大河ドラマの制作統括 内田プロデューサーやら
チーフ演出 中島監督をはじめ スタッフさんが勢ぞろい!
記事の中で出演者さんが持っているネームプレートは、
美術さんや衣装部さんがわざわざ作ったものらしいです。
一日だけちらっと触れ合っただけですが、大河ドラマチームの結束の固さや
ファミリー感を強く感じました。良いドラマになるといいですね。
そして4月7日の17時半から このイベントの様子が
NHK総合で放送されるそうです。
されるそうです・・・と書いているのは、
今回あくまで イベント構成の方なので、番組の方には全くタッチしていない
という、まあこれも新しいお仕事の頂き方なのでは?と思いますね…。
NHKホールでのイベント構成演出は楽しかったですね。
また何かあればやりたいです。
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神に出会った実話
http://rokada.exblog.jp/242108110/
2024-03-09T23:17:00+09:00
2024-03-09T23:17:26+09:00
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懐かしいもの
思うので書きます。
私が小学2年生だったと思うので1978年の秋ごろ。
そのころは、「間もなくテレビでドラえもんのレギュラー放送が始まる」
という時期でした。
阪急電車で通学していた私は。学校があった雲雀丘花屋敷駅から
宝塚駅までの間、下校時の気のゆるみもあってか大きな声で
友人と「ドラえもんの魅力」について
熱く語り合っていました。
すると清荒神駅ぐらいで、私の目の前に座っていた
ベレー帽と丸いメガネの紳士が近寄ってきて
「君たち、そんなに漫画が好きなのかい?」と
語り掛けて来たのです。
友人は「うん!ドラえもん最高や!」と返したのですが
私は父が自宅に「リボンの騎士」や「鉄腕アトム」の漫画本を
持っていた事から、よく読んでいて
「僕は『リボンの騎士』とか『アトム』が好き」と答えました。
すると紳士は少し喜んだように笑って、
「内容は覚えているかい?」とおっしゃったので
「うん、人工太陽の回とか大好き」と答えたのを覚えています。
電車は宝塚駅へと近づき、紳士は私の頭をポンと叩いて
「君たち、これからも漫画を愛してくれよ」と言って
さっそうと電車を降りて行きました。
お分かりだと思いますが、私がその時お会いしたのは
神様です。
幼少期の事はあんまり覚えていないのですが
この時のことは、少し夕日がかかった阪急電車の車内の
雰囲気も相まって、本当に強烈に覚えています。
その時はもちろん手塚治虫先生は宝塚市には住んでおられなかった
はずですが、
宝塚駅からほど近い場所に「手塚治虫記念館」が出来たように
ゆかりの土地ではあったので、私に幸運が舞い降りたのでしょう。
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鳥山明先生が亡くなる…。
http://rokada.exblog.jp/242107382/
2024-03-08T21:43:00+09:00
2024-03-08T21:43:51+09:00
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懐かしいもの
漫画家 鳥山明さんが亡くなられたそうです・・。
68歳とはまだお若いのに・・・。
彼は1980年の「アラレちゃん」連載直後から大人気で
私もその世代です。
81年からはテレビアニメ化もされました。
特に弟や母とはよくアニメを見ていたので、
作中で則巻博士が、急にハンサムな劇画調になるところなどを
私がまねしたのか?何なのか?で子供の頃笑いあったことなどを
思い出しました。
にこちゃん大王、すっぱマンなど、様々なキャラも登場した
ペンギン村は、私の部屋ともつながっていた気がします。
しかし・・・
初代編集者で、のちに集英社の重役にもなった
ドクター・マシリトこと鳥嶋編集長もまだお元気だというのに
早すぎます・・・。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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テレビディレクターの過激な1週間 今回は2月中旬篇
http://rokada.exblog.jp/242105517/
2024-03-06T11:35:00+09:00
2024-03-06T11:35:37+09:00
2024-03-06T11:35:37+09:00
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Diary
今回は2月16日~2月22日です
2月16日(金) 前日の夜からフジテレビの関連会社のVPを
編集し、9時頃完成。チェックのために送付して
そのまま映画館へ
人気漫画の映画化「ゴールデンカムイ」を見る。
この漫画は全く読んでいないけど、まあ2時間楽しめた。
開拓時代の北海道で行われるマカロニウエスタンみたいな
割と気軽に見られる作品。
その後、もう一本映画を見ようか迷うが、帰ってくると
直しなどが帰ってきていて「虫が知らせたんだな」と思う。
そのまま直したり、抱えている台本を書いたり・・・。
夜になって慌てて散歩 8300歩
2月17日(土)
とあるBS局に企画書を出さないか?とチャンスをいただいたので
ガッツリリサーチ&ネタだし。よく芸人さんが「新ネタを沢山
作って賞レースに備えました」みたいなことを言いますが、
我々テレビマンにとっては、こういう企画書が新ネタにあたるのか?
と思う。少なくとも毎週何かしらは新しい企画書を書いてる気がする。
そして、この日は15時から六本木ヒルズにある 森美術館で
「キース・へリング展」 1980年代のポップカルチャーのアイコンとして知られる
キース・へリング。私の個人的な思い出は、1986年に初めて
海外旅行をしたときに、免税店はキース・へリンググッズ一色だった。
だからキースへリングを見ると、80年代の熱狂を思い出す。
その後17時から友人と食事のために飯田橋に移動すると。
フジテレビ 中村勘九郎シリーズなどのディレクターさんである
K氏とばったり遭遇。なんでも歌舞伎座で18世中村勘三郎追善興行を
観ていたら、勘三郎さんのごひいきの神楽坂の和菓子を買いたくなった
とのこと…。粋だねぇ。
そのままK氏と別れて友人と楽しい食事会。15097歩
2月18日(日)
フジテレビ関連会社のVPの細かい修正はプロデューサーさんの方で
やるという連絡を受けたので、この日はそちらはPにお任せして
各種企画書を書く。3つぐらい違う企画案書いてると頭が変になる。
20時からは今季見ている「光る君へ」。
この日は確かかのNHKの往年のスターディレクター
黛りんたろう氏の演出で、ちょっとびっくりする。
学生の頃『源氏物語』は円地文子訳で読んだ。口語表現としては
これが一番いいと思うけど、文学部学生としてはやっぱり
谷崎潤一郎版を読んでおくべきだったかも? 9679歩
2月19日(月)
リモートで打合せ。とあるBSの民放局の企画書について考える。
その後NHK Eテレの新コーナー企画も考える
考えることが多い 4504歩。雨降ってたので歩数が少ない。
2月20日(火)
NHK Eテレの子供番組のチームと打合せだが、正直、この番組と私は
子供番組の中でも派閥が違うので、私の考えがあんまり
通らないもどかしさはある。終わった後、とある生命保険会社のドラマ形式の
社内ビデオの台本を書く。数がメチャクチャあるので大変 9636歩
2月21日(水)
生命保険会社の台本、子供番組の新コーナー案、そのほかにNHK新番組
企画案、BS民放の企画案が並行して進む。 8962歩
2月22日(木)
夕方から新橋の編集所でフジテレビの関連会社のVPのナレーション撮り。
クライアントさんも来るが、何とか気に入ってもらえたようで何より。
7687歩。電車に乗って新橋まで来たのだが、意外に電車を使うから
歩数が普通…。
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おかげさまで・・・
http://rokada.exblog.jp/242099221/
2024-02-26T02:44:00+09:00
2024-02-26T02:44:44+09:00
2024-02-26T02:44:44+09:00
AWAchampion
Diary
「おかげさまで父・岡田敬二も83歳の誕生日を無事に迎えました。
宝塚歌劇団110年のうち60年ほど関わっておりまして、
まだまだ元気にやっております。
日頃支えて下さっている皆様に家族から心よりお礼を申し上げます。」
と載せたところ、なんと12万ビューという非常に驚くほど多くの方に
見ていただいたようです。
改めて家族よりお礼を申し上げます。
父もまだまだ頑張ると申しております。
今年も是非ご期待ください!
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久々にテレビディレクターの過激な1週間 2月上旬篇
http://rokada.exblog.jp/242093967/
2024-02-18T17:40:00+09:00
2024-02-18T17:40:06+09:00
2024-02-18T17:40:06+09:00
AWAchampion
Diary
今回は 2月上旬篇です
2月5日(月) この日まで腕に血糖値計測機をつけて生活。
今までいかに間食してきたかを反省。
14時からKテレビの皆さんと企画会議。
昨今色々企画が通りにくいのだが、頑張りたい。
2月6日(火) 9時から久しぶりにロケ。この日はフジテレビの系列会社の動画撮影。
制作会社も技術会社も同じビルなので、最短の移動時間。
撮影自体は14時頃終わり、渋谷に移動。色々と宿題の台本などを
書き上げ、19時から立川志らくの落語会を観に行く。
行くとかなり変わった落語会で、左翼芸人の松元ヒロの
アジテーション芸の後、志らくが登場。「紺屋高尾」を
さわやかに演じて帰っていく。のはいいが、これよく考えると
廓話だが・・。共産党員みたいな人もすごく多い客層のようだが
ええんかいな?
2月7日(水) 10分のドラマの台本を3本書き上げて、プロダクションへ送付。
その後、昨日撮影した動画をHDDに取り込んで編集開始。
2月8日(木) 編集続行中。久しぶりなのでなんかエンジンがかかりにくい。
他に直すべき企画書などが3つほどあるので、並行して作業。
昼の12時半に、池袋のCGスタジオに打合せ。終わった後は
自宅まで歩く。8000歩。
2月9日(金) 編集をなおも続行。あと、週明けのスケジュールなども送付。
書いていないが毎日ウォーキングを欠かしていない。
19時から、池袋で劇団かもめんたるのお芝居を観る。
岸田戯曲賞に2年連続でノミネートされ、2013年に
キング・オブ・コントを獲った芸人さんの劇団。
行ってみるととにかく「ザ・業界人」の集まりで
ちょっと笑えて来る。
芸人さんの劇団なので、笑いの手数が多いのかと思ったら
むしろ老練のセリフ回しと、急な展開で
黎明期タランティーノみたいなクラクラ感を感じる。
2月10日(土)NHK関連の台本を一つ着手する。あれ?なかなか大変かも?
あと、NHK関係の新番組企画書も書く。
2月11日(日)継続してNHK系の二つの企画書を書く
2月12日(月)朝からフジテレビの系列会社の動画撮影。前回よりもうまく行く。
16時ごろ終わり、自宅に帰りつくと18時。ここからウォーキング
この日は12000歩。
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色々エンタメを見てます 立川志らく「紺屋高尾」
http://rokada.exblog.jp/242084537/
2024-02-07T22:54:00+09:00
2024-02-07T22:54:19+09:00
2024-02-07T22:54:19+09:00
AWAchampion
映画・演劇など
ちょっと見てみたくって、ロケの後 渋谷のホールに観に行ってみました。
ご存じの通り 立川談志師匠が、落語協会で柳家小さん門下にいたわけですが
そこから袂を分かって作ったのが落語立川流です。
その立川流になった最初の弟子が志の輔さん、次が談春さん、
続いて志らくさんという順で、この3人が超有名になったわけです。
(年齢は、サラリーマンをやってから入った志の輔さんと、
高卒ですぐ入った談春さん、日本大学芸術学部在学中に入った志らくさんで
バラバラではありますが)
で、志の輔さんはご存じの通り談志師匠の最高傑作。
若い頃からNHKの「ためしてガッテン」の司会者として活躍していました。
志らくさんは昨今はとにかく色んなワイドショーで
右翼っぽい話をする落語家さんのキャラが強いですが、
私が大学生だった1990年代初頭、「ヨタロー」という
深夜番組で、談春&志らくでコンビ「立川ボーイズ」という
モノを結成し、若き二つ目だった志らくさんが
コント作家の才能があったので、傑作コントを連発していた
印象が強烈です。
爆笑問題や浅草キッドが世に出初めの頃、
彼らに漫才の賞レースで勝っちゃったこともあります。
ちなみにその「ヨタロー」は、私がのちに入ることになる
カノックスの制作で、当時プロデューサーだった日留川さんは
のちにわたしが演出をやらせてもらうことになる
「東京ウォーキングマップ」を立ち上げることになります。
で、その縁で真打になった志らくさんに「東京ウォーキングマップ」
に出ていただいて、色々街を歩いていただいたのはいい思い出です。
それから15年以上たちまして、今の状態になった志らくさんは
果たしてどんな落語をするのか?
ちょっと興味がありました。
この日やったのはなんと大ネタ「紺屋高尾」。
これは志の輔さんも談春さんも得意にしていて、特に談春さんがやると
すすり泣く声が場内から聞こえるぐらいの、人情噺です。
内容は、染物屋の職人が初めて遊びで連れていかれた吉原で、
ナンバーワンの花魁、高尾太夫の行列を垣間見て病的に惚れて
食事ものどを通らなくなったので、一計を講じた
ご主人が「3年必死に働いたら、15両やる。それで高尾太夫を
買いにいけ」と言って、やり過ごします。
しかし職人はそれを本気にして、身を粉にして3年働いて
15両を受け取り、そのまま吉原へ・・・。
念願の高尾大夫と会って、自分の身の上を話したところ
それにほだされた大夫が、職人の嫁に来る・・・という
ファンタジーです。
これを志らくさんは、逆にものすごく爽やかな風が吹く
青春ラブストーリー風な演出と語り口でやってのけて
ちょっと驚きました。
映画マニアとして、キネマ旬報などにも連載を持ってた彼ですから
大林宣彦監督の 尾道三部作もかくや・・・という感じ?
または、洒脱なウディ・アレン風に仕上げた感じで
大都会江戸で住まう、若者のハッピーエンドの物語に
していました。
これはこれで、ほ~~。と思いましたし
志の輔さんのようなグッと物語に引きずり込む感じでは
ありませんでしたが、江戸の風が吹く良い落語でした。
少なくとも、要らんことを言いまくる悪コメンテーターの顔では
ありませんでしたね。
これは・・・メチャクチャチケットが取れない
談春さんの落語会も行かなきゃですかねぇ…。
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2月もエンタメ見てます「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」
http://rokada.exblog.jp/242083187/
2024-02-06T16:25:00+09:00
2024-02-06T16:25:22+09:00
2024-02-06T16:25:22+09:00
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映画・演劇など
初日を見てきました。
中村隼人さんと市川團子さんのダブルキャストですが
私は市川團子さんの初日を見てきました。
ご存じの通り市川團子さんは、香川照之さんの息子さんであり
3代目猿之助さん(猿翁さん)の孫であります。
いわば澤瀉屋の忘れ形見であり、今年で二十歳。
祖父が作って、46歳で初演した「ヤマトタケル」の役を務めました。
そりゃ見るでしょ!
実際見てみると、ストーリー的にヤマトタケルは若い王子なので
20歳ぐらいの團子さんの躍動感あふれる演技でぴったりだと思いました。
思っている10倍良かったです。
また、ヒロイン役の中村米吉さんが発声からなにから、どう見ても女性。
なんというか 白城あやかさんみたいな「宝塚の偉い娘役」を見ているような
気にさせるような演技でビックリしました。
見ていると本当に歌舞伎のケレン味を生かした演出で
歌舞伎というよりもむしろグランドミュージカルとか、宝塚歌劇団の芝居に
似ているなぁ・・・と思いました。
私は資料でしか見ていませんが、白井鐵造先生の「虞美人」とか
こんな感じだったんじゃないかな?と思いました。
また、初演が1986年だそうです。
80年代は世界的に、「新しいグランドミュージカル」が生まれて来た時代です。
特に81年に「キャッツ」で、冒頭から客席を180度回して世界を驚かせた
演出家トレバー・ナンは、もともとロイヤル・シェークスピアカンパニーの
演出家でした。
同じく17世紀に隆盛を迎えた歌舞伎の担い手である 3代目の猿之助さんが
グランド・ミュージカルっぽい歌舞伎を作ったというのは
なにか時代の風のシンクロニシティを感じるなぁ・・・と思ってみてました。
トレバー・ナンがその後1985年に「レ・ミゼラブル」を作ることになるわけ
ですが、朝倉摂さんの舞台セットにもそういうグランドミュージカルならではの
暗転を極力少なくしてシームレスに話が進んでいく感じが、回り舞台などを
使って表現されていました。
そうなると、いつの日か20歳の市川團子さんが、ジャン・バルジャンを
演じる日が来ても良いんじゃないかな?と思いましたね・
ストーリー自体が 父の帝の愛を受けられない王子が、熊襲や蝦夷を討伐して
無理難題をこなしながら親の愛を求めていく・・・という話です。
今回その帝を香川照之さん(市川中車さん)が演じていまして
つまり帝とヤマトタケルの父子を、そのまま実際の父子が演じるという
ところもグッときましたね。
カーテンコールで二人は和解するのですが、万雷の拍手でした。
澤瀉屋さんのお芝居は、「新水滸伝」「空ヲ刻ム者」をはじめいろいろ見ましたが
正直ダントツで良かったです。
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1月に見たエンタメ その3 志の輔らくご
http://rokada.exblog.jp/242075762/
2024-02-02T19:37:00+09:00
2024-02-02T20:59:21+09:00
2024-02-02T19:37:59+09:00
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映画・演劇など
27年前から渋谷のPARCO劇場をひと月借り切って
行っていた 「志の輔らくご」は、都内でも最も
チケットが取りにくい落語イベントとして知られています。
それを今回何とかゲットして行ってきましたよ!
数々の名作演劇が上演されたPARCO劇場ですが
考えてみれば私が入るのは初めて。
600人のキャパだそうですが、入っただけで
濃密な演劇の匂いを感じましたね…。
で、普通の落語の独演会というのは
独演会と言いつつも
〇前座さんの落語 5分ぐらい
〇真打の1本目の落語 20分ぐらい
〇お弟子さんの中でもエライ人の落語 20分ぐらい
休憩
〇真打の2本目の落語 60分ぐらい
というのが普通の構成です。
しかし志の輔らくごは違います。
最初から志の輔さんたった一人。
3席で3時間と言いますからスゴイ!
演目は1本目が「送別会」
これは新作落語で、定年を迎えた二人のサラリーマンが
40年前に初任給をもらった直後に入った居酒屋が
まだ残っていたことに喜んで入っていくというお話。
どことなく桂文枝師匠の創作落語の味わいがあるような
サラリーマン落語でまずはアイドリングといった感じ。
2本目が「モモリン」
これも新作落語で、地方都市桃沢市で街おこしのために
作ったゆるキャラモモリンが大ヒット!
ワイドショーの全国生放送が入ることになったのですが
そこに市長がなぜか入って、着ぐるみが抜けなくなり…。
という爆笑落語。
笑いましたねぇ。大笑いしました。
その新作の後、なんと特別ゲストで熊本からくまモンが
来場!大いに盛り上げました。
休憩をはさんで
最後が古典落語「しじみ売り」。
これはもともと上方の落語で、談志師匠がやっていたわけではなく
志の輔さんが別の方から教えてもらったもののようですが
これがほんとに良かった。
いや泣けて泣けて。とんでもない技量ですよ。
今渦中の松本人志氏が、「僕は寝る前は必ず落語を聞く。
桂枝雀師匠か志の輔さんのどちらかにしている」と言っていた
事があり、私は年代的に天才枝雀の全盛期を子供時代に
テレビで見てますから…
「いやいや、いくら志の輔さんが素晴らしくて、当代一の落語家でも
天才枝雀と比べちゃダメでしょ」と思ってました。
実際音源で「バールのようなもの」などの新作落語は
幾つか聞いたことがあるのですが、その思いは変わらなかったです。
が!その志の輔さんが全力でやる 得意の古典落語は
凄かった!考えを改めました。
さすがに当代一の落語家。ぐいぐい話に引き込まれました。
先に書いた通り談志師匠がやってたわけじゃないそうですが
演出の中に、確かに談志師匠のDNAも強く感じましたね。
演出・演技ともに超一流でした。
この人が落語の本流である落語協会から出てるんじゃなくて
独立集団の立川流から出てることは、確かに凄いですね…。
私は仕事をしたことが何度もある関係で志らくさん推しなんですけど
「いやぁ~~、志らくさん!あんたがんばれよ!」と言いたくなりました。
良いものを魅せてもらいました。
次も独演会、大変ですがチケットゲットします。
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1月に見たエンタメ その2 錦笑亭満堂フェス
http://rokada.exblog.jp/242075753/
2024-02-02T19:19:00+09:00
2024-02-02T19:19:18+09:00
2024-02-02T19:19:18+09:00
AWAchampion
映画・演劇など
これが、ただの落語家のお披露目興行じゃなくて
なんと日本武道館でやっちゃったんです!
落語家が自分の主宰興行を武道館でやるのは
春風亭小朝師匠以来二人目の快挙だそうです!
え?誰よ?錦笑亭満堂って・・・?
とお思いでしょうが、この方、実は15年ほど前まで
末高斗夢という名前でエンタの神様とかに出てらした
ピン芸人さんだったのです。
もともとはダジャレ漫談の人でしたが
その方が、東日本大震災の後、気仙沼に慰問に行った先で
全然受けなくて、むしろ被災者の方に「もっと頑張れ!」と言われたことで
一念発起。
笑点のピンクでおなじみ三遊亭好楽師匠の元に入門して 一から落語家として
頑張った人なのです。
彼らが所属する 5代目圓楽党は、落語界でも非主流派。
なのでそこから出て来た久しぶりのスターという事で大盛り上がりでした。
何しろゲストとして出てきたのが
サンドウィッチマン・ナイツ・タイムマシン3号
東京ダイナマイト
ピコ太郎・DJKOO・AMEMIYA
ゆってぃ・紅ショウガ・そして渦中のスピードワゴン井戸田さん!
さらにダンスあり、自分が好きだったアイドル「チェキっ娘」の再結成アリ
それでいて 超大ネタの「芝浜」をやっちゃうんですから!
3時間半のフェスのつもりが堂々5時間越え!
いやぁ。伝説の日に立ち会えた気がしましたよ。
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1月に見たエンタメ その1「唐茄子屋~不思議国之若旦那」
http://rokada.exblog.jp/242075742/
2024-02-02T19:06:00+09:00
2024-02-02T19:06:33+09:00
2024-02-02T19:06:33+09:00
AWAchampion
映画・演劇など
まずは 私が映画版のディレクターをさせていただいた
シネマ歌舞伎「唐茄子屋~不思議国之若旦那」ですね。
水曜日の昼間に 松竹本社に併設している旗艦劇場
東劇に観に行ってきました。
この日は「応援OK」ということで
中村屋!だの 大和屋!だのを言ってもいい日だったのですが
観に行ったら、東劇は7割がたお客さんが入っていて
こっちがびっくり!
で、観たわけですが、2時間近く、お客さんから結構笑い声も出て
良い感じで盛り上がっていました。
もともとの宮藤官九郎さんの作られたものが素晴らしかったわけですが
それをストレスなく映像化できたというのは
私もエッヘンと誇って良いんじゃないでしょうかね?
で、エンドロールにはバッチリ私の名前が!
わははは。
パンフレットも買いましたよ
私の名前もちゃんと、一緒に舞台収録をやってくださった 田中慎一ディレクター(題名のない音楽会でご一緒しました)
の名前と一緒に載っていますね。えっへん!
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嬉し恥ずかし誕生日!
http://rokada.exblog.jp/242075734/
2024-02-02T18:53:00+09:00
2024-02-02T18:53:07+09:00
2024-02-02T18:53:07+09:00
AWAchampion
私 岡田倫太郎について
わははは。50代で迎える誕生日ですよ…。
わははは。なんか恥ずかしいですが、朝から色んなSNSでお祝いコメントを
頂いて、嬉しいやらお恥ずかしいやら…。
わたしと同じ誕生日なのは
劇団ひとりさん(お笑いタレント・映画監督)
天龍源一郎さん(プロレスラー)
加藤史帆さん(日向坂46)だそうです。
で、私53歳になったのですが
思い返せば 天龍選手が53歳の時に、新日本プロレスの夏のトーナメントで
最も過酷なプロレスイベントとして、世界中のプロレスラーから畏怖の念で
見られている「G1クライマックス」に、単身エントリーして
大暴れしていた年齢だったんですよねぇ。
あの時の天龍選手は30代の橋本真也とかと
バッチンバッチン殴り合いしてましたからね。
天龍選手はそこから20年現役でした。そう考えると私はもっと行けるという事です。
頑張りますよ!!
おかげさまでいつの間にか、例のごとく仕事が重なって
嬉しい悲鳴を上げております。頑張ります!!
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告知です NHK-BS「映画音楽は素晴らしいⅥ」
http://rokada.exblog.jp/242046729/
2024-01-13T09:40:00+09:00
2024-01-13T09:40:02+09:00
2024-01-13T09:40:02+09:00
AWAchampion
告知
今日2024年1月13日 21時から
NHK-BSにて「映画音楽は素晴らしいⅥ」の放送があります。
これは、映画音楽をオーケストラが演奏する後ろで
その音に合わせて編集された映画が、音とシンクロして流れるという
なんとも贅沢な、NHKらしい番組です。
私はその中の 要ともいえる
「音楽とシンクロして流れる映画」の編集 映像編集を担当しています。
是非ご覧ください!
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告知です シネマ歌舞伎【唐茄子屋~不思議国之若旦那】
http://rokada.exblog.jp/242045445/
2024-01-11T11:14:00+09:00
2024-01-11T11:14:52+09:00
2024-01-11T11:14:52+09:00
AWAchampion
告知
現在 全国松竹系映画館にて
シネマ歌舞伎 【唐茄子屋~不思議国之若旦那】という
宮藤官九郎さん 作・演出の新作歌舞伎が
映画化されて上演されています。
私、なんと縁あって、その映画版ディレクターを仰せつかり
映画クレジット デビューしてしまいました・・・。
わはははは。
映画版ディレクターって何するの?
とお思いでしょうが…
平成中村座の中のどこにカメラを何台置いて
どのカメラがどのしぐさを撮るのか?を決定し
舞台ファンに怒られない程度に
ちょいちょい編集をしております。
もちろん宮藤さんとも連携を取って
演出家さんも満足、役者さんも満足
そして何より大事な 観てくださるお客様も満足という
映画に仕上がったのでは?と思います。
是非ご覧ください
基本的には1月25日までだそうですよ!!
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2023年の答え合わせと、今年の抱負
http://rokada.exblog.jp/242037957/
2024-01-04T13:32:00+09:00
2024-01-04T13:32:13+09:00
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AWAchampion
私 岡田倫太郎について
今回もやってみましょう
まずは2023年初抱負の答え合わせから
1)Twitterでは「2023年までにキッズミュージカル映画を撮る」と書いています
これ・・・今年中に出来るかなぁ?やりたいですけどねぇ
→残念でした。映画自体は関わらせてもらったのですが・・・。
2)特別番組の大きいものを1本以上はやりたいですね
→これは微妙です。「どうぶつ引っ越し大作戦」は文字通り
企画から関わったので1本はクリアーですが、「アレグリア」も
やったので2本とカウントしていいのか?
まあおまけで達成にしておきましょう。
3)できればパペットを使った 子供用コンテンツを演出したいです
→これは「メルちゃんげきじょうmini」をやりましたから
達成でいいでしょう!
4)構成作家の仕事も増えてきました。テレビの構成作家もやってみたいですね
→これは残念ながらできませんでした。
5)今 イケてるラジオの仕事やりたいですね
→これも出来ていないですね
6)YouTuberの収入が一般的に減ってきたらしいです。若者をテレビの世界に
入れられるような 講義とか講演の仕事がしてみたいですね
→これもダメでした。
7)できれば法人化したいですね・・・。
→これもダメでしたねぇ
2023年は勝率が悪いかも? 2勝5敗と言ったところでしょうか?
さて2024年の抱負を書きます
1)自分の企画で番組を成立させる
2)長めの地上波の番組を演出する
3)ドラマ形式の番組を演出する
4)作家業も、テレビ番組で少し出来るようにする
5)ラジオの仕事も出来ればやる
6)講演会などができればやる
7)現在○○KGから5kG以上減量する!
わはははは、どうでしょうか?
正解は1年後・・・ですね
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