人気ブログランキング | 話題のタグを見る

埋もれさせたくない歌謡曲の名曲を綴るコラム 歌謡曲スタンダードナンバー

今回は1971年の名曲 「また逢う日まで」です。

もともとはコーラスグループ ワンダーズの一員だった尾崎紀世彦が
ソロになって2曲目に放った、大ヒット曲です。

これは作詞が阿久悠 作曲は筒美京平という 大ヒットメーカー同士が
がっぷり四つで作り上げた、まさに昭和の歌謡界が生み出した、一つの頂点と言ってもいい
素晴らしい楽曲です。



ちなみにこの映像は、どうやら昭和49年ごろのNHKホールでの映像らしいですが、
舞台演出家が、何故かこの曲のバックダンサーに、アイビー調のチアガール風な
女の子達を入れたことに、テレビディレクターがむっとしたんでしょう。
極力バックダンサーを感じさせないような演出を施しています。
そこで、こんなヘンテコなカット割りになっているんでしょう。

私ごとですが、私が大変お世話になっているプロデューサーさんが、
この頃の尾崎紀世彦のマネージャーさん 三浦さんでした。
当時ナベプロ全盛の時代に、インディペンデントで活躍する歌手が
レコード大賞を取るというのは、まさに快挙だったそうです。

和製トムジョーンズと言われることもあります。

本家トムジョーンズが、ラスベガスのホテルで長期間興行を行っていたように
東京のどこかのホテルが、こういう実力派の歌手を抱えた劇場を持っていれば
もっと東京は素晴らしい街になると思うのですが・・・。


1971年 「また逢う日まで」 尾崎紀世彦  作詞 阿久悠 作曲 筒美京平
# by AWAchampion | 2008-11-01 00:03 | 歌謡曲スタンダードナンバー | Comments(0)

歌謡曲の埋もれさせたくない名曲を綴るコラム 「歌謡曲スタンダードナンバー」

今回は番外編です。

というのも取り上げるのは、泰葉の「フライディチャイナタウン」だからです。

この曲は、泰葉のデビュー曲にして代表曲という事で、特に最近彼女が
ワイドショーに出てくるようになってから、耳にすることが多くなってきています。

で、わたくし、別のブログも持っておりまして、そこで彼女のことを書いたら
それまで一日 100人ぐらいしか見られていなかったブログが、なんと
一日で10000人もいらっしゃるようになっちゃいまして、
彼女の悪い意味での注目度にビックリしております。

この曲は1980年に発表され、作詞は荒木とよひさ
(「めだかの兄弟」や、テレサテンの楽曲で有名ですね)
作曲は海老名泰葉 で、印象的なアレンジが井上鑑なんです。

この曲はとにかく出だしのパワフルなアレンジが、凄く印象的ですね。
もちろんメロディーも、当時の八神純子らの路線と言うか、非常に力強い
いい歌だと思います。



ただ、時代背景なんでしょうか、出だしの歌詞が

♪ 肩にぶつかる 人外 ウインクを投げる~

なんですが、
この「人外」(じんがい)という言葉。当時は「外人」と言う言葉に
差別的な意味があるといわれ始めた頃で、「じゃあ人外で」となって一瞬はやった
言葉だそうです。

ところが 今では「あのジンガイ」と言うと、これはものすご~く悪意がある
響きに聞こえます。もともとが人造語なので、スルーされていますが、言葉って怖いですね。

しかし、この曲を作った才能ある若い音楽家と、
先輩二つ目を25人もゴボウ抜きして、真打になった天才落語家のカップルが
25年後にこんな事になるなんて・・・。

泰葉は小朝に「三遊亭円朝」になれ!と言っていましたが、そんな事を言うと、
小朝が寝物語に泰葉に「オレの夢はあの、落語の神様 三遊亭円朝を継ぐ事だ」と
言っていた事がばれちゃうじゃないですかねぇ・・。

泰葉は本心で言ったのかもしれませんが、これで逆に 小朝の円朝襲名は
なくなりましたね。
# by AWAchampion | 2008-10-30 02:37 | 歌謡曲スタンダードナンバー | Comments(0)

今、衝撃的な速報が入ってきました。

あのロス疑惑 の三浦和義氏が 移送先のロス刑務所で
首を吊って自殺をしたそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000535-san-soci

どうしちゃったんでしょう?

なにしろあの三浦和義です。
80年代の バブルに湧く東京の 最大のトリックスターとして
世間から逃げまくった、 いわば「これがホントのスキゾキッズ」だった人ですよ。

(あ、スキゾキッズとは、80年代のニューアカデミズムの中で、80年代の象徴とされた
『物事に執着せず、逆に全ての物事から逃げ続ける存在』のことです。当時
浅田彰が著書で示して大ブレイクし、あのビートたけしも『お笑いとは絶対に捕まらない
運動の事である』なんて言っていましたね)

なんとなくですが、大きな意味で
日本のポストモダンの衰退の象徴のような気もします。

そんな大層な言い方でなくても、私は週刊文春で「疑惑の銃弾」キャンペーンが始まって
直後ぐらいから毎週文春を読んで、はや25年ぐらいになりますが、
一つの時代の大きな終わりという気がします。

とにかく三浦和義の行くところ行くところ、
「鏡張りの ラブホテル」だったり
「地下の SMスワッピングパーティー」だったり、
「セーターが一着10万円もする 輸入雑貨『フルハムロード』」だったりと
東京の当時の闇と胡散臭さの象徴みたいで、
それはそれで子供としては、

「な?なんだ?これ!」と思って読んでいた記憶があります。

今考えてみれば、一応一般人で、まだ刑が確定していない人物の
「SMパーティでの痴態の隠し撮り」とかが奥さんのヌードも含めて
普通にフォーカスに載っていたり、
三浦邸前に、5年間ぐらいワイドショーが常駐していて
毎日撮っていたり、
それに悪乗りして、演歌歌手が三浦邸前で新曲披露キャンペーンをやったりと
まあメチャクチャでしたね。

崔洋一監督の出世作
「コミック雑誌なんかいらない!」に本人役で出演していて、
内田裕也と絡むのですが、
それはそれは胡散臭かったのを覚えています。
# by AWAchampion | 2008-10-11 19:35 | ビックリしたもの | Comments(1)

自分で言うのもなんですが・・・。

先ほど 2005年10月~2006年3月までの 「セサミストリート」日本版を見てました。

あの頃は、対象年齢を下げる前の、物語が非常に濃い時期で、
しかも ストーリーが10分近くある時だったので、大人が見ても面白く出来ています。

あんまりDVDが出ていませんが、出れば面白いのにナァ・・・と残念に思います。

クッキーモンスターが、新作クッキーを食べ損ねて、
あまりにも食べたくなりすぎて、妄想の中でクッキーとワルツを踊る
「クッキーを探せ」

アーサーとピエールが漫才コンビを解消してしまうが、
やはり相方は重要だという事を学ぶ芸談
「アーサーとピエール コンビ解消」

巨大な岩の中にとらわれてしまった、ひよこを助けるために、
てこの原理で巨大岩を動かす、アクション巨編
「鳥のヒナ救出大作戦」

そして、2005年のクリスマス特集として全編ミュージカルで
描かれた名作「クリスマスだ~いすき!」

この辺は自分で言うのもなんですが、本当に面白いです。
視聴率だって、その頃はなんと、プリキュアぐらいあったんですから・・。
法律が許しませんから出来ませんが、上映会したいぐらいです。
なんとかDVD出してもらえませんかねぇ・・・。
# by AWAchampion | 2008-10-09 03:29 | 映画・演劇など | Comments(0)

埋もれさせたくない 歌謡曲の名曲を綴るコラム 「歌謡曲スタンダードナンバー」

最近ずっと女性歌手の曲が続きましたので、ここらで男性歌手を

水原弘 「黒い花びら」です。

この曲は栄えある 日本レコード大賞の第一回受賞曲として名高い名曲です。
しかし水原弘の、その後の人生の転落のせいか、実はあまり省みられることがありません。
その意味では、まさにこのコラムにぴったりと言えます。

水原弘については、村松友視が彼の評伝「黒い花びら」を書いています。
歌の上手い愚連隊が、その喉ひとつでのし上がり、やがて酒におぼれて
肝臓を病んでいく姿は、本当に一昔前の「芸能界」の様子を克明に記していると
いえるでしょう。

彼は他にも「黄昏のビギン」や「君こそわが命」などの名曲があります。

この曲は 作詞 永六輔 作曲 中村八大の「上を向いてあるこう」コンビです。
が、それとは違う、非常に退廃的でデカダンスの、「乾いた花」の美があると思います。

この黒い花びらのマイナー調の曲は、アウトローだった
彼が歌うからこそ黒い・暗い光を放つのでは
ないでしょうか。


1958年(昭和34年) 「黒い花びら」 作詞 永六輔  作曲 中村八大
# by AWAchampion | 2008-10-03 01:29 | 歌謡曲スタンダードナンバー | Comments(0)