2008年 07月 05日
歌謡曲スタンダードナンバー その6 「月の浜辺」
今回は 岩崎良美の「月の浜辺」です。
岩崎良美は姉譲りの素晴らしい歌唱力とリズム感を持ちながら、どうしても
同期デビューの天才 松田聖子と、さらに天性のアイドル 河合奈保子の間に
はさまれて、アイドル時代は大きくブレイクすることが出来ませんでした。
彼女は「タッチ」で語られる事が多いのですが、実はこの「月の浜辺」(83年発売)や
「vacance」(82年発売)など 素晴らしい曲が多いのです。
この「月の浜辺」はいかにも尾崎亜美っぽい曲で、それを本当に伸びやかな歌声で
うまく表現しています。
聖子ちゃんに「天国のキッス」 河合奈保子に「夏のヒロイン」があるように
彼女はちょっと落ち着いた、この「月の浜辺」がいいのではないでしょうか?
http://jp.youtube.com/watch?v=4V83iqhvRCk
1983年 作詞作曲 尾崎亜美
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by AWAchampion
| 2008-07-05 00:11
| 歌謡曲スタンダードナンバー
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2008年 07月 04日
歌謡曲スタンダードナンバー その5 「ペッパー警部」
『歌謡曲スタンダードナンバー』 今回は ピンクレディの「ペッパー警部」です 。
もちろんスーパーアイドルピンクレディのデビュー曲にして代表作なわけですが、
本当にかっこいい曲です。
都倉俊一氏のアレンジは、バックトラックを聞くと ファンクミュージックになっていて
凄く黒人音楽の体温を感じる、かっこいい曲です。
特にボンゴとかのパーカッションと、ホーン隊のアレンジが泣かせます。
昭和50年の曲なので、今聞くとバックトラックの音圧が低いのが惜しいのですが、
これ、今デジタルリマスタリングして、バックトラックを上げたら、本当に
やばいぐらいの クラブミュージックになると思います。
今でも十分通用するすごい曲だと思います。
ちなみに 今回はyou tubeに転がっていた超貴重映像
なんと、キャンディーズとピンクレディが この「ペッパー警部」を5人で歌うという
すごいものです。これは、是非ご覧ください。
作曲 阿久悠 作曲 都倉俊一
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by AWAchampion
| 2008-07-04 23:20
| 歌謡曲スタンダードナンバー
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2008年 07月 01日
今「人類が消えた世界」を読んでます。
これは、今仮に、一瞬で人類が全て地球上からいなくなったら、都市はどのような
変化を遂げるのか?というルポルタージュなのですが、非常に秀逸です。
それによると全然知らなかった事実がいろいろと書いてあります。
例えばニューヨークは地下鉄に下水や雨水が流れ込むのを、人間が必死に管理して
なんとか食い止めている状態だそうで、もしそれがいなくなれば、36時間で地下鉄は
地下水脈に変化し、3日後にはニューヨークは水浸しになるそうです。
また、パナマ運河も、あのあたりは地球上でもっとも降水量が多い辺りだそうで、
人がいなくなると、雨季2~3回で、人造湖が決壊して、パナマ運河は再び埋まってしまう
そうです。
さらに、さらに・・。
19世紀に発明されたプラスティックは、きわめて分解されにくい分子構造を持っているそうで、
はっきり言ってしまえば、その発明から今日まで まだ1分子も自然に帰っていないそうです。
で、それはどうなっているのかと言うと・・・。
たとえ埋め立てても、雨などで染み出してしまったプラスティックは、やがて海で削られて
プランクトンぐらいの大きさになります。そうして魚の体に蓄積して、人体に入り
また、下水とともに海に帰ってきます・・。
そして・・・。実は太平洋のハワイとカリフォルニアの間に、海流が全く動かない海域があるそうで、そこにアフリカ大陸ぐらいの広大な広さで、発明以来200年ぐらいの全てのプラスチックが
たまっているんですって!
うわ~すごいですよねぇ。
他にも イギリスの「世界ではじめて化学肥料を発明した会社」の中にある研究所には
1823年・・・日本では江戸時代中期 から 毎年 畑の土と空気を5リットルビンに
密封して永久保存しているそうです。
だから、もしかしたら、その中に既に絶滅したと思われる雑草の種なんかが残っているかも?
みたいな話が載っていたりと、もう知的好奇心を刺激されまくりです。
とにかく、われわれ文系には全然知らなかった話ばかりで、
いつも電車の中で「ホントかよ!」と独り言を言いながら読んでいます。
みなさまもご一読をお勧めしますよ!
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by AWAchampion
| 2008-07-01 00:07
| ビックリしたもの
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2008年 06月 26日
yahooの検索で
ようやくyahooの検索で「岡田倫太郎」と打っていただくと
『岡田倫太郎HP』が表示されるようになりました。
是非そちらもご利用ください。
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by AWAchampion
| 2008-06-26 23:06
| Diary
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2008年 06月 26日
まんがくらぶ「新・自虐の詩」がすごいことに・・。
普通の4コマ漫画は大体「OLが冬になると焼き芋ばっかり職場で買う」とか「自宅のネコがひざから動かないから、足がしびれた」みたいな他愛も無い話が中心です。
それを、ボケ~っと読むのが好きなのですが、竹書房の「まんがくらぶ」に連載されている、業田良家の「新・自虐の詩」は異彩を放つ 展開となっています。
話は、未来の話。
主人公の大学生は、恋人型女性アンドロイドを小雪を買いました。
はじめは、「もっと金があれば、もっと良いアンドロイドが買えたのに」とかなんとか良いながら、ちょっと旧型で天然ボケ系の、心を持たない小雪となんとなく、平和に楽しく生活していました。
連載はここまでで1年ぐらいかかっています。
しかし、ある日株価が大暴落。
主人公とその一家は、借金を背負い、川の向こうにあるスラムへ流されてしまいました。
そこは、労働者がたこ部屋に押し込まれ、過酷な労働に従事している別世界。売春や臓器売買などが横行し、死ぬとその屍を燃やした熱で、川のこちら側の都市の発電をするという、悪夢のような町だったのです。
平和な街にぽつんと取り残されたアンドロイド小雪。
しかしそんな彼女になぜか「心」が芽生えました。
彼女は、元のご主人様が搾取されている事を、ネットワークで知り、
次第に怒りと悲しみと言う感情を知ります。
そして、ある日、銃を片手に橋を渡り、労働者達を解放するために立ち上がるのです。
コンピューターを駆使して、アンドロイドたちに呼びかけ、
「搾取しているものを倒そう!」と反乱を起こし、「富を再分配せよ!」「人の心を取り戻せ!」と叫びながら、次第に川向こうの労働者のマリア様となっていくのです。
しかし、そんな彼女に銃口が向けられて・・・。
↑ここまでは先月号でした。
はじめは、マッタリ未来アンドロイド恋愛4コマかと思っていたのに、
気がついたら、「戦艦ポチョムキン」になってました。
これが、「私ネコ好きです」とか「赤ちゃん育児日記」みたいなものの間に挟まってるんだから、いかに異質な4コマかと言うことが分かっていただけると思います。
7月4日に店頭に次号が並びますが、今からちょっと楽しみです。
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by AWAchampion
| 2008-06-26 22:32
| ビックリしたもの
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